いや~~こんなに長く放置していたとは・・・ちょっとさぼってるなぁとは思っていましたが。
ということで、5月に入って読み終わった6冊をあげておきます。
〇 堂場瞬一 「悪の包囲 ラストライン5」
このシリーズは前作から底に流れている事件が解決しないでずーっと来ていて、消化不良の感じです。
〇 佐伯泰英 「新・居眠り磐音 初午祝言」
なじみの登場人物に「お久しぶり」って声をかけてしまいそうな馴染んだ読み心地です。
〇 坂岡真 「鬼役 三十三 継承」
やっとここにきて卯三郎に跡目の継承です。しかし、主役の座は「裏鬼役」となった父親の方でした。
〇 瀬尾まいこ 「そしてバトンは渡された」
血の繫がらない親の間をリレーされ、4回も名字が変わった森宮優子、17歳。父親が3人、母親が2人。だけどいつでも両親を愛し、愛されていた-。身近な人が愛おしくなる、優しい物語。
本の帯に田中圭さんの写真があって、読んでいても頭の中で田中圭さんが喋って動くので変な感じで読み終わりました。
〇 誉田哲也 「アクトレス」
「ドミナン事件」から5年。希莉の書いた小説が、若手人気女優の名義で発表されるや、作中の事件をなぞるように「事件」が発生してしまう。誰が何のために模倣したのか。真相に近づこうとしたとき、再び悲劇が…。
前半は女友達のワイワイガヤガヤのお話かと思ってたらたら読んでいたら中ほどから一気にミステリーになってきてなかなか面白かったです。
〇 雫井脩介 「霧をはらう」
病院に入院中の4人の幼い子どもたちの点滴にインスリンが混入され、2人が死亡する。逮捕されたのは、生き残った女児の母親。人権派の大物弁護士らと共に、若手弁護士の伊豆原は勝算のない裁判に挑む!
母親がどうにも気に入らなくて読むのも嫌だなぁと思っていたのですが途中から一気に目が離せなくなって一気読みしました。弁護士ってそんなことしていいの?検察って犯人さえ作っちゃえばいいんかい!とか文句一杯頭に浮かべながら読みました。