yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

天空の鏡 警視庁捜査一課十一係

2019-12-30 13:41:26 | ミステリー
麻見和史さんの「警視庁捜査一課十一係シリーズの「天空の鏡」を昨日読み終えました。

解体予定の商業施設で左目のない遺体が発見された。十年前の事件に酷似していると気づいた特捜本部は過去に事件を捜査した老刑事・藤村に協力を要請。刑事・如月塔子と相棒の鷹野は過去と現在の両面から事件を追うが…。

この本を読み始めたとき、ちょうど録画してあった同じシリーズの「蝶の力学」のドラマを見始めて・・・

二つの話がごちゃごちゃになって、やっぱり本と映像は違いますね。
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落花狼藉

2019-12-25 16:42:55 | 時代小説
朝井まかてさんの「落花狼藉」を読み終えました。

江戸時代初期。葦の生う辺地に徳川幕府公認の傾城町、吉原が誕生した。遊女屋の女将・花仍は傾城商いの酷と華に惑い、翻弄されながらも、やがて町の大事業に乗り出す-。

前半は吉原の成り立ちの説明が続いて、ちょっと面白みがなかったのですが、中ほどからテンポがよくなって読み進みました。ただ吉原の説明が多く人の描写が少なかった気がしました。

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新・酔いどれ小藤次(15) 鑓騒ぎ

2019-12-21 22:46:05 | 時代小説
佐伯泰英さんの「新・酔いどれ小藤次」シリーズの「鑓騒ぎ」を4日前に読み終えました。

なじみ過ぎて、読んでいても安心感があってサクサクと読めます。
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十二国記 白銀の墟 玄の月 三 四

2019-12-16 21:07:33 | 時代小説
小野寺さんの「十二国記」シリーズの「白銀の墟 玄の月」の3,4巻を昨日読み終えました。

2巻が少々まどろっこしかった感じでしたが3,4巻は急展開で目が離せなく二日間で読み切ってしまいました。
終盤のどんでん返しにはびっくりでしたが、とっても面白く読みました。

まだまだ続きそうですが、次回作は早めにお願いしたいですね。
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新蔵唐行き

2019-12-10 20:10:03 | 時代小説
志水辰夫さんの「新蔵唐行き」を先程読み終えました。

またまた派手なお話でビックリでしたが、結構面白く読みました。

出先で携帯から投稿してるので読んだというお知らせだけです。
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スワロウテイルの消失点

2019-12-10 12:52:05 | ミステリー
川瀬七緒さんの「スワロウテイルの消失点」を読み終わったところです。

発疹、出血、痒み。腐乱死体の解剖に立ち会っていた法医昆虫学者・赤堀らが原因不明の症状に見舞われる。だが彼女は意外な見解を示し、事件解決の糸口を…。警察ミステリー。

導入部はいつもながら無茶苦茶気持ち悪いのですが、それをやり過ごしたらかなり面白く読み進めます。
ツバメの巣作りにたばこの吸い殻が最近使われているとか、ツバメが巣作りするのは住み心地のいい街だとか、いろんな虫が異常繁殖するのは何かのしっかりした原因があるとか、結構勉強になることも多いので面白いです。

相変わらずの赤堀先生は特記するほど面白いし、新登場の深水君もなかなかいい味だし、次回作が待たれます。
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愛なき世界

2019-12-08 22:45:02 | その他
三浦しをんさんの「愛なき世界」を昨日読み終えました。

洋食屋の見習い・藤丸陽太が恋をした本村紗英は、三度の飯よりシロイヌナズナ(葉っぱ)の研究が好き。人生のすべてを植物に捧げる本村に、藤丸は恋の光合成を起こせるのか!?

題名から何となくしょうもない恋愛小説かなぁ・・・三浦さんにしては珍しい・・・なんて読み始めたのですが、
予想とは違い「愛なき」とは感情を持たない植物のことでした。

しかし、研究者の暮らしとはすごいですねぇ。実験に次ぐ実験でデータ記録の詳細さも大事だし、ちょっとしたミスですべてが台無し・・・そんな世界に身を置くなんて私には考えられません。
図書館で借りた1冊なので、返却期限が迫っていてよくわからない研究のお話の辺りは斜め読みで飛ばしてしまいました。

かたいお話かというとそうでもなく藤丸の存在がほんのり柔らかくしてくれます。
私のお気に入りは、『死神とか』『殺し屋』に見える松田先生です。
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アスリーツ

2019-12-06 19:11:04 | その他
あさのあつこさんの「アスリーツ」を昨日読み終えました。

中学で陸上を辞めた沙耶は、広島の高校に進学し、射撃部に入部する。未知の競技に戸惑いながらも、親友の花奈とともに励む毎日だったが…。少女たちの喜怒哀楽が渦巻く、心震える青春小説。

追い越す方の気持ちも追い越される方の気持ちも・・・わかり過ぎて、よんでいて苦しさを覚えてしまうところもありました。仲がいいだけにライバル心や嫉妬心。
でもそんなものにとらわれない、ひたすらに協議に打ち込む、ただただ自分との戦いに向き合える、そんな人が上に上っていけるんだろうなぁと。
なかなか凡人にはむつかしい。
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お会式の夜に

2019-12-01 21:02:28 | その他
黒野伸一さんの「お会式の夜に」を昨日読み終えました。

小ぢんまりとした門前町・池上に越してきた失業中の女子・美咲。そこで出会うシャイだけど温かな地元民と、新しく住みついて戸惑う「新住民」。様々な思いや行き違いが、お会式の夜に氷解してゆき…。

今の時代、どこの地域にも昔からの住民と新しくやってきた住民との小さな諍いはあるものだと思いますが。

何かのきっかけで新旧の住民が一つになれたらいいなぁとは思いますが・・・

そんなことを思いながら読みました。
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