森絵都さんの「ラン」を読み終えました。
図書館の新着図書にリストアップされていて予約していたのですが・・・読んだ気がする題名だなぁと思っていたのです・・・でも、私が読んでいたなら文庫だし、これは新刊だから私の思い違いでしょう・・・と思っていたら加筆されてはいますが同じものでした。
『図書館で借りた本なので助かった。お金かからないもの。』
で、ほぼ2年前に読んで感想を書いていたのを探し出して下に再掲しました。
22歳の夏目環。9年前に家族を交通事故で失い、2年前に共に暮らしていた叔母を亡くし、大学も中退した環は孤独だった。
引っ越し先で自転車が必要となりたまたま除いた自転車屋で仲良くなった紺野さんに貰った自転車で環は異世界へとひた走る。
家族の死や叔母の死で孤独でネガティブな孤独な日々を送る環は異世界・・・家族が暮らすあちらの世界なんだけど、そこにたどり着くためのルールや決まりが笑えるんですが・・・に行って亡くなった家族に会いたいがために走り始める。
スポーツをすること、チームの一員になること、なにか目的を持つこと・・・で、後ろ向きで生きてきた環が悲しみを乗り越えて前を向いて歩き始めることができるんだと思いました
今回読み始めて、やっぱ読んでる!って判ったのですが結構忘れていて思い出しながら読んだので感想は・・・えー?!こんなに忘れちゃってるの?やだぁ~!・・・なのでした。