年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

少し前の築地市場のルール

2006年11月13日 | 築地市場にて
バブルの時、築地市場は込んでいて駐車するのも大変であった。現在の中古車販売所のように通路まで駐車していて、いざ車を出そうとしても何台かの車両を動かさなければ出られなかった。通路の駐車している車は鍵が付けて駐車しているのである。外国の人が見たら盗難の恐れが無いのかと思うでしょう。更に買出しの車に荷物の監視も無く仕事をしています。今は不景気と築地の混雑を回避した人が多いため駐車が簡単で鍵の付いてあるのは無くなりましたが今でも付いたまま駐車しているのを見ると古くから築地で働いている人が運転していたのでしょう。
 そういえば駐車スペースが年々少なくなってきています。前は新大橋通りには市場買出し人(寿司屋さんのように乗用車で来た人=場内には11時まで入れない)の駐車場として歩道に車を乗り上げて縦列駐車して歩道側から荷物を積んでいました。しかし歩道に徐々にガードレールが設置され今では見かけなくなりました。更に大江戸線が開通し築地市場が観光地化すると共に築地市場に来る人が増え、歩道を走行していたターレット(市場内で荷物を運ぶ車)が通行できないように杭が設置されました。また最近では二重駐車させないためか中央分離帯のフェンスがつくられました。
 午前中の築地の状態と午後8時過ぎから深夜にかけての状況は全く違います。大型トラックの荷おろしが始まると車は動かすことは出来ません。
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