トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

トンボ池1,2のオーバーフロー改修

2017-04-04 | 水辺環境の保全
 トンボ池大改修の最終工程、オーバーフロー部の改修をした。1から2に流す部分は半割丸太の樋で済ましていたが、側面からの漏水が発生し、これが堤の浸食につながりかねないので今のうちに憂いのない設えをした。
 トンボ池1のオーバーフロー部は塩ビ管を用いて堤に埋めた。これで幼児は安心して通れる。排水口周囲の漏水を防ぐために厚板を管端面に固定して防護する。この板に水位調整の薄板を取りつければ正確な調整が可能だ。水位板は3枚組写真中央に認められよう。

 トンボ池2の流出部は厚板細工の断面凹形だったのだが腐食が進み強度を維持できない。トンボ池1のオーバーフロー部を管にした事で半割丸太の樋が余り物となったから流用した。この樋は暫くは使えるだろう。
 これでトンボ池の大改修は終わり、ヒキガエルの産卵前に濁りも澄んでくれる。ヤレヤレである。

 ➡  ➡  池1のオーバーフロー部

                    ➡   池2のオーバーフロー部

初ガエルなり!

2017-04-04 | 小父のお隣さん
 分水堤の補修を始めたところで池ポチャの音がした。「おっと!」とばかり下を見れば、そこには大の字で水に浮いているニホンアマガエルがいたではないか。初ガエルである。
 シュレーゲルアオガエルやタゴガエルの鳴き声は既に聞いていたのだが今季のカエルとしては「いの一番」ならぬ「蛙の一番」である。
 それはともかく。桜の開花宣言が遅れに遅れて出たというのに4月3日現在、ヒキガエルの産卵は全く無いのはどうしたのだろう。
 これに加え、桜の開花宣言が出てから山桜が開花し始めたのも不自然で、そのうえ花つきもチラホラなのである。チラッと見ただけでも「ホラー」を感じる春である。