よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

給食再開。

2021年08月30日 | Weblog

今日から担当させて頂いてる幼稚園給食再開。



今日はサントーシャのパンの日。

ジャンボンメゾンのベーコンフランクをドドンと挟んでホットドック。

私らの分も作ってもらいましたが美味しかった。

付け合わせはバターナッツかぼちゃのスープ、デザートは旬の梨。

畑も田んぼもこれからピークになりしばらくはキツイですが、

園児たちに喜んでもらえるよう全力投球。年末まで精一杯やりきります!



お弁当も少しずつ変化。産直仲間、石巻十三浜のひじきと自家製梅で炊き込みごはん。

GAIA清水さんのブログを読んでサラダはこのところ切り干し大根。

ちょうど地元の山口さんのがあって、さっぱりシャキシャキ美味しいです。


毎年農家仲間のをあれやこれやと、たくさんトウモロコシ食べますがそろそろ終盤。

これも清水さんの影響で「シメだ!」と、玉ねぎ、青シソとかき揚げに。

カミさん曰く、

「あんだは天ぷらが美味しいだけでしょ!」

と言われるものの、とっても美味しく食べました。



畑は持ち込み量がもう少しでピークに差し掛かるところ。

近所のよう子さんは毎日持ち込み、ニコニコ現金買取。

少しでもやる気に繋がってくれているのがうれしい。


ここ数年作ってる品種ですがイタリア原種のコルノ・デ・トーロピーマンが、

今年はことさら美味しく感じています。

甘味種なので辛味はまったくない唐辛子ですが、肉厚で旨味があって、

ことさら毎日のように食べています。

コロナもあり販売機会がないのが残念です。

今年は成苗になる前に風で半分折られて散々。

日本品種と違い、外国の品種は仕立てに工夫が必要だなと思っていて、

来年はしっかりと養生して育てます。



久々にチョビ隊長・サム副隊長揃い踏み。

昨日、うちのすべての水をもたらしてくれている、裏山のお不動様への道を草刈り。

いつも裏でひとり寂しい思いをしてるサム副隊長を参謀に連れてったら、

それとは知らずに親父がチョビ隊長を開放。

男同士、顔を合わせるとそれはそれは猛烈な喧嘩になるので、

まだリード付けてるサムをすぐさま開放してしばしほっとく。

二人ぼっちになるとそうでもないけれど、私らが近づくと特にチョビが嫉妬なのか

狂ったようにサムに仕掛けていきます。

最後は多少の血を見て終了。

ストレス発散。たまにはいいかもしれません。




一転、内の猫は平和そのものです。

岩出山で1番賑わう木曜日。

2021年08月26日 | 農家の風景。


今日は今月2度目の直売所当番。

岩出山駅前農産物直売所グリーンアップ。

オープンして20年をゆうに越えましたが、

どんどんその数が減ってしまう中、

農家直営の直売所の地域の先駆け店としてなんとか生き延びております。

常駐店長・斉藤さんと、生産者が日替わり当番で運営しております。



今日は木曜日。

看板の【お惣菜の日】ということで、





開店から尋常ではない混み様でした。





毎週思いますが、木曜日だけは大崎のお店でいちばん激混みなんじゃないかと感じます。



店で許可を取っており、毎度生産者が日頃出荷する野菜に加えて【我が家の味】、加工品を並べます。

うちでも昆布で炊いたトウモロコシご飯と、

焼売を。

お客さんも楽しみにしてくださっていて、

木曜は開店前から並んでます。

そんな日に当番に当たり、

レジ打ちも齋藤さんと2人、大汗かいて必死でした。

激売れです。

まだ木曜日来たことない方はぜひ!












今年の畑はなかなか苦戦中です。

とにもかくにも天気に翻弄され、

なんばんも今ひとつ成りが悪い。

初めて植えた大長ナスだけ、妙に元気で美味しいです。



今年はとにかく苗が弱い気がしてます。

とはいえ終わりまで全力で向き合うのみ。


今年全国海づくり大会が宮城開催で、

大漁旗を飾り付ける竹、うちのを使っていただく予定です。



今週、リハーサル用を、

カミさん、副隊長サムと共に切り出し。





サムの一服も即席で切り出して竹器で。

蒸し蒸しなので重労働。

カミさん助っ人がありがたかった。


海と山は繋がっている。


そー思って本番に備えます。







畑マックスですが竹細工も止めずに進行中。

メンバー農家が多いので大変ですが、そこを頑張れるか!という峠。


師匠、一所懸命指導してくれてます。



細かいところはまだまだ身についてませんが、米とぎ笊五つ目に取り掛かっています。

11月、修行成果披露も含めあら伊達な道の駅にて展示会予定しております。

竹を使った手技、見に来てください。














夏戻る。

2021年08月19日 | 農家ブランド

やっぱり 晴れ がいい。 久しぶり。



昨日の定期市もいい時間でした。

いつもの常連さんからはじまって話が弾む仲間も寄ってくれて、

終わってみればあっという間の時間でした。

三浦くんのご縁で仙台環境局の方ともお話できて、頭から離れない「竹のトイレットペーパー」の話を出したらなんと前職が製紙会社という引き。

伺ったら通常製造ラインで使う木材チップが月間2万トン(しかも乾燥)とのことでびっくり。

現実はなかなか厳しいですけれど、よっちゃん農場の在り方同様「小さな循環」で、

間伐労力の軽減、放置竹林の解決、きれいな竹林への道は探りたい。

昨日会った人たちもそうだけれど、今はそれぞれの「本業」に加え、

アンテナを立てて、プラスのなにか、価値なのか繋がりなのかを見つけようとしてる人たちが多い。

もちろん本業をおそろかに、という意味ではなくて。


そういう人はやっぱり面白い。振り返ればそういう人たちしか残ってない気がする。

【地力】をつけようとしてるのかもしれない。

いざとなった時、危うい時、そんなピンチに差が出る部分かなと思います。

余白をもっているかどうか。。。これはでかい。



うちも小っちゃい農家だけれど、この規模でどうやって食ってこうか、、、

それを模索するうちに視野は広がって今があります。

本業の規模、それでどういう選択をするか、と同時に、意識するのは【時代】。


そんなことを私も含めて悩んで悩んでいる時間と、深める時間と、やっぱり未来を妄想する力、推進力というかテンションは必要。

その辺の話が膨らむと、このひとはこんな事考えてるのか、面白いと思うし、

重なることは一緒にやりたいとも思う。

今はうちでの体験の場を作る、というところか。

ブログを始めた頃から書いているけれど、やっぱり時代が進むと【作る人】と【買う人】の距離は縮まらない。むしろ開いている、と感じています。

だからこそ「物々交換」な世の中がいいし、面白い。

社会が進めば進むほどに。

環境や社会に問題が起こると「当事者意識」といわれるけれど、それはなかなか簡単なことではない。

食べ物、農に触れる、という部分でなにか形にしたいとずっと思っています。

きっと出来るでしょう。




昔、自営という選択肢も有りか、と思わせてくれたのは東京にいた頃出会った異業種交流会を主催していた恩師。

今でも忘れないのは

「会社人間にはなるな。社会人間であれ」

という言葉。

狭い域でどんなに地位や名声を経ても、

所詮はその会社、業界での話。

そんなつまんない人にはなるなよ、と、当時、思い返せば彼は40くらいで話していたのか、、、

今ではその意味が本質的になんとなく分かりかけてきました。やっと。



天気もいいし、ずっと相手してあげれなかった副隊長サムの散歩を今日はじっくり。


2時間ほどとことん歩き回る。暑いので水場の休憩は必須。



竹林もぐるっと巡る。

新しい根が伸びるこのタイミングを見逃してはくれず、

イノシシ軍団容赦なく入っています。。。


最後のサムお気に入りの水場。


このところショートバージョンの散歩ばかりで、犬小屋に近づくと「まだだぞっ!」と帰りたがりませんでしたが、今日は満足したようです。


今日はイベント明けのお弁当。 → 農家手づくりぬくもり弁当

渾身の出来、と思えるほど、集中し、楽しくやれました。

ありがとうございます。


今年もまた、こんな空。

2021年08月15日 | 農家の風景。


なんばんも徐々に増量中。




ノッてくるぞ、と思っていたら、昨年同様、

また盆から梅雨空に逆戻り。

タオルケットに毛布出し、それでも寒くて昨日は掛け布団まで出す寒さ。

どーなっちゃうのだろーというくらい、

おかしな天気です。



畑も翻弄されました。

台風は直撃しなかったものの、温帯低気圧にの緩い風に、

なんばん苗は倒されまくり、折られまくり、

お試しパドロンの少ない苗も、残りまともなのは2本しか残らず。


大豆は2回目の土寄せと思って草取り終えたタイミングで雨、そして風で倒伏。

中途半端なまま倒伏してしまってます。

流した汗が報われない畑模様です。

痛烈な腰痛さえ腹立たしいくらいに流れが悪い今月ですが、




手伝った親父の盆花はタイミング合いました。


後半、やれることをやるだけです。




こやつらの無邪気さに救われています。














ウーも大きくなり、毎日何かを破壊しながら駆け回ってます。