先週はさらにドル高が進行し、ついにドルインデクスが100を越えた。ひとつのメドだったと思われるが、これで止まるようには見えないのが今回のドル高のすごさだ。
手元で見られる限りの過去データと引き合わせると、このチャートのように、過去のドルインデクスのピークは、1985年の160、2001年2002年の120である。それぞれ同じ頃にドル円は260円、140円とやはりピークをつけており、今後、ドルインデクスの伸張に呼応してドル円もさらに伸びて行くことが予測できる(途中で下がることはあり得るが)。ちなみにドルインデクス120の時にユーロドルは0.85であった。(160の時にはユーロはまだない。)
この現在の、ドルインデクス100の位置であるが、過去の160、120を結んでトレンドを見てみると、90あたりがトレンドラインであり、すでにそれを上方ブレークしている。今回のドル高は、そういう意味で30年ぶり(30年は8年周期の4倍にだいたい相当)のものであり、さらにこの先十年以上にわたって上をめざしていく可能性が高いと考える。
(追補)
ただ、1985年、2001年がピークとすると16年周期ということになるため、次は2017年にピークを迎えるという計算も可能である。この場合は、そこから一度下げ始めて2033年にさらに次のピークを迎えるという形となる。ユーロが生まれてからまだ期間が短いため、ドルインデクスの計算方法も変動しているため、このサイクルがあるのかどうかは疑問であるが、16年サイクルという見方もあるものとして、上記チャートを御覧いただきたい。左右対称とすると、来年末くらいに120をつけてひとつのピークとなるというのがきれいだ。その時にユーロドルが0.85となり、ドイツ銀行の予測ともマッチする。
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それにしても、損したわけでもないのに、儲けそこなったマイナス感は強いですね。儲けたプラスよりも、損したマイナスの方が心理的影響は強いと言いますが。
豪ドル・ドルは、2001年に0.5まで下げていますが、あとはだいたい1.0と0.6の間を動いているようです。今回のドル高では0.6までは下げると考えています。これは前からの持論ですが。
長谷川さん
私もユーロドルのことはあまり考えないようにしています。^^
ということで、ちょっと頭を切り換えてユーロ円と思った次第です。
表現に違和感ありありです w
正確には米金利正常化の第一歩を踏み出すか? どうか?
なんですけどね w
あのときは株が急落調整、U+3326指数は長い間下げてた様な!
U+3326円も日柄なので蓋をして、株は日柄延長の天井が本日なので売りに入って見ました。
ユーロU+3326は…やめときました(*_*)
ユロドルロング損切りしましたか??
少なくとも、ここ数年言われたリスクオンの円安とは違う相関、フェイズです。
リーマンショック前は極普通の事象だった訳で、
いよいよ「流れ」の変化を感じます。
まだ知ってるだけアドバンテージかな !
毎回寝ている間にロスカットばかりです(笑)
再度買って見ましたけど!今回は買い越しして見ましたけど!越し分はロスカットを又食らうかもです!
戻りが有ると思いながらU+3326円の10円分位の損(+_+
ユーロロングは危ないですって!!!
ケツの毛まで持ってかれますよ
私も長期では0.8の元の木阿弥だと思っています。1.3レベルの売りは後生大事に持ちながら取り組んで居るのですが…年間の変動率やら米、日本の緩和した時の短期的な変動率が気になってしまってます。
本当に御心配有り難うございます。
諦めたら売りだけにして放置しておきます。
いろいろコメントありがとうございます。
たしかに相場の様相はかなり違ってきてますね。
「日本株」がキーワードになりそうです。
まずはFOMC、見てみましょう。