JR9RVKの雑記的業務日誌

HF帯のモービル運用をメインに行うアマチュア無線局と、その免許人の備忘録。

スマートレターでQSLカードを発送してみる

2023年04月07日 06時02分32秒 | 交信記録や書類

昨年末ちょい前に、レターパックライト(370円、A4サイズ相当の専用封筒、厚さ30mmまで、重量4kgまで)でQSLカードを発送してみた。これ、諏訪のカード屋さんの用紙SPの場合は、反りを防いで余裕を見込みつつ目いっぱい詰め込むと400枚の発送が可能であった。

しかし私の場合は、400枚溜まるまで発送を待つと最悪半年ちょいのサイクルになるため、正直面白くない。そこで、“スマートレター”(180円A5サイズ相当の専用封筒、厚さ20mmまで、重量1kgまで)というものを使ってみることにした。おそらく量的にはレターパックライトより割高なのは間違いないけど、半年待つ流れは回避できそうなので、これはこれでアリと見込む。

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本題の前に、発送品の概要と問題点をまとめておく。中身となるQSLカードは、諏訪のカード屋さん製のタイプSPだ。ご存じのとおり、オモテ面は普通の紙だけどウラ面となる写真面に表面処理(極薄透明フィルム貼り付け)が施されているため、何も対策しないと巻き癖っぽいカールになってしまう。

これを梱包時に封じ込めてフラットにしないと、カールが跳ね上がってしまい郵便物の厚さが規格外になる。要するにスマートレターとして受け付けてもらえなくなるという、振り出しよりも大きく後退した状況に陥る訳だ。そこで、これを回避する梱包が必要という流れになる。
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まずは厚さの確認、とりあえずキリの良い枚数に重ねてノギスで測定。結果、30枚で7.80mm、35枚で9.10mmだったので、今回は30枚で行ってみることにする。

この30枚のQSLカードをリユース封筒に詰める。封筒は無駄な厚さが発生しないように余剰分をハサミで切り落とす。そしてこれを4包、計120枚分を準備する。

その封筒2包を凸側同士が内側になるように重ねて、カールを押さえつけながら四つ角と長手方向の真ん中付近の計6か所を養生テープで貼り合わせて、2組のペアにする。まぁカールを抑え込んで潰すのは難しいけど、お互いのテンションを利用して反り上がりを防ぐことでフラット状態をキープさせるプランだ。

前回@レターパックライトでは、更にペア同士が踊らないように養生テープで固定したけど、今回は前回より薄いペアが2組しか無いので、そこまで頑固なことはやらずに専用の封筒に収め、封をして終了とした。

最後に、出来上がったスマートレターをノギスで測ってみた結果は、最厚部で17.95mm@ノギス、郵便局窓口ゲージはすんなりOK。重量も郵便局窓口の重量計で458.3gだった。と言うことで、規格はラクラク無事にクリアできた。

で、これを踏まえるとキリの良い枚数にはならないけど、あと1mm分くらいは詰め込んでもよさそうだ。ノギスで測ってみると4枚で1.00mmだったので、次回はリユース封筒1包で32枚とし、1回で128枚が発送可能な枚数と考えれば良さそうだ。レターパックライトより割高にはなるが、QSO数と発行サイクルを踏まえると仕方が無さそうだ。

と言うことで、普段はスマートレターで、量が多い時にはレターパックライトを選ぶとオトクになる。最悪なのは、印刷&発送しそびれで大量に溜まってレターパックライトを選ぶ場合だな。まぁそうならないよう、こまめに印刷&発送したいと思う。


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