yamaの読書日記

 活字中毒のyamaが日々手にしている本のお話を綴っています。
 読んだ本についていろいろお話しませんか?

小説家の姉と

2016-10-05 15:30:27 | その他
小路幸也さんの「小説家の姉と」を読み終えました。

小説家の姉に「一緒に住んでほしい」と頼まれた大学生の弟・朗人。編集者や作家仲間とも交流し、疎遠だった幼なじみとも再び付き合うようになった朗人は、姉との同居の“真意”について考え始め…。

いい人しか登場しない小説です。
大学生の朗人と小説家の姉、両親、恋人、幼馴染、編集者そして猫のケンタ。
日常感たっぷりなのに小説として成り立ってる凄さ。
その上軽~~いミステリーとしても成り立ってる・・・さすがです。

小説家の姉があまりに普通のキャラなので本当にこんなのかしら?と変に勘ぐってしまいましたが、
小路さんは普通なのかなぁと。

ふわ~~とした読み心地でした。
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