よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

竹やぶ会議。

2020年02月27日 | 農家ブランド
雪やアラレが降ったかと思うと晴れ、という寒い一日。


昼間は年度明けから給食を担当させていただく幼稚園に見学に。

「うちではみんな良くご飯を食べるんですよ〜」

という先生の言葉どおり、並んだ園児みんな「もっとごはんっ♪」と、

私らと変わらないんでないの!という「盛り」に、うれしくなりました。 

まだまだお米のおいしい大崎耕土は生きています。

美味しく食べてくれるよう、一生懸命つくります。


週初めから竹づくし。



日曜は竹竹(チクチク)連合の仲間、南三陸・中島さんが企画の竹垣ワークショップに参加。

さむ〜〜〜〜い一日でしたが、とてもおもしろかった。

庭師の庭のふうがる佐藤さんに指導いただきながら「建仁寺垣」を学びました。

見かけてはいたものの、難しそうとしか思ってませんでしたが、基本をおさえると

素人でもそれなりになりそう。


竹飯もうまかった。

味ご飯はもちろんですが、白米もうまい。





昨日は地元で竹細工ワークショップ、長谷川塾。

先日しの竹を切り出し、加工の第一歩、その割り作業に入るのと、

これまでビニールひもでやってきた編み作業を同時に。

私は編み講座へ参加する時間が作れずいたので、終始竹割り練習。

やればやるほど奥が深く、同様に遅れを取っている参加者の1人が、マンツーマンで1から教わるものの、

一度で理解できるものでもなく頭を抱えていると、

『わかるぅ〜!! 「わからない!って気持ち が わかるわ〜!』

と言い出す人が居てみんな大笑い。

そういう空気を維持していくのが当面の私の役割だと思っています。


そんな閏年2月末に企画の「竹やぶ会議〜春待ち片付け・間伐編〜」ですが、

予定通り開催します。

実際、コロナウイルスの影響もあり、人が寄る場所に、という部分で心配する声もあり、

キャンセル、もしくは日帰りに変更、という方もいらっしゃいます。

こんな状況下では良いも悪いもなし、心配する気持ちは同じです。

しかしながら最終的に、参加不参加は各自のご判断に委ね、

屋外がメインでの企画なので開催ということに決めました。

なので、見学含めて竹林見物も歓迎します。

どうぞいらしてください!




景色が変わる。

2020年02月21日 | 農家ブランド

快晴の週末、となれば山へ。





この後山頂の過密地帯に上がろうかと考えてましたが、

今年は平場を優先して徹底的にスカッと片付けることに方針変更。




4時間やって切り倒し80本。

出来るだけ粉砕したパウダーを拡散し、フワフワゾーンを。

これに落葉、、そしてパウダーと重なって、、年数はかかるけれど、徐々に大事な土が出来てくれば良い。



来週末の竹やぶ会議でこの奥を皆の手を借りて仕上げたいと構想中です。

今のところ10人は超えそうなのでありがたい!

片付けなのに、、助かります。

作業しつつ竹林を楽しんでもらえたらうれしいです。




春のたけのこシーズンに1番歩きまくる山。

どこが暗い傾斜になってる、とか、

かみさんと入れば目印にしている木とか、

間伐が進むと視野、視界が拡がるので、そんな景色が一変します。

一瞬、あれ⁈¿ どこだっけ?

と思うくらい変わります。

それが楽しい。




明日からは当分加工場がんばります。





明日は朝市夕市ネットの定期市。

2020年02月19日 | 農家ブランド

今日は直売所当番。

カミさんお手製【わっぱ弁当】。





あっという間、足んねがった!

午前は毎年恒例 種苗会社に来てもらい春まきの野菜講習。

今の流行、直売所向け作付け品種なども情報交換。

うちでも年度明けから幼稚園給食が始まります。

うちに無いものは仲間の野菜だけど、試しに色々と植えてみよーかと妄想しながら聞きました。

3月も間近、まだ冬といえば冬だけど、生産者が来るたび、

今年の農業の見通しだったりと自然だけでなく

季節は春に移ろいつつあります。

明日は朝市夕市ネットの定期市@仙台勾当台公園市民広場。

私は直売所総会で居残りですが、カミさん行きます。

今日も頑張ってお惣菜仕込みしてました。

どうぞよろしくお願い致します。



こちらはまだまだ冬本番






間伐竹やぶ会議2020。

2020年02月13日 | 農家ブランド

雪は降らずとも寒い朝晩。

昨日今日と手仕事づくし。

昨日は講師として地元の方々へわら細工教室。今回はほうき編。






今回2回目。

ほうきに使うのはみ「みご」という稲わらの穂の部分のみ。

その準備からだったので、ちょっと予定時間オーバーでした。

編み方もじっくりとやったのですが、初見は何事も難しく感じるものでなかなか苦戦しましたが、

最後はちゃんと完成。手仕事はやればやるほどに面白くなってくる。

今日は道の駅部会事業の今年の柱、竹細工への挑戦。

これまで数回、梱包ビニールを利用して編みに触れてきましたが、いよいよ生竹へ手をつけます。


あいにくの雨でしたが顧問長谷川さんの工房見学からスタート。



岩出山竹細工は「篠竹」をメインに使います。

みんなで切り出し作業。本来であれば年内の切り出しが理想とのことですが、まだ大丈夫。

男たちはカマで切り、女性陣は枝を払いと連携作業。


その後、地元で竹細工を作っている活動グループ、街中の竹工芸館を見学。

我々にもできるのだろうか・・・果てしないな・・・・大丈夫かな・・・・

と皆葛藤しつつも、最後のミーティングでやろう!とテンション上がってくれたのでホッとしました。

やるからには自前の道具からと、長谷川顧問おすすめのナタを購入。

次回からいよいよ竹の加工に入ります。



私は純粋に竹細工でザルを!!!! というものではなく竹がいっぱいあるので竹を活用したい!という邪さはあるのですが、そんな我家の竹林。


全体の半分以上はこんなふうに荒れてしまっています。

震災がきっかけ。

自分の畑や田んぼだけではなくて、周りの景色があってこそが農ではないか。

自分にとって前を向いて考えた震災の答えの一つです。

人ひとりがやれることなんてたかが知れているからこそ、

やれる自分のところくらいは自然を守りたい、蘇らせたい、ではやろう!

と毎年コツコツてをつけ始め、毎年1000本間伐してきました。

いずれは、「ぬぉ〜〜〜!!!!」と絶句するほどの竹林に生まれ変わらせるべく、

両手はかみさん共々腱鞘炎がひどいので、チェンソー導入、そして昨年からは粉砕機導入と、

体をいたわりつつ計画の前倒しを目論んでいます。

最近ようやく見栄えのする面積も広がり、手を貸すよ!といってくれる人も増えて来て、

ほんとにありがたい限りです。







まだまだ年数はかかりますが、おかげで気持ちも切れず、むしろますます前向きになっています。

うまい筍を採るだけではない、感動する普遍の自然が見える景色を作りたいと想っています。

で、

今月、間伐お手伝い竹やぶ会議をやります。みなさまのお力を借りたい。

日時:2月29日(土) 10:00〜16:00くらい
    (あまり雨ひどい場合は、足場が滑るので中止)

場所:よっちゃん農場竹林

準備するもの:汚れても破れてもいい服装、長靴。

内容:倒伏竹、枯れ竹の除去お手伝い。(けっこう過酷です)、一部間伐と粉砕機使用。

夜はいい汗流して鳴子の湯治宿にてお酒付き竹やぶ会議やります。竹にまつわる話題大歓迎です。

日帰りの場合 参加無料でまかない出します。
宿泊の場合 みやま山荘湯治館。
      あと数名だけ余裕あり(すし詰め雑魚寝かも?)
      食材費500円いただきます。
      翌朝鳴子解散となります。

お問い合わせは tougarashi315@gmail.com まで。

見学だけでも、という方もぜひいらしてください。
お構いはできませんが、竹林浴をどうぞ。



今年は筍豊作の表年(の予定)、手助けが助かります。

炭焼きよっちゃん・みそ

2020年02月11日 | 農家ブランド

寒さはきびしー。



つらら、意識すると久しぶりのような気もする。

小さい頃は5,60センチのが平気だった気もするけれど、、それだけあったかいということか。



今月もおかげさまでお弁当ラッシュが続いています。


食べた直売所仲間のおばあちゃんから、

「せっかぐお弁当やってんのだがら、なんばん商品も入れらいんちゃ!もったいないっ!」

とアドバイスもらってハッ!としたので、思い出したように使っています。

よっちゃんなんばんは良く使っていますが、このところは「炭焼よっちゃん・みそ」に豚肉を漬け込んでいます。

勘所を覚えてきたのか、いい塩梅に仕上がっています。

ちょうど昨日、関東のお客さんから

「いつも鳴子行くたび買ってるけど、おたくのなんばんが一番風味あってうまいよ!」

とわざわざそれを伝えるために電話もらったのはうれしい出来事でした。




オヤジのセリを手伝ってくれていた三陸からの移住者・阿部さん、

早くもワカメ仕事もちらほら始まっているようで、早採れワカメ頂いたので、

タイミング良かったご注文のお弁当にておすそ分け。

こういう要素を伝えられるお弁当でありたい。


毎晩定時になると眠さを激しくアピールするメル。

抱っこされるとパチっとします。