信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

松本山雅交通安全カルタ贈呈式&生坂農業未来創りプロジェクト会議&上生坂上空からの風景

2021年11月30日 | 生坂村の報告

 30日(火)の午前中は日差しが届きましたが、夕方には雨が降り出し、夜遅くは強い雨となりました。

 

 午前10時からの生坂農業未来創りプロジェクト会議は、私から道の駅いくさかの郷は10月まで8月以外は前年対比で売上が伸びて、11月も売上が良いですが、これから閑散期になり売上が減少していきますので、皆さんからご提案等をいただき順調に運営していきたいと考えますし、人・農地プランの意向調査は、皆さんのご意見を反映させて提示しますので本日決めていただき、みどりの食料システムでは有機農業の取扱面積の割合を25%に拡大するなどの目標がありますので、当会議でその点も協議していきたいなどと挨拶をさせていただきました。

 

 協議事項は「道の駅 いくさかの郷」の9月の売上集計表、日別売上前年対比等の売上集計表、集客数と11月27日(土)迄の売上集計表の直売所での販売と前年度比較、9月収益分析表、月別収支一覧、12月の営業カレンダーなどについて概要の説明を受けました。

 

 10月の売上は前年度対比113%、集客数も120%であって、ぶどうが中旬頃まで出荷していただき売上が伸びたこと、11月27日までを見ると11月についても売上は昨年以上であること、今井他の収益分と買取販売収益分から事業管理費を引いても、経費等が賄える収益になったこと、12月は30日迄営業し、特産市は18日(土)に行うこと、天然鰤の販売を昨年と同様に行うこと、かあさん家は、10月に入ってぶどう販売が続いたこととテレビ放映の影響により、食堂もおやき関係も売上が増えて、11月も順調であることなどの報告も受けました。

 

 人・農地プランの意向調査については、「すぐ」は1~2年だから、後は3~4年と5~6年にすること、アンケートの中に有機農業に関する設問については、今後、農業懇談会などで話し合ったり、農協でも有機農業を進めるが、化学肥料の販売をしている現状もあり、有機農業はまだ意識が少ないので、今の段階では、農業懇談会などで話題提起からが良いと思うし、今農薬が大変値上がりしているので、経営上でコスト削減のため有機農業にシフトする農業者もいるかもしれないこと、アンケートは意見をいただいた点を手直しして進めることなどを協議し、当会議の視察研修報告書と収支決算書の説明もしていただきました。

 

 農協さんからの農業関連スケジュールについては、12月1日にちょっとだけ農業相談会、3日に野菜部会生産販売実績検討会、6日に青年部川手支部全体会議、15日に生坂支所農家組合長会議、17日に長野県農業再生協議会研修会、20日に農業機械講習会、21日に玉ねぎ採種部会川手支部実績検討会、ぶどう部会では、8日に支部役員会、13日にぶどう剪定講習会、23日に山清路ぶどう生産販売実績検討会などの報告をいただきました。

 

 午前11時40分からは、松本山雅FC交通安全かるた寄贈式が生坂小学校ランチルームで行われました。

 松本山雅FCさんとNTPトヨタ信州(株)さんのご協賛により、地域の未来を担う子どもたちの健全なる心身の育成を願い、交通安全について楽しみながら学ぶことを目的に、ガンズくん交通安全かるたが寄贈されました。

 

 松本山雅FC神田社長さん、NTPトヨタ信州(株)矢下取締役さん、私、古幡駐在さんから、本活動についての説明、会社の紹介、かるた取りで楽しみながら交通安全について学んでいただき、交通事故に遭わないようにしてもらいたいことなどの挨拶をいただきました。

 

 ガンズくんから、代表して5名の児童にかるたが寄贈されました。

 

 早速、4グループに分かれて、樋口教育長に読み札を読んでいただき、かるた取りを行いました。私も仲間に入れていただきましたが、児童達は取るのがなかなか早くて驚きました。

 

 最後は、北野校長先生からお礼のことばをいただいてから、みんなで記念撮影をしました。

 

 

 松本山雅FC神田社長さん、NTPトヨタ信州(株)矢下取締役さん、ガンズくんはじめ関係の皆さんには、生坂小学校までお越しいただき、交通安全かるた寄贈式を行っていただきありがとうございました。引き続き生坂村も交通安全に取り組んでまいりますのでご支援、ご指導のほどお願いいたします。

 

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝霧が少し晴れてきた上生坂上空からの風景を撮影しました。

上生坂上空からの風景

 

 その他生坂村では、小学校でALT・セレクト給食、中学校で立会演説会・選挙、生坂農業未来創りプロジェクト会議、例月出納検査などが行われました。


福祉センター運営委員会&上生坂上空からの風景

2021年11月29日 | 生坂村の報告

 29日(月)も晴れて心地良い空が広がり、朝晩は冷え込みが強く昼間も空気はヒンヤリしました。

 午後4時からは今年度第2回の福祉センター運営委員会を開催しました。

 久保田会長さんから、新型コロナウイルスの新型変異株が発見されたようですが、今足下では落ち着いた状況になっており、やまなみ荘は年末年始がかき入れ時ですから、皆さんから貴重なご意見をいただき、運営は厳しい状況ですが、みんなで前向きに取り組んでまいりましょうなどと挨拶をいただきました。

 

 私からは、新型コロナウイルス感染が落ち着いている状況であり、10月からお客さんも増えてきて、年末年始も今の状況が続くことを願うところであり、二人のいくさか大好き隊員が入りましたので、さらにお客さんにご利用いただけるように取り組んでいくところですが、上半期は大変厳しい状況でしたので,12月補正で繰入をお願いさせていただきますが、やまなみ荘は村民の憩いの場、交流の中核施設ですから、皆さんには引き続きのご理解、ご支援をお願いしますなどの挨拶をさせていただきました。

 

 協議事項の令和3年度(上期9月末現在)の運営状況について、月別事業実施状況と収入支出状況、各種商品券使用状況、長野県事業への参画状況、宿泊者数・日帰り宴会者数・入浴者数の推移、月別収入・支出比較、年度別主要収入額内訳などと、令和3年度の今後(下期)の運営について、予約状況、忘新年会(各種宴会)、年末年始、予算などについて、事務局から説明させていただきました。

 

 委員各位の質問と回答内容の概要は、国の民間への補助金の対象については、やまなみ荘は村直営ですので補助対象ではないこと、宴会の予約が順調な状況を継続していくこと、コートなどを掛けるところを用意するなど気配りが欲しいことについては、早急に衣紋掛けで対応させていただくこと、宴会コースは美味しくてボリューム一杯ですが、6,000円が基本であり、5,000円などにする場合については、お料理の品数などお客さんにより対応しているが、料理の単価は食材が値上がりしていて落とせないところですが、お客さんがお酒を多く飲まれる方は料理を少なめなど対応していること、食堂の料理で一般的なイメージと違うメニューは、工夫したことを説明して欲しいことについては、メニューを広げすぎていてコストが掛かっているので絞りたいこと、お風呂など値上げして良いものなどを協議していきたいこと、CMの検証については、ハチクの料理は好評でハチク餃子を道の駅いくさかの郷で販売しても好評だったので、来年もハチクの料理は製造販売したいこと、山村活性化対策支援事業では、専門家に検証していただいていること、CMを見たから来たよなど、アンケートにより集計を取ること、新型変異株が見つかり何とも言えないが、2月は売上が落ちるので企業回りなど、サービス券を持って営業することについては、顧客リストや割引券などについてやまなみ荘定例会で検討すること、やまなみ荘の改修については、今年度の申請は難しく、前に改築したときの農山漁村活性化プロジェクト支援交付金を今回も検討しているが、改修にプラスαをワーケーションやテレワークなどにするのか,今後もっと検討協議し申請していきたいことなどの協議をさせていただきました。

 

 本日の福祉センター運営委員会に引き続き、有志による意見交換会での美味しかったお料理です。

 

 やまなみ荘は、信州の安心なお店に登録され、新型コロナウイルス感染防止対策を講じて、美味しいお料理とおもてなしの心を持って営業していますので、皆さんのご利用をよろしくお願いいたします。

 

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、日の出の頃に万平集落に上がり、朝霧が立ち込めていた上生坂上空からの風景を撮影しました。

上生坂上空からの風景

 その他生坂村では、保育園で保小連絡会②、教育委員会定例会、全国町村議長会ヒアリング、献血などが行われました。


明科消防署・生坂村消防団中継送水合同訓練&高津屋森林公園上空からの風景

2021年11月28日 | 生坂村の取組

 28日(日)は朝霧が晴れて青空が広がり、朝晩は強く冷え込み、昼間も空気は冷たい体感でした。

 午前9時30分から、松本広域消防局明科消防署・生坂村消防団中継送水合同訓練が開催されました。

 今年2月に発生した下の田集落の火災のように、当村では中継送水が要求されることが多いことから、その技術の基本について知能と技術を習得するとともに、緊急時の防災体制に万全を期すことを目的として実施されました。

 

 開会式では寺島消防団長から、今回の講習会で消防団員全員に中継送水のポンプ取り扱い方を習得していただき、これから火災の発生が危惧されますから、団員各位が迅速に的確に消火活動ができるようにしていただきたいなどと挨拶を述べられました。

 

 私からは、団員各位の参集と日頃の消防活動、明科消防署の参加に対して謝辞を述べ、山あいの当村では中継送水は重要でありますので、今回の訓練会で技術のレベルアップを図っていただき、引き続き村民の皆さんの安全安心な生活を守っていただきたいなどと挨拶させていただきました。

 

 開会式後に明科消防署平林署長から中継送水の方法と考え方について、ポンプの性能やポンプ操作方法の注意点などを詳しく教えていただきました。

 

 団員各位は計画通りの配置に着き、小型ポンプにはコワレンゾーと二股の放口を付けて、ポンプに加わる過大圧力を検知し、安全弁によって圧力変動を開放したり、送水口で調整したりして、ポンプとホースを守って順調に送水していました。

 

 

 今回の中継送水合同訓練にあたり、水利から火点まで各分団と明科消防署の連携により、中継送水が予定通り実施できましたことに感謝を申し上げます。

 生坂村消防団としては、火災の対応は勿論ですが、豪雨による土砂災害や浸水被害対応など、消防団活動も多岐に渡っており、日頃の訓練を通して有事の際に対応できる技術の習得により、地域防災力の強化、災害に強い村づくりにご尽力いただきますようお願いいたします。

 

 閉会式では明科消防署平林署長から、団員の皆さんの操作で中継送水訓練が予定通りでき、生坂村の様な山間地では必要な訓練ですし、実火災の時には、生坂村消防団と連携して消火活動をしなければなりませんので、今回の中継送水技術を習得していただきたいなどと講評をいただきました。

 本日参加していただいた消防団員各位、明科消防署の皆さん、消防委員長など関係者に御礼を申し上げます。

 

▽ 毎朝恒例の風景は、高津屋森林公園に行き、朝霧が深く立ち込めている上空からの風景を撮影しました。

高津屋森林公園上空からの風景

 


やまなみ荘のチラシ&信濃十名勝「山清路」の風景と「山清路伝説」

2021年11月27日 | 生坂村の報告

 27日(土)の朝は雪がチラつきましたが、次第に日差しが届いてきて、変わりやすい天気の寒い一日でした。

 11月全戸配布のやまなみ荘のチラシをご覧ください。

 11月のチラシの内容は、海鮮丼フェアを12月2日(木)から26日(日)までの営業日に毎日開催、刺身盛皿・オードブルの予約受付、やまなみ荘の年末年始プランの鍋コース+宿泊セット、おかえりプランなどのお知らせです。

 

 11月から12月も、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底し、美味しいお料理とおもてなしの心で、忘新年会プラン、ひすいそばの新そば、海鮮丼フェア、地酒祭りなど色々な企画により、皆さんのお越しをお待ちしております。

 

▽ 毎朝恒例の撮影は、雪やみぞれが降ったり止んだりする中、駐車場整備を進めているところから、山清路隧道の外側、修繕していただいた生坂橋、旧山清路橋から新山清路橋とグルッと歩いて、信濃十名勝「山清路」の風景を撮影しました。

信濃十名勝「山清路」の風景

 

 主要地方道県道大町麻績インター千曲線の山清路大橋が完成し、旧道になった県道部分を、松本建設事務所により、法止工、舗装・橋梁の修繕などの整備をしていただきました。

 

 北アルプスの名峰「槍ヶ岳」を源とする犀川は、松本盆地を北流し長野盆地の川中島で千曲川と合流する河川でして、その流れはところどころで蛇行しながら、美しい峡谷である「犀峡」を造り出しています。

 

 犀川は生坂村で、支流の金熊川、麻績川と合流するところが「山清路」と呼ばれる景勝地になっていて、この地は、民話『犀龍と泉小太郎』の山清路伝説の場所なのです。

 

 

「山清路伝説」

 松本平は太古、一面に湖であった。ここに犀竜が住んでいて、白竜王(日輪、大日如来の化身)との間に泉小太郎が生まれ、泉小太郎に自分の姿を見られることを恥じて、湖水に隠れてしまいました。

 

 泉小太郎は母の行方をたずね歩き、やっと熊倉の下田奥の尾入沢(松本市島内と安曇野市豊科田沢の境)でめぐり会うことができました。

 犀竜は「我は諏訪大明神の化身である。氏子を繁栄させたいと思う。背中に乗りなさい。この湖水を突き破り平地とし人里にしたい」と言いました。

 泉小太郎はいわれるままに尾入沢から犀竜に乗り、山清路の大岩を突破し、水を越後の海に流し落として、松本平を肥沃な人里としました。

 この後、犀に乗った所を犀乗沢、そこから千曲川までの川筋を犀川というようになったと伝えられています。

 

 山清路は泉小太郎が一番苦労して突破した難所であり、そのおかげで生坂の地も人里と なりました。かつては、感謝とこの地の発展を祈って毎年5月に犀竜小太郎祭が盛大に行われていました。

 

 山清路という地名は、昔この付近に山(三)清寺という寺があったことからつけられたといわれ、今も寺跡があります。山清路の名勝は明治以降、犀川下りの人々により有名となり、昭和3年新愛知新聞社 主催により、信濃十名勝の第二番に選ばれました。

 昭和62年には朝日新聞社、長野県、テレビ信州、森林文化協会の公募により、長野の自然100選の一つに認定されました。

 

 当村としても山清路のVR動画、パンフレットの製作、看板の修繕、百体観音の遊歩道の整備、駐車場整備などを行い、山清路を当村北部の観光名所にするため取り組んでまいります。

 本日生坂村では、竹林整備講習会、少年少女サッカー教室、少年少女バドミントン教室、まつもと圏域移住体験オンラインツアー、地域未来塾などが行われました。


棚の平公園上空からの風景&長野県町村会国への要望活動

2021年11月26日 | 生坂村の風景

 26日(金)は日差しが届いても昼間も風が冷たく、夕方からは一段と冷え込んだ寒い一日でした。

▽ 毎朝恒例の写真は、棚の平公園に行き、朝霧が立ち込めていた上空から360度の風景を撮影しました。

 

棚の平公園上空からの風景

 

 午前7時30分からの県関係国会議員12名の皆さんへの面談の提案・要望は、最初に県町村会 羽田会長さんから、町村会で協議して提案する24項目の内、重点提案9項目の「大規模災害からの復旧・復興と災害に備えた公共事業の推進」「安心・安全な住民の暮らしの確保」「情報化施策の推進」「国民健康保険及び介護保険制度の円滑な実施」「農業・農村対策の推進」の6項目に対して説明されながら要望いたしました。

 

 次に、県町村議長会 渡邊会長さんからは、町村議会の関係の要望「議会の機能強化」「議員のなり手確保」と「地域経済活性化対策の推進」「道路等交通網の整備促進及びインフラ老朽化対策の充実」「河川・砂防施設の整備促進」の5項目に対して説明され要望しました。

 

 それぞれの県関係国会議員12名の皆さんから、提案・要望事項に対しての回答、新経済対策の新型コロナウイルス対策、経済の活性化、防災・安全対策、来年度の予算編成、規制緩和、環境の保全、防災・減災、国土強靱化対策、医療・福祉体制の充実、デジタル田園都市、農業農村の振興、地方創生、2050年カーボンニュートラル、環境専門部署の設置、高速道路の整備、地方創生臨時交付金、ワクチン接種、議員のなり手不足、厚生年金の加入と兼職制限、会計年度任用職員問題、18歳以下を対象にした10万円給付、カード普及のマイナポイント、情報セキュリティ対策等々についてお話を伺いました。

 

 議員のなり手確保について、篠原衆議院さんから、生坂村議会議員の55歳以下30万円の報酬について賛同され、差額分を国費で賄うべきなどの話がありました。

 その他我々からは、林業振興の施策について、リニア新幹線の工事関係について、米の生産調整をしないことなどについて意見交換をさせていただきました。 

 

 

 県関係国会議員への面談要望後、私は建設部会長として、平林副会長さん、藤巻理事さん、山村監事さん達と一緒に、国土交通省、農林水産省省へ要望に行きました。今年度は新型コロナウイルス感染防止対応で、人数を絞り2箇所だけの要望活動になりました。

 

 国土交通省 技術審議官 廣瀬昌由氏に「中部横断自動車道、中部縦貫自動車道、三遠南信自動車道の早期整備を図ること」「国道、県道及び市町村道の均等ある整備促進や安全確保を図るとともに、町村が必要とする道路整備を計画的に実施できるよう、社会資本整備総合交付金及び防災・安全交付金の必要額を確保すること。また、重点配分の決定に際しては、町村の意見を十分反映すること」などを要望しました。

 

 農林水産省 大臣政務官 下野六太氏に「農業の多様な担い手確保に向け、新たに農業を志す全ての人が農業次世代人材投資資金の交付対象となるよう対象要件の緩和を行うとともに、必要な財源を確保すること」などを要望しました。

 コロナ禍が落ち着いてきても例年通りの要望活動はできませんでしたが、要望の実現に向けてそれぞれの立場で、要望内容の活動を出来る範囲で行っていかなければならないと感じました。今後も町村等で防災・減災、災害に強い地域づくりにより、住民の安全安心な生活を守るために頑張ってまいりましょう。皆さん、お疲れ様でした。

 

 その他生坂村では、小学校で授業参観日・給食試食会(5年)・ALT・学校保健委員会、児童館で学童お下がり会、定期監査、健康応援隊、民生児童委員協議会、楽園信州移住セミナー「農ある暮らし」などが行われました。


小舟集落周辺からの風景&農水省事業打合せ

2021年11月25日 | 生坂村の風景

 25日(木)は日差しが届いても風があり昼間も寒い一日でした。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、小舟集落の犀川対岸に行き、生坂ダム湖や小舟周辺などの風景を撮影しました。

小舟集落周辺からの風景

 

 本日は朝、役場に出勤し朝礼と決済を済ませ、長野県町村会国への要望活動などのため電車で東京に向かいました。

 午後2時からは、平成27年度からの農村集落活性化支援事業でお世話になりました藤田課長補佐さんに会いに農水省に伺いました。

 今藤田さんは、農林水産省 農村振興局 農林政策部 都市農村交流課の課長補佐であり、農村政策部 山口部長さんと地域振興課 中山間地域・日本型直接支払室 岩下室長さん、都市農村交流課の根井推進係長さんにお会いし、各種事業について説明していただきました。

 

 最初に、農林地の保全と地域運営組織の形成(農村RMO形成の推進)について説明を伺いました。

 農村RMOは、中山間直払いや多面支払いの組織などの農林地の保全活動を行う組織を中心に、地域の多様な主体を巻き込みながら、地域資源を活用した農業振興等による経済活動を展開し、さらに農山漁村の生活支援に至る取組を手がける組織へと、省庁横断的に発展させていくことが重要であるとのことで、当村も両組織が村内にありますので振興課で検討できると思いました。

 

 また、農山漁村振興交付金の中で、農山漁村関わり創出事業、農山漁村発イノベーション等整備事業、農泊推進対策、農福連携対策、最適土地利用対策、情報通信環境整備対策等々の事業があり、当村がどの様な事業を実施したいかによって、その対象事業がありますので相談するように言われました。

 現在当村は、山村活性化支援交付金事業を行っており、来年度が最終年度になるため、その後の事業や平成20年度にやまなみ荘を改築した「農山漁村活性化プロジェクト支援交付金事業」などについても話し合いをしました。

 

 午後5時30分からの打合せ会議は、明日の県関係国会議員への面談要望と、町村会の重点提案・要望について、関係省庁への要望活動の説明を受けました。早朝からの県関係国会議員への面談要望の後、私は建設部会長として、平林副会長さん、藤巻理事さん、山村監事さん達と一緒に、国土交通省、農林水産省へ要望に行く班になりました。町村会理事としての要望活動ですので、長野県町村会の重点要望等をしっかりと要望してまいりたいと思います。

 

 本日生坂村では、小学校で金管練習、中学校で期末テスト(1,2年)、離乳食教室&2歳児教室、農業委員会・農地パトロール、定期監査、少年少女サッカー教室などが行われました。


草尾周辺の風景&簡易水道有収率対策プロジェクト会議&県と市町村との協議の場

2021年11月24日 | 生坂村の風景

 24日(水)はどんよりした曇り空で、朝晩は冷え込み、昼間も暖かな服装が必須な寒さでした。

 

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、堤防強化と堆積土搬出の工事模様や草尾などの風景を撮影しました。

 

草尾周辺からの風景

 午前10時からの簡易水道有収率対策プロジェクト会議は、各個所の漏水対応などの前回会議からの流れ、各ポンプ施設の運転時間の比較、上生坂第1・第2配水池流量比較、下生野第1・第2配水池流量比較、配水量と使用量の比較、安曇野市受水量比較などについて説明を受けました。

 

 10月の有収率70%を切ってしまいました。やはり、寒くなるにつれ、漏水が各所で発生したことが原因のようですが、どうにか有収率を維持向上していくためにどう取り組んでいくか話し合いました。

 大町系統の有収率の低下は空気弁を調査し対応すること、11月は秋の火災予防運動で消防団の消火栓点検時において開閉の確認方法を徹底すること、冬場は仕切弁で止めるようをお願いすること、漏水はどちらかというと上生坂から南方面が多いこと、漏水対応が早いので良いが、今後地区を絞って調査ができないか設計業者と相談すること、来年度は配水池の築造に1億円くらい掛かってしまうこと、超音波系の流量計を付けて調査するか検討すること、下生野・小立野・日岐地区を敷設替えするか、基本計画の策定中であり、データを渡して地区を絞ってもらうこと、11月・12月の対応は早速漏水調査し、消火栓の更新工事は、29日から工事実施であり、消火栓の点検もすること、消火栓の老朽化で閉めるのにきついものもあることなどを協議しました。

 今、第1配水池の老朽化・耐震化の来年度の事業実施に向けて設計をお願いしており、小立野配水管敷設替え工事は、入札を済ませ今年中に工事を終了していただき、更に来年度に向けて、経営戦力などに沿って計画的に進めるために、当会議で様々な検討協議を行いますので、引き続き国、県のご指導、ご支援をよろしくお願いいたします。

 

 午後3時15分からは、Web会議で第22回「県と市町村との協議の場」が開催され、県町村会理事として出席しました。

 

 阿部知事さんから、県と市町村との協議は22回になり、色んなテーマに沿って協議をし、具体化してきたものもあり、新型コロナ対策も市町村長の皆さんと同じ方向を向いて進めているところであり、今日の少子化対策をしっかり行っていかないと地域の活力に関わってきますから、子ども達へのサポート支援が重要となってきているので、県と市町村と共有して取り組んでいきたいなどの挨拶で始まりました。

 

 意見交換では、少子化対策について、県民文化部 こども若者局 野中局長さんから「少子化の現状」、「少子化対策の現在の取組について」、県・市町村「子ども・子育て支援策」についてなどの説明を受けて意見交換をしました。

 

 魅力ある子育て環境の更なる充実に向けた、県と市町村が連携した取組や結婚支援など少子化対策につながる県と市町村が連携した取組などが話し合われ、長野県の豊かな自然を活かした特色ある子育て支援、回数制限等がない不妊治療費の全額補助、首都圏との格差是正の最低賃金の上昇、18歳までの福祉医療費の無償化、イングランドなど先進地の取組、中山間地域の通学補助に対する支援、長野県立大学の大学院の開設、男女共同参画の取組の推進など多岐に渡りご意見等があり、私からは保育園、小・中学校の給食費の無料化、結婚祝金、出産祝金、入学祝金など各種子育て支援に対してどこまで厚遇するべきかと、国の教育により核家族化を是正して、昔のように長男が後を継いで結婚出産すれば、田舎の人口はそんなに減少しないと思うことなどを申し上げ、阿部知事さんから回答をいただきました。

 

 報告事項として「長野県過疎地域持続的発展方針・計画について」「持続可能で最適な地域公共交通システムの構築について」「次期総合5か年計画の策定について」説明があり、次回は来年5月を目途に開催することになりました。

 

 今回の協議の場も、阿部県知事さんと担当部長さん達と我々市町村長とで、少子化対策を中心に協議をし、今後来年度から取り組める案件、検討を深めていく取組など、様々な協議ができまして有意義な会議になりました。

 

 その他生坂村では、中学校でアウトメディアチャレンジデー、児童館でスポっちゃおう・しょうぎ教室、村工事開札、定期監査などが行われました。

 


2021イクラン!!松本山雅FC

2021年11月23日 | 生坂村の催し

 23日(火)は朝霧が立ち込めましたが、徐々に晴れて穏やかな空が広がりました。

 午前9時からは、今回も松本山雅FCの皆さんからご支援をいただき、恒例の水鳥マラソン大会を大きくした2021イクラン!!松本山雅FCの始めの会が行われました。

 

 今年度も新型コロナウイルス感染防止対策のため開会式は行わず参加者に向かって、私からは、多くの皆さんのご参加と神田社長さんはじめ松本山雅FCの皆さんのご参加をいただき、天気にも恵まれて盛大に開催できましたことに感謝を申し上げ、練習の成果を発揮して良い成績を目指すとともに、犀川の爽やかな風を受けながら楽しく走ってくださいなどと挨拶をさせていただきました。

 

 松本山雅FCの神田社長さんからは、松本山雅の成績が振るわないことに謝辞を述べられ、残り2試合を勝利して残留することを誓うとともに、我々も参加し皆さんと一緒に走り汗を流すことによって、イクランを盛り上げることになり、生坂村との連携が更に発展し地域貢献による活性化につなげてまいりたいなどの挨拶をいただきました。

 

 松本山雅FCの神田社長さん達と太田議長と私で「ワンソウル!」の掛け声で記念撮影をしました。

 

 今回は3kmコース、5kmコース、10kmコースの3種目のコースで走ってもらいました。

▽ 午前9時20分に、神田社長さんの号砲で3kmコース49名の子ども達と保護者などが元気に飛び出しました。

 

▽ 午前9時25分に、ホームタウン担当の片山さんの号砲で5kmコース22名の子ども達と大人達が元気に飛び出しました。

 

▽ 15分過ぎ頃からトップのランナーが来て、その後続いて3kmと5kmコースの皆さんがゲートをくぐってゴールへ向かって走っていった模様です。

 

 3kmと5kmのコースの参加者は、小学校から保護者や大人達が一緒に走るクラスで、みんな一生懸命に汗をかいて頑張って走っていました。

 

▽ 10kmコースに参加された長野県の職員の皆さんや長野国道事務所の職員の皆さんの走る前と走り終わった時の記念撮影です。

 

 

▽ 午前10時5分に私の号砲で10kmコース86名の選手が一斉にスタートを切りました。

 

▽ トップの方は35分台でゴールし、40分過ぎから次々と10kmコースの選手が走ってきたところを撮影しました。

 10kmコースは、ゴールしても余裕のある健脚の方と、ゆっくり走ったり、苦しそうにゴールする方など、それぞれに頑張っていました。

 密になることを避けるため、閉会式も行わず、各種目と男女別で、ゴールされた選手の皆さん全員に、直ぐに記録証と参加賞を差し上げ、そのまま解散していただきました。

 

 今年もコロナ禍で心配でしたが、予定の人数の皆さんに参加していただき、松本山雅FCの皆さん、多くの分館長、スポーツ推進委員など競技役員の準備と運営等のお陰で開催することができました。参加者、松本山雅FCと競技役員の皆さんなど関係の皆さんに感謝を申し上げます。

 

 

▽ 毎朝恒例の撮影は、朝霧が立ち込めていた日岐周辺から犀川や山々の風景を撮影しました。

日岐周辺からの風景

 

 本日生坂村では、県産食材食べて応援事業商品引き渡しもあり、我が家は信州プレミアム牛肉、信州サーモン、信州黄金シャモを購入しまして、クリスマスやお正月に食べるのが楽しみです。


議会運営委員会&雲根集落周辺からの風景

2021年11月22日 | 生坂村の風景

 22日(月)は昼頃から雨が降り出し、かなり強めに降る時間帯がありましたが、夜8時前には止みました。

 午前10時からの議会運営委員会は、第4回 議会12月定例会の提出議案の概要説明をした後、12月定例会の日程等を決めていただきました。

 

 12月8日(水)午前10時開会、10日(金)午前10時から総務建経常任委員会、14日(火)午前10時から社会文教常任委員会、一般質問は定例会の日程の早めに行うことになり、9日(木)午前10時からとなり、16日(木)に委員長報告・質疑・討論・採決などを行い最終日とし、通告締切は11月29日(月)正午迄、答弁書の提出は12月6日(月)正午迄で、全員協議会は、2日(木)、16日(木)などの日程を決めていただきました。

 

 一般質問の通告書提出は、締め切り日の一週間前から受け付けて、なるべく早く提出してもらい、質問内容が重なった場合などの調整をすること、反問権は試験的に進める上で、会議規則の改正や議長に反問権行使を申し出るかなどを今後詰めることになりました。

 

 新型コロナウイルス感染防止対策として、朝の検温、議場入口での消毒、適宜に議場の換気、マスク着用など、今までの定例議会と同様に実施すること、議会運営委員会では、やまなみ荘で反省会を実施する予定を決めていただいたこと、学校の記念碑の点検をすること、通学路の改善6個所については、要望済みの個所もあること、13日予備日にビデオ講習を見て、15日の予備日は談話室を開設すること、消火栓の塗り替えボランティアは、塗料の用意など総務課長と調整すること、視察研修は延期し、中央要望を実施し、要望事項は行政と詰めて、務台環境副大臣との環境ディスカッションをしたいことなどを話し合いました。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、山清路バイパス工事の新橋梁など雲根集落周辺からの風景を撮影しました。

雲根集落周辺からの風景

 

 その他生坂村では、小学校でICT授業公開・係内研究会、中学校で3年総合テスト④・集金日、新規採用地域おこし協力隊辞令交付、健康応援隊、少年少女サッカー教室などが行われました。


小立野乳房イチョウの風景

2021年11月21日 | 生坂村の風景

 21日(日)は薄雲が多いものの日差しが届いて穏やかな天気になり、昼間は過ごしやすい陽気でした。

▽ 毎朝恒例の撮影は、落葉が増えて黄色い絨毯になってきた小立野乳房イチョウの風景を撮影しました。

 

小立野乳房イチョウの風景

 

 小立野乳房イチョウは、長野県の天然記念物に指定されていて、高さ約35メートル、樹齢800年以上のイチョウの大木です。

 乳房堂の観音様に祈願してから葉を煎じて飲むと、母乳の出が良くなるとも言われています。

 

 毎年恒例の保育園児のイチョウ散歩が済み、黄色い絨毯で遊ぶ記事が掲載されていましたので撮影に行きましたら、イチョウに紅葉した葉が残っていましたし、落葉も進んで黄色い絨毯になっていて良い感じでした。

 

 本日生坂村では、令和4年度新規職員採用2次試験、地域おこし協力隊採用面接などが行われました。