yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

蟻の菜園

2021-04-28 21:06:35 | ミステリー
柚月裕子さんの「蟻の菜園」を読み終わったところです。

婚活サイトを利用した連続不審死事件で逮捕された容疑者、冬香。並外れた美貌を持つ冬香の人生と犯行動機に興味を抱いた週刊誌ライターの由美は、彼女の過去を追うが…。

結構以前に世間で話題になった題材で、、、読み進めると既視感を覚えました。
これってドラマで見た覚えのあるシーンだけど?? ドラマになったのかなぁ?
いろいろ考えながら読んでしまいました。

婚活詐欺の問題だけど・・・どちらかというと児童問題という感じが強いお話でした。
今もこの時、泣いてる子供がたくさんいるかと思うと切ない。

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邪神の天秤 警視庁公安分析班

2021-04-27 19:49:48 | 時代小説
麻見和史さんの「邪神の天秤」を今日読み終えました。

爆破事件の直後、有力政治家が殺害された。臓器が抜かれ、心臓と羽根を載せた天秤が残されていた。捜査一課から公安部に異動したばかりの鷹野は、持ち前の推理力で事件と向き合おうとするが、公安は秘密主義が蔓延り…。

今まで捜査一課十一係にいた鷹野が望んで公安に行った・・・
私は公安についてのお話は好きじゃないので、どうしようかと迷ったのですが読んでしまいました。

なんか、解決しないで終わってるし、これって続くの?
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最後の証人

2021-04-27 19:33:11 | ミステリー
柚月裕子さんの「最後の証人」を昨日読み終わりました。

物的証拠と状況証拠のすべてが、被告人が犯人であることを示していた。やがて裁判は、誰もが予想しなかった驚くべき展開をみせ…。依頼人の言葉を信じる敏腕弁護士は、逆転無罪を勝ち取ることができるのか・・・

いや~~~なかなか面白かった!
しかし、佐方が弁護士になってたとは!  えーーー!です。
本作品は短編の連作ではなく長編なので読みごたえがばっちりでした。

そして極めつけは、終盤で明かされる、読者の思い込みをひっくり返してくれる手法!
面白かったです。
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検事の本懐

2021-04-26 14:43:33 | ミステリー
柚月裕子の「佐方シリーズ」の「検事の本懐」を先程読み終えました。

横領弁護士の汚名をきてまで、恩義を守り抜いて死んだ男の真情を描く「本懐を知る」ほか、骨太の人間ドラマと巧緻なミステリー的興趣が融合した連作短編全5編を収録。

先日読み終わった「検事の死命」が面白かったので柚月さんの本をあれこれと図書館に予約して借りてきたのですが、
どうもどれから読むのか順番的にはどうしたらいいのかがわからないまま・・・読んでます。

しかしどの短編も面白い、すごく面白くて読み止まりません。一気に読んでしまいました。
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ノースライト

2021-04-26 14:37:19 | ミステリー
横山秀夫さんの「ノースライト」を昨日の夜中に読み終えました。

一級建築士の青瀬が設計した新築の家。しかし、Y邸に越してきたはずの家族の姿はなく、一脚の「タウトの椅子」だけが浅間山を望むように残されていた。Y邸で何が起きたのか? 一家の行方は…。

読み始めてすぐに・・・「あっ、ドラマで見たお話だわ」と気づきましたが・・・
読みながら『そうそう、そうだった』と思い出していくけど、じゃぁ、それからどうなるかってのまでは思い出せないので
楽しみながら読み終わりました。
ドラマも丁寧に作られていて楽しんだ気がしますが、私は活字の方が好きですね。
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照降町四季(1)初詣で

2021-04-26 14:27:50 | 時代小説
佐伯泰英さんの新作シリーズ「照降町四季」の1作目「初詣で」を1週間前に読み終わりました。

雪降る照降町に「鼻緒屋」の娘・佳乃が帰ってきた。
駆け落ちして3年・・・
父親は病に伏し、店には見習いの浪人・周五郎がいた。

なかなかしっかり者の佳乃の頑張りが楽しみです。全4巻らしいので一気に話が進むかな。
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検事の死命

2021-04-18 17:05:12 | ミステリー
柚月裕子さんの「検事の死命」を昨日読み終えました。

郵便物紛失事件の謎に迫る佐方が、手紙に託された老夫婦の心を救う「心を掬う」、佐方の父の謎の核心が明かされる「本懐を知る」完結編「業をおろす」など、骨太の人間ドラマと巧緻なミステリー的興趣が融合した全4編を収録。

すごく面白かった。佐方があまりにもまっすぐすぎて危なっかしそうに見えるのに・・・毅然としていてかっこよすぎます。

ドキドキ感もあるし、逆転勝利の爽快感もあって超おススメ!
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いつの空にも星が出ていた

2021-04-18 16:54:49 | その他
佐藤多佳子さんの「いつの空にも星が出ていた」を2日前に読み終えました。

高校の先生、家業の電気店を継いだ若者、少年野球のピッチャー、洋食店のシェフ-。一見つながりのない人たちを結んでいる、強くてまっすぐな気持ち! 熱くてかぎりなく純粋な、人生と応援の物語。

横浜ベイスターズ・・・今はDeNAベイスターズ・・・その昔は大洋ホエールズファンに贈る1冊です。
読み始め、「え??何この本、ベースターズのファンのための本?」って思いました。
佐藤多佳子さんのバリバリのファンなんでしょうねぇ。

ほぼ野球に興味ない私ですが、なかなか面白かったです。電気店を継いだ若者といい加減な若者との共同生活の話は好きです。
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書店員と二つの罪

2021-04-13 19:50:24 | ミステリー
碧野圭さんの「書店員の二つの罪」を3日前に読み終わりました。

書店員の椎野正和は、ある朝届いた積荷の中に、少年犯罪者の告白本があるのを知って驚く。女子中学生が惨殺されたその事件は、正和の同級生が起こしたものだった。その本を読んだ正和は、ある違和感を覚えるのだが…。

神戸で起きたあの事件を題材にしてるのは見え見えなお話でした。
なんでこれを取り上げたのかなぁと思いながら読み終えましたが・・・ちと怖いなぁ。
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ウツボカズラの甘い息

2021-04-13 19:44:44 | ミステリー
柚月裕子さんの「ウツボカズラの甘い息」を4日前に読み終えました。

殺人と巨額詐欺。交錯する2つの事件はやがて、人の狂気を炙り出す…。日常生活の危うさ、人間の心の脆さを、圧倒的なリアリティーで描くミステリー長篇。

面白かったです。どこかで読んだ話だなぁと思いながらも一気に読んでしまいました。
読み始めてすぐに「騙されてる、騙されてる」って思いながら読んでしまいました。
哀れ・・・かな?
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