やおよろずの神々の棲む国でⅡ

〝世界に貢献する誇りある日本″の実現を願いつつ、生きること、ことば、子育て、政治・経済などについて考えつづけます。

子どもにわかる言語論4 ~2 言葉はなにを表しているか(1)~

2009年12月31日 | 日本語について
2 言葉はなにを表しているか。 (1) 言葉は、人が知ることのできるなにかを表している。  1章で 「◆《言葉》=何かを表す記号のこと」と定義したが、この定義は、「言葉とは、人が、《それ》を《知って》、《それ》につけた《名前》である。」と言いなおすこともできる。  「言葉が生まれるとき」の物語にあてはめると、《それ》は【いー】(実物)であり、《名前》は「いー」ということになる。  男の子の一 . . . 本文を読む

子どもにわかる言語論3 ~1言葉が生まれるとき(2)~

2009年12月29日 | 日本語について
 前回の、言葉が生まれるときの物語「10万年前のできごと:[いー](想像)」を読んで、もしかしたら「いのしし」という言葉はそうして生まれたかもしれないなあ、と思えたでしょうか?  今回はその説明をしますが、その前に、これから「こどもにわかる言語論」に使う◆《特別な言葉》やカッコの役割についての約束をしましょう。 ◆《特別な言葉》=この論で使う特別な用語=筆者(私)が意味を決めている(=定義して . . . 本文を読む

子どもにわかる言語論2~1 言葉が生まれるとき(1)~

2009年12月24日 | 日本語について
1 言葉が生まれるとき ~10万年昔のできごと:[いー](想像)~  今から10万年ほど昔、山の中腹の大きな洞穴(ほらあな)に10人の一族が住んでいた。大人6人、子どもが4人。そのなかに、とてもかしこい10才ほどの男の子がいた。名前はまだない。人だけではなく、どんなものにもまだ呼び名(名前)はついていない。人はまだ《言葉》をもっていないのだ。  毎日の食べ物は、木の実や虫、魚や、つかまえやすい . . . 本文を読む

ブログを実名で書くべきか? /本校のインフル12/21

2009年12月21日 | ~h27 生き方/文明
○実名で書くべき論 1 通常は匿名者の意見や資料は、せいぜい参考程度の価値しかなく信用されない(できない)のが当然。理解して欲しいのなら実名で書くべき。 2 デマやいいかげんな記事を減らすことができる。 ●匿名がよい論 1 実名の場合、職場で不利益をうけたり、本人や自宅などへの嫌がらせを受けたりする可能性がある。 2 推理・推測の記事も書くことがあるが、一方的に誤解される可能性があり、匿名・ . . . 本文を読む

子どもにわかる言語論1 予定目次

2009年12月19日 | 日本語について
 33年前の昭和51年(1976)、佐賀県佐賀郡大和町(現佐賀市)の春日小学校で3年生の担任になっていらい、「国語」を教える者としておりおりに《言葉》について考えてきました。あと3ヶ月ほどで卒業するにあたって、それなりにまとめてみようと思い立ちました。  これから、シリーズで「言葉・日本語」について考えていきます。もともと学者ではないし、言語学の学術文献をきちんと読んでいるわけでもないので、なる . . . 本文を読む

国語の授業:子どもが飽きない音読法/本校のインフル12/17

2009年12月17日 | 教育2 国語・日本語教育
 10月2日の「小学校国語の授業、ささやかだけど、けっこう衝撃的な実験かも・・・」の記事で使っていた《音読活動の方法》をお知らせします。タイトルにはひかえめに「飽きない」と書きましたが、うまくいくと、「やめようとしない」「何時間でもしたがる」という状態になったことが何度もあります。 使っている4つの音読法は個々にはありふれていますが、システム(「楽しみ読み」)は筆者が20年ほどまえに開発 . . . 本文を読む

日本の大人は愚かになりつつあるのか?/本校のインフル12/15・16

2009年12月16日 | 教育2 国語・日本語教育
 久しぶりに(自己)ディベート形式で考えてみる。  できるだけ専門的用語を使わず、日常的言葉を使うことにする。 ■前提認識 1 人が「考える」ために使う道具は、言葉である。(「知る」・「感じる」ために使う道具は、目:視覚、耳:聴覚、手:触覚、舌:味覚、鼻:臭覚などの感覚器官) 2 「言葉」とは、ものやできごと、ようすなどを表す記号である。 3 考える力の主な要素は、脳内に持っている言葉の量と、言 . . . 本文を読む

在日米軍の辺野古基地を作るべきか?/本校のインフル12/14(月)

2009年12月14日 | ~h27 政治経済
 テレビ・新聞のなんというやかましさ・・・「騒いでなんぼ」のマスコミの習性はよく分かっているが、この頃の様子はその範囲を超えて異常な感じさえする。  筆者が最近いちばん納得させられた記事は、田中宇氏の「官僚が隠す沖縄海兵隊グアム全移転」。これを読むと、辺野古に基地を作るのは愚の骨頂と思えるが・・・  もういいかげんに目を醒まして、日本人としての誇りをもって、世界中の国と対等につきあえる国にしよう . . . 本文を読む

蜜蜂くんが戻ってきた! /本校のインフル12/11(金)

2009年12月12日 | ~h27 その他の記事
 写真の左下をごらんください。ピンボケですが、西洋蜜蜂が1匹写っています。なんと、1年ぶりの登場です!!  去年の冬から今まで、庭でまったく見なかったので、近辺ではもう絶滅したのか? と心配していました。  12月12日:朝の8時頃に、2匹が飛んできて小松菜の花の蜜を吸い始め、10時には10匹ほどに増えました。急いで古いデジカメで10枚ほど写したのですが、あとはみんな完ボケになっていて、この1 . . . 本文を読む

本校・唐津市・佐賀県の児童生徒のインフルエンザ罹患状況 10/13~12/10

2009年12月10日 | ~h27 その他の記事
 佐賀県では、ようやく減りはじめたのか? 11月7日からはほぼ毎日、新型&A型インフルエンザの大流行のようすをお伝えしています。 10月13日に佐賀県の情報収集システムが動き出してからほぼ2ヶ月たったので、これまでの増減を見てみましょう。 主に金曜日を取り出して調べます。 推定罹患者数・推定罹患率の順で示します。 ■本校、同一校区中学校、唐津市、佐賀県の推定罹患者数・罹患率の変化(10月13日 . . . 本文を読む

アメリカのあせり? 7:最終回/本校のインフル 12/8(火)

2009年12月08日 | ~h27 政治経済
※ご面倒でしょうが、11/29の記事から読んでください。 ■続続続続:佐賀新聞=共同通信の11/23日の特集記事が「はっきり言って、《噴飯もの》」と書いた理由    2 構成《4》=『元陸将:防衛大教授、山口昇氏の「核共有への異論」と、「田母神俊雄が提唱し、一部保守層の支持を集めた核武装論についての一蹴」』は、それこそが感情論では?  吉田氏はこの山口氏がとてもお気に入りのようだが、《4》は、 . . . 本文を読む

アメリカのあせり? その6/本校のインフル:まだ油断できない! 12/7(月)

2009年12月07日 | ~h27 政治経済
※ご面倒でしょうが、11/29の記事から読んでください。 ■続続続:佐賀新聞=共同通信の11/23日の特集記事が「はっきり言って、《噴飯もの》」と書いた理由    2 構成《2》の印象操作(世論操作)について  《2》の引用 「それから14年。米国では・・・、日本では『核廃絶の先頭に立つ』と誓う鳩山政権が誕生した。その一方で、北朝鮮の核実験や中国の核戦力増強を背景に日本国内に核武装論がくすぶる . . . 本文を読む

アメリカのあせり? その5/本校のインフル:いまだ衰えず 12/4

2009年12月05日 | ~h27 政治経済
※ご面倒でしょうが、11/29の記事から読んでください。 ■続続:佐賀新聞=共同通信の11/23日の特集記事が「はっきり言って、《噴飯もの》」と書いた理由   1 報告書にある「日本は核武装するべきではない」4つの理由(A~D)について その3 D「膨大な費用」・・・核兵器をたくさん持っている順に国名を挙げると:ロシア、アメリカ、フランス イギリス、中共、イスラエル、インド、パキスタ . . . 本文を読む

アメリカのあせり?その4/本校のインフル 12/2・3(水・木)

2009年12月03日 | ~h27 政治経済
※ご面倒でしょうが、11/29の記事から読んでください。 ■続:佐賀新聞=共同通信の11/23日の特集記事が「はっきり言って、《噴飯もの》」と書いた理由   1 報告書にある「日本は核武装するべきではない」4つの理由(A~D)について その2 C「近隣周辺国の懸念」・・・「日本が核武装したら周辺国が懸念するからすべきではない」という主張だが、話が逆で、今では日本のほうが《核保有周辺国=北朝鮮、 . . . 本文を読む

アメリカのあせり? その3 /本校のインフル 12/1(火)

2009年12月01日 | ~h27 政治経済
※ご面倒でしょうが、おとといの記事から読んでください。 ■おととい、佐賀新聞=共同通信の特集記事が「はっきり言って、《噴飯もの》」と書いた理由 1 記事の冒頭と最後のまとめで言及してある1995年の防衛庁の報告書「大量破壊兵器の拡散問題について」が最重要扱いされているが、その内容(=記事に引用してある部分)が古くて現在の情勢には対応していないうえに、筆者吉田氏によって都合よく《改ざん》されてい . . . 本文を読む