よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

とうほく元気です!TV御一行がやってきた!

2012年06月25日 | 農家ブランド


朝から緊張して仕事してましたが、
東日本放送よりとうほく元気です!TVのメイン司会・中本賢さんはじめ、スタッフ御一行が訪ねてくれました!

番組のBBQ企画で

「せっかくならこだわったタレを!」

と、見事によっちゃんなんばんに目をつけて頂いてそれの取材、という事でした。


最初は、そうでした・・・


が! 多摩川保全の活動などされている中本さん、自然が大好きで我が家の風景を見るなり、
カヤの木で自分で手作りした見事な"マイ網"を取り出して、あっちの堀をガサガサ、こっちの堀をガサガサし、

「タカヒロ君! ちょっと見て見な!」

EXILEのタカヒロとルックスがかぶるのか、高橋博之をキムタク風に略しているのか
「タカヒロ君!」と連呼されて、採れたドジョウやカエル、如何に大事な生きものがいるのかを語ってくれました。

そして、、、

唐辛子畑を一回りしたあと、

「もうタレなんてどーでもいいやぁ!!!」

と、叫び出し(笑)、私の住むこの場所、自然に如何に価値があるかを語り始めました。

それじゃあ、と私も

「もうタレなんてどーでもいいやぁ!!!」

家の事、震災のこと、海山の活動の事などなどディープトークに発展していきました!

少なからず、農家のこせがれとして跡を継ぐ!と決めてこっちに戻って、
やっぱり
「ここが好きだ。生きるならここだ。」
と思ってきたし、震災を経てますますその想いは強く、
もっとここに「価値がある」という事を、知って欲しいと痛烈に思っている。

よっちゃんなんばんが年々、少しずつ皆さんに知っていただけるようになり、
へっこらおっこらですが、なんとかそれで食べれるようにもなってきた。
海山の活動もそうだけれど、これからは「ものを作り売る」という以上の何かを発信する事が、
自分の仕事のような気がしています。


震災は、ピンチでもありチャンス。

中本さんは東京生まれの東京育ち。
自然に惹かれるようになったのは20代の頃からということです。
自分は本当の意味で自然の中には居ない人だからこそ、
「この場所で生きる、生きてく人間だからこそ、今こそ頑張れ!」と猛烈に叱咤激励をしてくれました。

「おれじゃ、ここの本当の価値を伝えられないんだよ!」 響きました。

番組にならなくてもいい。
一度、お手伝いするからもっともっと足元、この家を、周りから学びなさい!
とおっしゃってくれました。
夏~秋、ウチで中本さん講師で生き物観察会やりますよ!


東北村のキーワードでもある「結」の話もしました。
中本さん、凄く勉強もされていて「結」と同様のモノが名前を変えて
日本各地にあること。土地によって異なることなど、深かったぁ!

なぜ結があるのか。
それは皆で力を結束しないと、暮らせなかった。それ以上に、自然と対峙できないから。
それほど自然はデカいんだ。


多いに学んだ楽しすぎる三時間でした。







で、肝心のよっちゃんなんばんに関してですが、
なんと!
来月、番組の生本番に私ら夫婦で登場する事になりました!!
もう、今日頂いた時間でお腹いっぱいですが、張り切ってお邪魔してきます!




記念の一枚。
若月アナもビューティーで、スタッフの方々も面白い人たちばっかりでした!
素敵な時間をありがとうございました。
来て頂いて感謝です!



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