自然ウオッチングセンタースタッフのブログ

北海道札幌で、自然観察や環境教育を通し、自然とのふれあいを進め、自然への理解を深める活動を行っている団体です。

4月26日(日)苫小牧近所の自然散歩~植物調査

2020年04月27日 | 苫小牧近所の自然散歩

昨日、苫小牧で「モニタリングサイト1000里地調査」の植物調査を行いました。いつもは、参加者を募集して、みなさんと一緒に歩くのですが、今回は、スタッフのみで調査しました。その様子をお伝えします。

4月はまだ開花植物が少ないです。

ヤマネコノメソウが咲いていました。

森の中にひっそりとかわいいヒナスミレ♪

日当たりの良い場所には、タチツボスミレが咲き始めました。

キケマンも発見♪

いつもは、草本のみで、樹木の花は入れないのですが、少ないと樹木の花にも目が行きます。

樹木ですが、ナニワズ

フッキソウ

この冬から、送電線の下の斜面がキレイに皆伐されましたが、その範囲は更に広がっていました。

立派なミヤマザクラの大木も切られました(泣) 送電線の管理にしては随分キレイにしているので、なにか作る予定でしょうか?調査地の環境も大きく変わりそうです。。。

■4月26日に見られたもの

【植物】エゾイヌナズナ、イヌナズナ、ハルザキヤマガラシ(蕾)、セイヨウタンポポ、タネツケバナ、ノボロギク、アキタブキ、ノハラムラサキ、ホトケノザ(蕾)、ミドリハコベ、フキタンポポ、スギナ、ヤマネコノメソウ、ナニワズ、ヒナスミレ、エンレイソウ(蕾)、フッキソウ、イヌコリヤナギ(蕾)、ケヤマハンノキ、センボンヤリ、タチツボスミレ、キケマン、レンプクソウ(蕾)、クサノオウ(蕾)

【野鳥】アオジ、クロツグミ、ヒヨドリ、コゲラ、アカゲラ、シジュウカラ、ハシブトガラ、ゴジュウカラ、キクイタダキ、メジロ、ハシブトガラス、スズメ

【その他】エゾシカ(目撃、足跡、フン、堀跡)

月に一度、植物調査を行いますが、新型コロナウィルス感染が収まるまでは、スタッフのみの調査とします。参加希望の方は問い合わせいただければ、再開時に連絡します。

Satomi shimada(kamada)

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ちびっこ遊び隊!通信 小さな春さがし♪

2020年04月23日 | ちびっこ隊

ちびっこ遊び隊!通信pdfはこちらへ
円山公園での「ちびっこ遊び隊!」小さな春さがしは中止となりましたが、小さなお子さんとのお散歩で、身近な場所で春を探せるように通信を作成しました。

今日は寒く、今年の桜の開花も思ったほど早くなかったですが、春の始まりのお散歩を楽しみましょう♪

活動写真は、昨年2019年4月25日のちびっこ遊び隊より。昨年の様子はこちら

 

同じものを探してみよう!

近くの公園や、道端にも小さなお花が咲いていたり、雪の下から顔を出した自然がいろいろあるよ♪

子供の目線で探してみてね!

ハコベ

公園の芝生でよく見かけるようになったデイジー

雪の下からドングリもいっぱい♪根っこが出ているよ。

落ち葉もたくさん出てきました。踏むとシャクシャク音がするかな? 春の風で飛ぶ姿も楽しいよ。

ヤナギの花。 今咲いている樹々の花も、終わった花が落ち始めています。みんなの届く所に見つけられるはず。

 

アリを探してみよう!

動く生き物を観察したり、触ったりすることは、小さい子にとって、おどろきの体験になるはず!是非、いっしょにアリを眺める時間をとってみてください。

天気の良い日はアリも動き始めたよ。

 

つくってみよう!

拾ったものを、何かに挿して少し飾ってみる。

紙にセロテープで貼って、一日でも飾ってみる。

そんな楽しみ方もありますよ♪

 

春の野あそび注意事項!

春の野あそびで注意が必要なのは、かぶれる植物のツタウルシです。

ツタウルシ、3枚セットの葉っぱが特徴。触るとその場では、痛くもかゆくもないのに、体質によっては、後から、かゆくなって、水ぶくれなどができます。春が一番注意。

 

遠くへおでかけしなくても、身近な場所でも野あそびはできます。小さな春さがしお散歩してみてくださいね。

次回のちびっこ遊び隊!は、6月16日(火)旭山記念公園で小さな生き物さがし!ですが、中止の可能性もありますので、お問い合わせください。

ohyou

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2020年4月22日(水)野幌森林公園大沢口の様子~森歩きのススメ

2020年04月22日 | のっぽろの森自然かんさつ

本日「のっぽろの森自然観察」は中止でした。

が、今日の野幌森林公園大沢口~エゾユズリハコースの様子をお伝えします。野幌森林公園も土日は混み合うようです。空いている時の森歩きをおすすめします。

晴れたり、曇って冷たい風が吹いたり、雪がちらついたり、不安定なお天気でした。

エゾエンゴサクの季節です♪ 大沢口の入り口から、たくさんのエゾエンゴサクが迎えてくれます。

エンレイソウはお辞儀してました。これも可愛い♪

オオバナノエンレイソウの蕾も、みるみる目立ってきましたね。花が楽しみです。

フクジュソウはほとんど終わり。金平糖のような実になっています。

芽吹きが早いシウリザクラがキレイです。

沢の下に、エゾノリュウキンカも見えました。

エゾアカガエルの卵。森の中はまだ産みたてのものもありました。

アメンボ。

水面が反射して撮影できませんでしたが、エゾサンショウウオ成体が産卵で水の中に集まっているのが観察できました!

春ならではの森ですね♪

■2020年4月22日野幌森林公園大沢口~エゾユズリハコースで観察できたものは、

「植物」(開花)エゾエンゴサク、エンレイソウ、フクジュソウ、ナニワズ、ミズバショウ、ザゼンソウ、ニリンソウ、ネコノメソウ、エゾノリュウキンカ、キタコブシ、ケヤマハンノキ、(開花以外)シウリザクラ、ツルシキミ、イワガラミ、エゾトリカブト、バイケイソウ、オオウバユリ、ミミコウモリ、ヒメザゼンソウ、アキタブキ、サラシナショウマ、ヌルデ

「野鳥」アカゲラ、コゲラ、ヒヨドリ、ヒガラ、シジュウカラ、ハシブトガラ、ヤマガラ、ゴジュウカラ、アオジ、カワラヒワ、ハシブトガラス

「その他」エゾアカガエル卵塊、エゾサンショウウオ卵塊と成体、アメンボ、マツモムシ などでした。

Satomi shimada &Murano

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2020年4月19日(日)ときわ真駒内川沿い~森歩きのススメ

2020年04月19日 | ときわ自然散歩

 本日中止した「ときわ自然散歩」の予定コースを見てきました。

 晴れて暖か。上着は不要でした。

 真駒内川は増水していません。山の雪解けはまだ先なのでしょう。

 メタセコイアの枝先に揺れているものがあります。

 雄花の花穂でした。軽やかに風に揺れる様子がいいですね。

 雌花もこの花穂の先につくというのですが、見つけられませんでした。

 いつもの場所に、ヒメイチゲが咲いてました。わかっていても見落としそうな小ささ。

 ヤドリギにも花が。これで雌花が咲いている状態だと思います。

 写真のヤマガラのほか、シジュウカラ、ハシブトガラ、ゴジュウカラなども盛んにさえずっていました。

 下からの写真ではわかりにくいキクイタダキ。動かずにいれば近くに来てくれます。でも動きが早くて、ゆっくり観察するのは難しい。

 20羽くらいの群れで動いていました。渡りの途中と思われます。

 小さな流れに沿って、ネコノメソウが開花。

 タマゴケの胞子嚢。ある本によれば、「目玉おやじ」。

 コケもみずみずしさを取り戻しているようです。

 春の花も咲きはじめています。これから渡ってくる夏の野鳥も、渡ってすぐの時期はとても見やすいものです。

 個人やご家族で散策してみてください。

 

■2020年4月19日、常磐の真駒内川沿いで観察したもの

[植物]

(開花していたもの)ツノハシバミ、ハルニレ、ケヤマハンノキ、ヤナギ(種不明)、

メタセコイア、ヤドリギ、ヒメイチゲ、ネコノメソウ、アキタブキ

(その他)ミズナラ、アカナラ、シラカンバ、オオバボダイジュ、サワシバ、ドロノキ、

ハクウンボク、ホオノキ、トクサ

[野鳥]

ハシブトガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、ヒガラ、キクイタダキ、

カワラヒワ、シメ、ハクセキレイ、キセキレイ、カワガラス、ツグミ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

(shimada,a)

 

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2020年4月14日(火)さっぽろ自然散歩~エドウィン・ダン記念公園から石山緑地

2020年04月14日 | さっぽろ自然散歩

さっぽろ自然散歩、春1回目。真駒内川沿いを散策しました。

今回はコロナ対策として、少し離れて歩き、細かい観察よりもウォーキングのつもりで、と声掛けして出発。でも、思わず色々観察してしまいます。

オンコ(イチイ)の雄花が咲いていました。

地味ですが、ハルニレも開花です♪

ミズバショウは霜にやられたのか、だいぶ傷んでますね~

ドロノキの雄花がだいぶ伸びていました。

ドロノキ雄花の蕾。ここからニョキニョキ伸びて垂れ下がります。

大きな木が多いルートでした。 柳の木が、手すりを食べてる~^^

アリも動き始めました。

快晴で、景色もキレイでした♪

■2020年4月14日エドウィン・ダン記念公園~石山緑地入口で観察できたものは、

「植物」イチイ、ドロノキ、シラカンバ、ケヤマハンノキ、バッコヤナギ、イヌコリヤナギ、エゾニワトコ、オニグルミ、カシグルミ、イタヤカエデ、ヤマグワ、ハルニレ、クリ、ミズナラ、ニセアカシア、アキタブキ、ミズバショウ

「野鳥」ハクセキレイ、キセキレイ、アカゲラ、シジュウカラ、ハシブトガラ、ヒガラ、ヤマガラ、ゴジュウカラ、ハシボソガラス、ドバト

「その他」アリ などでした。

自然ウオッチングセンターの観察会は、これまでコロナ対策を取りながら実施していました。しかし、情勢が厳しさを増していることを考慮し、当面中止することとします。

 5月中旬までの自然ウオッチングセンターの主催行事はすべて中止です。

 楽しみにしていただいていた皆様、申し訳ありません。
今後の活動については、ホームページ等でご確認をお願いします。

    http://shizen.la.coocan.jp/schedule.htm

 

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