第８８回あなたを読む会

　玄関まわりの花が５月らしくなってきている。秋に植えた花、毎年咲く花、夏にむけてあおい葉を伸ばしている植物。いまが一番にぎやか。

　きょうは第８８回あなたを読む会に参加した。

　先月はあまりに風と雨がきつくて危険を感じたので急遽中止になったから、ひさしぶりな感じ。

　短歌連作１１首、１４首、１７首、１８首を２時間半かけて読みあう。

　通常は２人がメインで詳しく読んで、あとは補足でコメントするという形だけれど、きょうは１人がメインであとは補足というふうにしたら、１６時にぴたっと終わった。結構話がそれていったり、途中でお茶を淹れたりしてもこの時間だったので、次回からこれでいきたい。

　深く読みあっているうちに、いままで読ませてもらっていた作者の背景が浮かんできたりして、ちょっと涙ぐむ場面もあった。それぞれの好きなもの、にがてなもの、入れたいところ、省きたいところを語る。めざしている短歌がそれぞれ違うところが面白い。

　また、ほかのひとに流されないものをみんながきちっと持っているからこそ、思い切り言い合えるんじゃないかと思う。意見は受け取るけれどそのままは受け入れない、という感じ。短歌を語り合ううえで、大人な意識を持っているから安心なのだろう。

　あしたは出勤日。だんだん何曜日かわからなくなってきた。