月曜日からの予測

ドル安が相当強いにもかかわらずドル円が上昇を続けている。円安の勢いはまだ充分だ。ただ、92円までの上昇が速かったこともあり、このままどんどんと上昇するとも思われない。1円レベルの押し目は充分に予測できるので、ここは押し目買いで行くのが良いだろう。なお、万一93円を超えてきたら、根っこの89円のロングを維持しながら、ヘッジもかねてつなぎのショートも入れておきたい。

ドルストレートの方は相当に上げてきているので、どうしても警戒感があるが、下げてもいいだけの分量でロングは保持しておきたい。このところいろいろなところでユーロへの期待の意見を聞く。例のロバートフィスクのスクープ以来のことだと思うが、現時点ではユーロへの期待感は確かに大きなものがあるので、ユーロドルロングは置いておきたい。長期的に、本当にユーロが今より重要な地位を占めるかどうかについてはまだ未知数の部分が大きいが、円や元やルーブルやレアルやと、あげていくと、ユーロが有利と言える。ポンド売りも継続だが、ポンドドルやポンド円は上昇の可能性があるので、今週もユーロポンドロングを中心に考えたい。クロス円はドルストレートの動向が不透明なので今週は遠慮しておく。