よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

今年こそ、戦い。

2022年04月25日 | 農家の風景。




たけのこ朝堀りの後は、

今日から新年度の幼稚園給食はじまり。

新しい園児も入り、やっぱりピリッとします!

初日はたけのこ五目メシとアサリ汁。


先週末東北食べる通信の密着取材グルーの方々と共に、

たけのこ朝堀り便スタートしました!。




火曜日

木曜日

土曜日、

朝堀り上げた鮮度抜群たけのこ、

仙台いたがきさん各店に並びます。

どうぞよろしくお願いします!


給食もたけのこもそうですが、

田んぼ、畑の段取りも始まり農繁期突入のため、

来月いっぱいお弁当お休みさせて頂きます。

どうぞご理解くださいませ。



とにもかくにも

たけのこ出始めてから酷いのがイノシシです。

もー写真撮るのもイヤになるくらいの被害。

さっき近所の仲間から電話来たらば、

田んぼ仕事してても、新しい被害拡大してますよー!とのこと。

あまりにひどく、先日は高価な天然の忌避剤買って撒いても効果なし。。。

で、今日は大出費ですが電気柵追加で導入決めました。






出費嵩む季節、本当に痛いです。

2.5haあるので、北側の要注意地帯と同電源では遠すぎて管理が難しすぎるので、南側専用。

他のところはあらかた間伐した竹で柵にしてあるので、

毎日の見回りは大変だけれど、

少しずつ出入り口を潰していく他なし!

戦いです!





さて、家に戻ってからは

こやつとの楽しい戦いです。









今年もたたかい。

2022年04月17日 | 農家の風景。

今年は難しい。2月に蒔いた野菜も芽が出てからハウスでも中々伸びず、





山の木々も、

早いもの、遅いもの、例年通りなもの、まちまちで読みが難しい。

地震も多いしなんだか心配です。



たけのこ。





グッと日に日に出る芽の数が増えては来たものの、

冬に戻ったりと落ち着かない毎日。


気温次第ですが、今週末あたりから『朝堀り便』始まるやもしれません。





あくまでも天候次第です。

芽の数が増えてくると、比例してイノシシの食い散らかしも増える。

その膨大な箇所を見るとやはり不安もあり、

それにも増して、

流した多くの汗を思い出すといてもたってもいられず、

1番出入りの多いと思われる山奥、北斜面へ電柵設置をすることに。

200mくらいか。

昨年中にやりたかったが雪が降り断念したけれど、

山道は草刈り終えていたので

昨年より延長して山の中もチェンソーで木を切り、草刈機で笹を刈り、寄せてと黙々と。

怒りでフツフツとした気持ちで、

いくらかでも効いてくれよと念じながらの作業でした。





チョビ隊長も珍しく1日真面目に付き合ってくれました。





暗くなり、見えなくなる寸前でなんとか通電させて終了。

電柵ロープが足りずとりあえず一段だけど、

明日から被害減になることを期待します。

間伐材利用の竹柵も今年延長し、

だいぶ回してるけれど、

広い山はさすがに監視しきれず。

今年も戦いのスタートです。。

ほんとに困ったもの。






今夜は初モノ、身欠にしんと。

やっぱりうまい。


なかよし。























暖ったけぇ〜〜〜〜〜〜〜!

2022年04月09日 | 農家ブランド

今日のお昼はTシャツで良いほどの陽気。

あったかいのはいい。

今年の冬は寒かっただけに、言葉通り待望の春の陽気がしみます。

今月末からの、たけのこ朝堀りの打ち合わせで流通を担っていただく坂上さん来訪。

「とはいえ昨年は4月末の霜で果樹がダメだったなぁ〜」という話になり、

まだまだ油断はできませんねぇ〜・・・・。





今週は県南村田町からメンマに興味があるという河合さんがお手伝いに。

粉砕機の下山が遅くなりましたが、早出し地帯にチップまき。



今年の間伐もシメの作業に入ってます。あと、2,3日かな。


奥の方で時期的には終盤の地帯でしたが、いい形のたけのこも多い場所。

こんな状態だったのであっても掘るのが嫌にある場所でもありました。


すっきり。 これだから間伐はやめられません。。


今週末もお弁当続き。


カタクリが裏山広くに咲き誇ってきました。


行者にんにくも出てきたので、


たけのことシュウマイに。あまり入れすぎても、と遠慮しすぎました。

もうちょっと香りあっても良かった。


松島からアサリを頂いたのであさり飯。


春です。春。もうすぐ梅も満開。





破壊しすぎで何個目かの猫じゃらし。夢中です。

このあとも30分付き合います。




新年度。

2022年04月01日 | 農家ブランド

年度末の昨日はTシャツ日和。

新年度の今日は雪がちらつく寒さ。。。


今日は久しぶりの川村くんが働きに来ました。

週末の種まきに備え、午前は苗箱への土入れ作業。

終えて午後は山へ。




昨年作った1本目の竹の道を補修しつつ、間伐。

高低差がある見晴らしの良さか、1本目の愛着か、

今年は3本作ったけれどこれを超えてはいない。


今年本格的にやってみようと思っている竹チップ発酵。

コロナ前に伺ったワーコム農業研究所

その土地の土着菌を活かす考え方に共感し、

その資材と合わせてとりあえずは土壌改良になるものにできればと考えています。

環境を畑の産物にも活かせれば、それでいい。


ラッキーボーイの川村くん。

昨年のチップからカブトムシの幼虫、そして竹の道脇で小さいタケノコが出てたのでお土産に。

今日もコッテリ汗流したました。






いよいよ今月末から筍が始まります。

夏の柱はなんばん(唐辛子)だけれど、もう一本の柱にするべく取り組むたけのこ 。

今年も真っ暗闇の朝掘り上げ、仙台店頭に並べる朝掘り便。

陽に当たらず、に加えて鮮度良し、の山菜の旨さを知って欲しいです。

今年は川村が集荷場までの配送を担当してくれるので、朝の貴重な時間、とても助かります。

掘って根をカットして綺麗にして、、、と、

時間勝負なので毎回量に限界はありますが、どうぞよろしくお願いします。



それと、斉吉商店さんの生鮮便も!今年もここの旬の美味しい!をお届けします。



それに加えて今年はお声がけ頂き東北食べる通信にお世話になります。

産物と、それにまつわる人の物語を届ける。

海苔好きなので「海苔食べる通信」を購読始めてますが、

こちらも朝掘りに引けを取らない緊張感です。

伝える。そこを掘り下げて冊子にして頂けるなんてとても光栄なこと。

先日編集長にもお越しいただき、不安材料はたくさんありますが、

タイミング、ご縁な話なので即決しました。

宮城も読者がたくさんいるので、足元へもじわっとしっかり伝えられ、

朝掘り便にもつながることを願います。



全ては風景があるここへ。産直への布石。

あとはしっかり段取るだけです。

まずはマックスの腱鞘炎を治します。



寒さにコタツへ半身のウー。

前は無口でしたが最近よく鳴きます。

春の陽気増えてきて、寝てる時間が多くなってきたゴン。