人を乞う

あさのあつこさんの「人を乞う」を昨日読み終えました。

政が大きく変わる様を見届けるため、江戸から故郷に戻ってきた天羽藩上士の子・伊吹藤士郎。世の光と闇を見、武士ではない生き方を知った少年が選んだ道とは? 青春時代小説、最終章。
藤士郎、左京、美鶴、慶吾たちの青春・・・生きざま・・・駆け抜けたその一瞬一瞬を堪能しました。

久しぶりに本を読みながら泣けました。

お鳥見女房 別れの季節

諸田玲子さんの「お鳥見女房」シリーズの「別れの季節」を読み終えました。

黒船来航に大地震で世情は騒然。でも、あの人がいれば大丈夫。だが、時の流れは別れも連れてくることを珠世は思い知り…。不穏な時代を生き抜く人の知恵と日々の悦びを描く。

諸田さんの本はたぶんこのシリーズしか読んでないと思います。珠世さんに会いに来てるのかなぁとおもったりしてますが、意外と息子の久太郎が好きだったりします。
これで終わりなのかな？そろそろかなとは予想してましたが・・・・残念。

昭和の40年男 オリンポスの家族

佐川光晴さんの「昭和の40年男　オリンポスの家族」を昨日読み終えました。

昭和40年生まれで元体操日本代表の主夫・三男が家族のために奮闘!? オリンピックを舞台に昭和から平成、そして令和へと時代をつなぐ、心温まる家族小説。

オリンピックの懐かしい話や運動選手の苦しさや支える側の話などもあるんですが、家族の話としても面白かったです。

決断の刻

堂場瞬一さんの「決断の刻」を２日前に読み終えました。

ラグビーの花形選手とファンだった2人の男が、ネタ元と刑事の関係を経て、トップを狙う企業人と署長を目指す警察官に。2人の道はどこへ向かうのか。2人にとっての正義とは。男たちそれぞれに決断の刻が迫る。

収賄事件とかは読んでいても分りづらく、ちょっと時間がかかりました。

風の市兵衛 弐 天満橋まで

辻堂魁さんの「風の市兵衛」シリーズの「天満橋まで」を５ひ前に読み終えました。

久々のシリーズだったので懐かしい感じで読みました。

カザアナ

森絵都さんの「カザアナ」をもう10日も前に読み終わりました。

国の規制が強まり監視ドローンが飛び交う空のもと、タフに生きる中学生の里宇とその家族。一家は、不思議な力を持つ“カザアナ”と出会い、人々を笑顔にするささやかな奇跡を起こしていく。

森絵都さんが書かれた小説っぽくないお話でした。観光立国となって規則に縛られた暮らしの煩わしさ、そして古い時代から目覚めた「カザアナ」という不思議な力の組み合わせ。

漫画本を読んでるような気分でした。

グッドバイ

朝井まかてさんの「グッドバイ」を４日前に読み終えました。

長崎の油商・大浦屋の女あるじ、お希以(のちの大浦慶)は無鉄砲にも異国との茶葉交易に乗り出した。やがて明治という時代に漕ぎ出したお慶だが、思わぬ逆波が襲いかかる-。

大雑把な明治維新前後ですが、一人の女の破天荒な人生を楽しみました。

福山さんの大河ドラマ「龍馬伝」の中でこのお慶さんが描かれてたような・・・

明治維新のころのお話は分かりにくくて好きではないのですが、この本は一人の女の人生にライトを当てていてそのほかは・・・気にせず読みました。