団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

ラ・ボエーム

2011-10-01 07:20:32 | 音楽
                           ラ・ボエーム

                                                    2011年9月18日(日)

 広島オペラルネッサンス公演は、今年で20回目になります。(マツモトキネンと同じ)オペラは総合芸術ですので、文化レベルが高くないと公演できるものではありません。広島の地で、20回も継続して行われるなんて、地元民として誇りに思います。

 その割には、今回初めての観賞でした。



 プッチーニは、日本情緒的な女性を描くのが好きなんでしょうか。このオペラのミミもマダム・バタフライも随分といじらしい女性像です。
 あの、トゥーランドットにしたって、最後はいじらしくなるのですから。

 キャストではミミ役の平野雅世が出色でした。他は率直にいって声量が物足りませんでした。でも一人上手な人がいるだけで、全体が締まりますから不思議なものです。





プッチーニ作曲の「ラ・ボエーム」。

・指 揮 山下 一史
・演 出 中村 敬一
・管弦楽 広島交響楽団
・キャスト
 ミミ       平野 雅世
 ロドルフォ    柾木 和敬
 マルチェッロ   小島 克正
 ムゼッタ     柳  清美
 
 ひろしまオペラルネッサンス合唱団
 NHK広島児童合唱団





・2011年9月11日、広島市中区アステールプラザ大ホール。




 職場の福利厚生制度で、4000円の補助がありました。



 広島市が誇る文化施設で、大中ホールに能舞台もあります。








 最近のオペラでは、随分簡素化した前衛的な舞台もありますが、今回は古典的なものです。そのため舞台転換に時間を要し、幕間の休憩が各20分、合計1時間! 休憩で疲れるなんて!




 当日券売場で、広響コンサートマスターの田野倉さんがチケットを買っているではありませんか。(今日は非番)
 失礼とは思ったのですが、声をかけました。
 「先日の定期の『田園』が素晴らしかったので、楽団員でFM放送を録音している人がいたらコピーさせてください。」
 田野倉さんは、「調べてみる。」と快く応じてくれました。




 ワインサービスと思いきや、一杯500円也。高すぎます。
 サイトウキネンのように無料にする必要はありませんが、実費程度にすべきです。







 私が座った位置です。




 オペラのカーテンコールって楽しいです。
 女性の黄色い「ブラボー」を聞いたのは初めてでした。

 左端が広島市出身の指揮者山本氏です。







(2012年8月11日、追記)


 キャストが違っていました。下記のとおりです。
 ダブルキャストで、私が聞いたのは11日です。
 コメントでご指摘をいただいた方には感謝申し上げます。

 また、出演者の方には申し訳ありませんでした。お詫び申し上げます。


【出 演】
 和泉 万里子(ミミ 10日)
 平野 雅世(ミミ 11日)
 柾木 和敬(ロドルフォ 10日)
 枝川 一也(ロドルフォ 11日)
 小島 克正(マルチェッロ 10日)
 山岸 玲音(マルチェッロ 11日)
 柳 清美(ムゼッタ 10日)
 四方 典子(ムゼッタ 11日)ほか

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2 コメント

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間違い (匿名)
2012-07-31 21:00:48
キャストの皆さんのお名前が平野さん以外は初日のキャストさんたちのお名前になっていますよ。
見られたのは二日目のようです。

個人名を出して感想をお書きになるのなら失礼になりますよ。お気をつけください。
返信する
匿名さんへ (windy)
2012-08-02 17:34:53
匿名さん、こんにちは。

 ご指摘ありがとうございました。
返信する

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