年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

築地市場祭り

2006年11月29日 | 築地市場にて
11月も終わりの頃になると日本全国の秋の市場祭りも終わりとなって、年末の市場の風景となってくる。毎年、変化する市場において今年は青果物安水産高になるだろう。
 江戸開府400周年の祭りが築地市場であってもうかなり時間がたった。多分豊洲移転の問題があるので築地市場ではあと一回市場祭りが出来るかどうか?
とにかく他の市場と規模の大きさが違うので来客数の数が違いすぎるので,事故の心配と責任問題で他の市場と同じようには毎年のように開催することはできません。10年以上前に開催した築地市場祭りは市場内に一般の車を駐車させたため来客数が多く、翌日の新聞によると15~16万人の人出があったと言う。それも午前9時頃から昼頃までの人数で如何に一般の人が築地の中に入ってみたいか知らされました。その次は前回の人数に驚いて安全性を重視したため不人気でおごりのため宣伝不足で数万人の人出で大失敗。そのため江戸開府400周年では宣伝もよく伝わりましたが、明石の群集の事故から場内はあまり駐車させないように電車等の交通機関を利用する宣伝したため販売は並みの売れ行きで飲食店のみ大繁盛でした。このころから一般客が本場内の食堂に堂々と入ってくるのが目立つようになり、今では場内の働いている人を追い出しています。物販はやはり車で買いに来た人を多くしないと売れません。
 あと一回築地市場祭りはあるのでしょうか。豊洲に行けば他の東京の市場と同じ毎年開催できるでしょう。今の市場では活気は見せても食の安心・安全は見せられません。建物も古く今日の雨で雨漏りがヒドイ。
コメント
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