昨日はもう一段の下げもあるかと思いつつ徐々にロングしていったが、幸い、今日のところは上げ方向で推移している。商品、特に原油の回復が著しい(画像日足参照)。当然のことながら、原油が上がると、ポンドそしてユーロが強くなる。昨晩はポンドの強さが目についたが、当然だろう。こうなると英国の財政懸念などどうでもよくなって上昇するのが為替の面白いところだ。さすがに短期ではポンドドルなども買っている。
今後の推移であるが、ドルストレートの底打ちはほぼ間違いないところであり、ドル円やクロス円のあと少しの調整を見込んでも、ここからは特にドルストレートを中心に買いで行くほうがいいと思っている。もちろん、もうひと下げしてくれた方がコストを安く買えるのでそれもありがたい。株も、懸念されていた上海総合指数も昨日は戻しており、ダウやSP500もじり高になっている。あと数日の若干の不安定さはあっても、こちらも調整終了の方向だろう。
となると、あと一月ほどは各市場ともひじょうに大きな上昇が見込まれる。期待したいところである。しかし、前のエントリーで書いたように、その先(10月あたり)には、世界同時株安、為替の急激な下落が待っていることはほぼ間違いないと考えており、そのできるだけ正確な時期を探るのが次の課題である。
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HFTで知らぬ間に利益を横取りされていると思うと
個人投資家がばかにされているようで少しいやな気分にさせられますね。
もっとも、以前よりどこの証券会社でもやっている事だそうですが ^^;
原油が一番下落率が高かったのでそこに資金が移動しているように思うのですが、とするとカナダドルも上がるでしょうし、株にも資金が移動すると思うのです。となると季節的にも原油がやまはさんがおっしゃるとおり10月の中頃まで上がると考えられるのですがどのように思われますか
HFTだけじゃなくて機械に間を抜かれているようなことは多いと思います。FXでもスプレッドのスリップが意図的ではないかとよく言われます。
すみれさん、
原油や株、単独では時期はなかなかわかりませんが、ドル円の周期からして9月末あたりは下げ初めのひとつのメドになると思います。
時期については近づいたら更に考えます。当面はここで上げてもらいたいですね。