桂望実さんの「僕は金になる」を昨日読み終わりました。
「ご立派」な母ちゃんと離婚して家を出た父ちゃんは、将棋の天才の姉ちゃんに賭け将棋をやらせて暮らしている。母ちゃんと暮らす「普通」の僕は、二人を軽蔑しながらも羨ましくて…。
「普通で真面目」な守くんは、だらしなくて自分のこともきちんとできないお姉ちゃんが将棋の時だけは人が変わって目がキラキラしている天才だと羨ましくてたまらない。
その姉のかけ将棋の儲けでその日暮らしを送る父と姉を諭したり心配したりしても一向にかまわない二人。きちんと暮らしてくれない二人にイライラする守だが年月が経ちいろんな経験をしてきた守は、そんな二人を温かく見守れるようになる・・・
人って大きくは変われないだろうけど、歳を経てとがっていたところが丸くなったり柔らかくなったり・・・そんな守の変化もわが身に置き換えてみると・・・なかなか丸くはなれないなぁ。
守の奥さんの菜々子さんが、お姉さんやお父さんのことを楽しい人と言って包容力があるのがいいですね。
「ご立派」な母ちゃんと離婚して家を出た父ちゃんは、将棋の天才の姉ちゃんに賭け将棋をやらせて暮らしている。母ちゃんと暮らす「普通」の僕は、二人を軽蔑しながらも羨ましくて…。
「普通で真面目」な守くんは、だらしなくて自分のこともきちんとできないお姉ちゃんが将棋の時だけは人が変わって目がキラキラしている天才だと羨ましくてたまらない。
その姉のかけ将棋の儲けでその日暮らしを送る父と姉を諭したり心配したりしても一向にかまわない二人。きちんと暮らしてくれない二人にイライラする守だが年月が経ちいろんな経験をしてきた守は、そんな二人を温かく見守れるようになる・・・
人って大きくは変われないだろうけど、歳を経てとがっていたところが丸くなったり柔らかくなったり・・・そんな守の変化もわが身に置き換えてみると・・・なかなか丸くはなれないなぁ。
守の奥さんの菜々子さんが、お姉さんやお父さんのことを楽しい人と言って包容力があるのがいいですね。