年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

京橋大根河岸の最後の頃

2006年11月01日 | 趣味としての漬物
11月になれば大根の旬となる。
三浦大根の嫁入り
昭和9年12月19日東京日日新聞
お正月の食膳へ二万本の積み出し
 京浜市民のお台所でおなじみの三浦大根がお正月の食膳を賑わすべき大量二万本。18日朝三浦市の日の出海岸より船で東京へ送り出された。同町宮川のお百姓さん達が丹精込めたくっきりと真っ白い豊潤な処女のごとき肌を惜しげもなく寒風に吹きさらして海岸に山と積まれた大根のオンパレードはチョッと壮観だ。京浜地区を消費地として年産100万円に上る名物三浦大根も今年は虫害のため4割方の不作で値段も昨年よりずっと高く東京の問屋渡しが一本3銭から8銭位という。

この当時は三浦大根を船で東京に送っていた。
コメント
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