トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

雨後の水見回り

2017-04-13 | 水辺環境の保全
 二昼夜に渡り雨量は30mm越え、脆弱な水辺水系には十分な量だから破綻をきたす前に確認に行かねばならない。雨上がりを見計らいトンボ池、泥水池と見回る。
 先日に設えた拡幅部の堤の高さと漏水、改修したトンボ池1と2のオーバーフロー、トンボ池の沈泥部、送水パイプと分水池の状態等々、幾つもあるのだ。

 見回り確認した結果としては「特段の支障なし」で隣沢からの送水吐水口も通常量吐水されていて、水源地まで見回りしなかったが、集水升の泥浚いと集水路の整備には出かけなければならないだろう。吐水しているからと言って水源地にトラブルの種が全くないとは言えないのだ。月に一度か30~40mm程度の降水量があれば一足伸ばさざるを得ない。
 まあ、「備えあれば患いなし」こういう事は水系保全では鉄板である。

  トンボ池2の堤      分水池からの上限送水

南無阿弥 lave、南無阿弥 lave…である

2017-04-13 | 小人閑居して憮然
 朝、出かけようと玄関の扉に手を掛けた時、足元に黒い布きれのような物がある。何だろうとしゃがみ込んで見たらジャコウアゲハだった。
 何で家の中に羽化体があるのか理解できず、玄関外壁の10体ほどを点検したが羽化していない。ここにきて全ては一瞬にして顛末まで理解した。本当に可哀想な事をしてしまった。私が愛するジャコウアゲハよ。

 昨年晩秋、玄関外壁で越冬蛹になるはずだった一匹が理由は不明なものの外壁に体を固定できず玄関タイルの上に幼虫の外殻を脱ぎすてて転がっていたのだ。瞬間接着剤で外壁に付けようとしたものの接着できず、二液混合式の接着剤なら大丈夫かなと思いつつ、手元になかったからイガホウズキとネズミウリの採種用果の入った皿に入れておいたのを忘れていたのだった。下足箱の上は外壁より気温が高いから早く羽化したのだろう。

 胴体は支障が無いものの、翅は展開できず歪んだままで固まってしまった。恐らくこの日の早朝に羽化が始まったのだろうが忘れてしまったとは言え外壁の越冬体より早く羽化するなんて思いもよらない事であった。もう「堪忍、堪忍」と詫びるしかない。

 ところで表題の「南無阿弥lave」は勿論遊びなのだが、過日、良くしてくれた近所の親父さんの通夜に行ったおり、たしか浄土宗だったかと記憶するが「南無阿弥陀仏」と唱える回数が多かった。瞑目して耳を澄ませていたら「南無阿弥lave,南無阿弥lave」と聞こえてきたのである。耳を疑うこともせず「かくあるかな…」と慶弔、いいえ傾聴した次第。まあ、漫画の台詞などで「ナンマイダ、ナンマイダ」等、記される事もあるから不謹慎にはならないだろう。小生的には熟語としての問題はともかく「lave」を入れたことに違和感はない。