堂場瞬一さんの「警視庁追跡捜査係」シリーズの「脅迫者」を二日前に読み終えました。
高田郁さんの「みをつくし料理帖特別編」の「花だより」を3日前に読み終えました。
大坂に帰った澪と野江。そして澪と一緒になった源斉。
そして江戸で暮らす「つる屋」の面々、小野寺夫妻。
本当に懐かしい面々が姿を見せてくれて嬉しい。
懐かしさいっぱいで楽しく読みました。
しかし、小野寺夫妻がこの特別編に登場するとは思いませんでした。
もう特別編その二はないんでしょうねぇ。
大坂に帰った澪と野江。そして澪と一緒になった源斉。
そして江戸で暮らす「つる屋」の面々、小野寺夫妻。
本当に懐かしい面々が姿を見せてくれて嬉しい。
懐かしさいっぱいで楽しく読みました。
しかし、小野寺夫妻がこの特別編に登場するとは思いませんでした。
もう特別編その二はないんでしょうねぇ。
山口恵以子さんの「婚活食堂」を読み終えました。
元占い師の女将が営む東京・四谷の「めぐみ食堂」には、今宵も常連客が訪れる。バツイチ、歳の差、国際結婚…。様々な恋の悩みを抱える男女を優しく包み込むハートフルストーリー。
美味しそうな一品が登場するのでおなかが空きます。
しかし、お話自体はそれぞれについてさほどに深くは突っ込んで書いてなく、さらっと流した感じの1冊になってます。
ちょっと物足りなさが残ります。
元占い師の女将が営む東京・四谷の「めぐみ食堂」には、今宵も常連客が訪れる。バツイチ、歳の差、国際結婚…。様々な恋の悩みを抱える男女を優しく包み込むハートフルストーリー。
美味しそうな一品が登場するのでおなかが空きます。
しかし、お話自体はそれぞれについてさほどに深くは突っ込んで書いてなく、さらっと流した感じの1冊になってます。
ちょっと物足りなさが残ります。
あさのあつこさんの「弥勒」シリーズの八作目になる「雲の果」を今日読み終わりました。
心に虚空を抱える同心・木暮信次郎と、深い闇を抱える商人・遠野屋清之介。殺された女と焼けた帯、病死した男と遺された帯。謎めいた帯の奇妙な繫がりが、因縁の男達を突き動かす!
小暮と遠野、そして伊佐治。この関係が読むほどに背中がぞわぞわするんだけど、何故か目が離せない、目が逸らせない・・・なんとも危ない雰囲気・・・ホント、癖になる読み心地なんですよ。
次回作では、あさのさん、何を仕掛けてくるのか・・・怖くもあり楽しみでもあり。
心に虚空を抱える同心・木暮信次郎と、深い闇を抱える商人・遠野屋清之介。殺された女と焼けた帯、病死した男と遺された帯。謎めいた帯の奇妙な繫がりが、因縁の男達を突き動かす!
小暮と遠野、そして伊佐治。この関係が読むほどに背中がぞわぞわするんだけど、何故か目が離せない、目が逸らせない・・・なんとも危ない雰囲気・・・ホント、癖になる読み心地なんですよ。
次回作では、あさのさん、何を仕掛けてくるのか・・・怖くもあり楽しみでもあり。
碧野圭さんの「書店ガール」シリーズの最終編「旅立ち」を3日前に読み終えました。
愛奈、彩加、理子、亜紀の4人の書店ガールのこれからを描いた四つの短編からなっています。
私は理子さんのお話が良かった・・・と言うかなんかありそうで切なくて・・・
亜紀さんのこれからって幸せそうで、なんかお話的にはもう一つかなぁ。
愛奈、彩加、理子、亜紀の4人の書店ガールのこれからを描いた四つの短編からなっています。
私は理子さんのお話が良かった・・・と言うかなんかありそうで切なくて・・・
亜紀さんのこれからって幸せそうで、なんかお話的にはもう一つかなぁ。
誉田哲也さんの「姫川シリーズ」の「ノーマンランド」を昨日読み終えました。
同僚の殉職を経験し、心身に疲弊の残る姫川玲子が入ったのは、葛飾署管内で起こった若い女性の殺人事件捜査本部。心機一転、捜査に集中する玲子だったが…。姫川玲子シリーズ。
今回は誉田さんの主義主張がくっきりと反映されたお話です。
北朝鮮の拉致問題と自衛隊の問題を絡めたところが小説の芯になっています。
いく筋かの話が交錯していくので、少々ついていくのが大変でした。
同僚の殉職を経験し、心身に疲弊の残る姫川玲子が入ったのは、葛飾署管内で起こった若い女性の殺人事件捜査本部。心機一転、捜査に集中する玲子だったが…。姫川玲子シリーズ。
今回は誉田さんの主義主張がくっきりと反映されたお話です。
北朝鮮の拉致問題と自衛隊の問題を絡めたところが小説の芯になっています。
いく筋かの話が交錯していくので、少々ついていくのが大変でした。
あさのあつこさんの「地に滾る」を昨日読み終えました。
藩政の刷新を願い脱藩した天羽藩上士の子・伊吹藤士郎は、江戸の大地を踏み締める。そこで貧し、迷い、慟哭しながら、自由に生きる素晴らしさを知り…。
読みながら、藤士郎や左京と言う名前に憶えがあり、このお話の前の作品を読んだことがあると何となく思うのですが、題名が思い出せないし、大筋も思い出せなくって・・・
あとで調べたら、「天を灼く」でした。
あさのさんが書かれる時代小説の中に生きる少年たちは、年若くして大人にならなくてはいけない健気さがいっぱいです。
どことなく「燐」を彷彿とさせるお話でした。
藩政の刷新を願い脱藩した天羽藩上士の子・伊吹藤士郎は、江戸の大地を踏み締める。そこで貧し、迷い、慟哭しながら、自由に生きる素晴らしさを知り…。
読みながら、藤士郎や左京と言う名前に憶えがあり、このお話の前の作品を読んだことがあると何となく思うのですが、題名が思い出せないし、大筋も思い出せなくって・・・
あとで調べたら、「天を灼く」でした。
あさのさんが書かれる時代小説の中に生きる少年たちは、年若くして大人にならなくてはいけない健気さがいっぱいです。
どことなく「燐」を彷彿とさせるお話でした。
堂場瞬一さんの「警視庁犯罪被害者支援課」シリーズの4冊目「身代わりの空」上下巻を今日読み終わりました。
富山空港旅客機墜落事故。死者20名、負傷者多数。村野秋生たち被害者支援課も総動員された。遺族のケアに奔走する村野は、一人だけ身元が分からない死亡者がいると聞かされる。
男の身元を調べていくと事態は思わぬ方向へ進んでいく。男は毒殺事件の指名手配犯だった・・・
とにかく複雑で上下巻2冊になってしまったのも頷ける内容でした。
なかなかこんがらがっていて読みごたえありでした。面白いかと言えば・・・どうだろう・・・堂場さんのほかの作品の主役級たちが次々に登場して、そういう意味の面白さもありますね。
富山空港旅客機墜落事故。死者20名、負傷者多数。村野秋生たち被害者支援課も総動員された。遺族のケアに奔走する村野は、一人だけ身元が分からない死亡者がいると聞かされる。
男の身元を調べていくと事態は思わぬ方向へ進んでいく。男は毒殺事件の指名手配犯だった・・・
とにかく複雑で上下巻2冊になってしまったのも頷ける内容でした。
なかなかこんがらがっていて読みごたえありでした。面白いかと言えば・・・どうだろう・・・堂場さんのほかの作品の主役級たちが次々に登場して、そういう意味の面白さもありますね。