トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

二点位置流れ・昆虫スコイぜ!「あの名画を連想・・・」

2023-08-31 | 小父のお隣さん

 エノキ林の林床に置いたトンボ産卵用のバッドに玉虫が浮いていた。既に時間経過していたのだろう口から何か飛び出していた。そのまま朽ちさせるのももったいないからポケットに入れたのだけれどしげしげと見つめるまでも無く連想、いいえ妄想したのは「川面に浮かぶお嬢様」の絵画であった。名前は「オフェーリア」というのだったかどうか記憶には薄いけれどドレスだったか肌着姿で川面に浮かぶ名画と比較するのも何だがこっちだって迷画である。

 それはさておき九段の戦没者、いいえくだんの傾奇者ゆえ番組がお蔵入りになったその後なのである。「昆虫にも生涯をささげたい…」のコメントを出したとか出さないとか報道された。何によらず主役やキャラクターの持ち味は内容をも凌駕する。お蔵入りの番組が復活するのを日本全国のよいこわるいこ達は、いいえ良い大人も悪い大人も待っている番組と言うのは有るのだ。傾奇者だからこそおめおめと生き恥を晒す覚悟はあるだろう、なんたって「昆虫スコイぜ!」シリーズなのだから・・・。それが大人の選択である、と孤爺は断定する。

     


キッチンのお引越し

2023-08-31 | 遊び子は

 拠点広場に設えたキッチンセットは長らく人気で現在の物は二代目、いいえ二台目でもある。そうなのだが一昨年に「お前ら!煩いからここに来るな!」と一喝され追い出された事があってからは寄り付かなくなって放置状態だった。初夏の頃の水辺作業中、たまたま幼児が足を止め指さして来た事から若いママさんと子育ての話になってしばらく作業は中止となったのだがその折り「キッチンはもう使えないのですか?」と話があった。「何時でもどうぞ!」と言ったもののママさんは「はい」とは言わない。事情は知っているから「お子さんたちはよく遊びますもんね…」と話を変えたのだった。

 後日に駐車場でまたその話題になって「約束はしないけれど下に降ろしましょう」と言ったら「お願いします」と当然の成り行きだった。この日の気温は33℃、未明の降雨でフイールドは蒸し暑い。植生調整は後回しにしキッチンを引っ越しさせる事にした。二輪車に積み込み拠点から下ろしたのだが途中に段々がある。ロープを掛けなかったから2回ほど荷台から落としてしまった。そのせいでは無いけれどあちこち腐食が露わになってグリルや片開き戸は作り直しが必要だ。塗装も傷んでいるしどこかで1日再生作業をしなければならなくなったがとりあえずは設置すれば使えるしおチビちゃんたちは不便とも思わないだろう。

 新たな設置場所は水道の脇だから今度は水源が横にある事になる。拠点に設置しておいた時より環境的には良くなった。新しい設置場所にはこれまでステンレスの作業台を置いたのだがこれは芳香蒸留水作りの時に冷却水が必要なためで芳香蒸留水は「作らない」と決めた以上、この場所に台の必要は無く元の場所に戻したのだ。キッチンの水平を見ながら設置し、足元も朽ちかけてはいるがまだ使える厚板で床を設えた。ざっと行っただけのやっつけ仕事だけれど暑い最中でもあり当座はこれで十分である。作ってから10年は経過しているはずでさすがにくたびれて来たのが写真でもありありである。


数えるのも腹立たしい…

2023-08-30 | 小人閑居して憮然

 前日の水見回りで上の池にオオカナダモの姿を認めた。数えてみると五指では足らない。この時は胴長を車載してなかったから翌日回しの作業となったのだ。で翌日、涼しいうちにと少しばかり早めに自宅を出た。抜去作業中は池の半分はまだ日陰だけれど日射よりも胴長装着すればすぐに「蒸れ」を感じ始める暑さである。胸部から下が蒸れ感充満だけれど如何ともしがたい。

 使い始めた真竹の杖が見当たらない。おっつけ誰かが持ち去ったのだろうが作業開始前から蒸し感と無視できない奸の行為で不快さ倍増である。それはともかくオオカナダモの抜去を終えずには胴長を脱げない。池内で杖が無くては脚を抜けない。杖なしで池に入ろうものなら間を置かず沈は間違いない泥沼の環境である。真竹を切りに寄り道する手間を省き少々太めだが握れる古竹で間に合わせた。

 オオカナダモ生え際は水が濁っており視認できないので千切れ易い藻を手探りで探りながら着底部まで辿りその近くに貝掘り熊手を喰い込ませ摺動させながら抜根する。この揺すりながら根の張りを緩め泥も落とす作業は大事で泥付きで引き上げると容易に根も千切れてしまうのである。この繰り返しで視認できるオオカナダモは無くなったが完全除去するには干し上げるしかないのが良ーく分かる。しかし現実ではそうする事は出来ても水域の生物を避難させる余裕もなく全てリセットになってしまう選択肢は採れない。

 竹の杖に頼りながら泥の中の脚を抜き抜き作業して何時もの量程度を抜去出来た。丸めればネットメロン大になった。とは言え喰える代物では無いし胴長を脱ぎ沢水で頭をすすぎ、ようやく人心地ついたのだった。オオカナダモを投入し知らぬ顔をしている当人を存じてはいないけれど毎夜丑の刻参りを個室で行える環境はあるのだ・・・。

 

 ところがギッチョンチョンなのだった。翌日になると両手首に赤い発疹が10個程度発生し痒いい。水中に腕を入れての作業後で今期二回目である。皮膚科までは行かないけれど原因は想像がつく「水田皮膚炎」に違いない。以前、皮膚科で頂いた「虫刺されに効く」という軟膏を塗付したけれど気休めで効果のほどを感じない。あー痒い痒い。


今日のトンボ「やっぱり判らんトンボの判別に…」

2023-08-29 | 小父のお隣さん

 たまーにのヤブヤンマをみてから林内水槽へ立ち寄ったが喜ぶような事態は無しで汗顔を洗ってから帰宅しようと蛇口のところに行ったら草の上にトンボが悶えている。あまり新鮮でない体色なので「そろそろ寿命か…」と思いつつ注視したのだが何となく「見慣れないとんぼ」なのだった。

 オオシオカラトンボとすると色が悪いし胸部の模様が図鑑のものは薄いし胸部と腹部結合部の濃さもない。シオカラトンボとしてもそうなのだけれど腹部末端の黒色が無いので異なるだろう。結局は撮影して図鑑と照合してみたけれど分からなかった。まあ、当たり前だの苦労かい、てなもんや三度笠。初記録種、の妄想もよぎるけれどS先生に写真を見せて小生ががっかりするのも脳裏に浮かぶ。

    


蜂満大社の御柱

2023-08-28 | 何よりの楽しみ

 蜂満神社を始め蜂満大社や総社への氏子、いいえ蛆子の活動が多い。今期は植生を「引き算育成」で試行している結果で草叢の体積が豊富だ。そのためだろう葉切蜂や狩り蜂の活動が多いのかもしれない。いわゆる「インセクトホテル」の種限定版だけれど「○○お断り」の類いではない。結果結実を安定させるための「ビーホテル」で和の伝統に添って蜂満神社系列にしたのだ。

 その蛆子を更に増加させるための手法として真竹を束ねて立てかけてみた。利用客は「タケクマバチ」になるのだろうが晩春に除伐した竹材だから多少は枯れてきている。新鮮な青竹よりも利用しやすいとの顧客情報からそうしたのだが、放置しておいた竹材を設置場所まで運んでくる途中、中の何本かに蟻が繁殖しているのを知らず横抱きにして来たから気が付いた時には脇腹から肩腕周りに群がり出て衣服の中に入り込み場所を構わず噛みつかれていやはや大変な目に遭ってしもうた。

 まあ、斯様な「爺の奮闘蜂知らず」で良いのであるけれど来るべき蛆子総代は何時やってくるのだろうか。入居すればしたらで「直射光を浴びる稈内は猛暑どころではないはず」高温の環境下どうやって生存するのか気がもめる。

     


二点位置流れ・昆虫スコイぜ!「擁壁の幼虫」

2023-08-27 | 小父のお隣さん

 林道を通るたびに足を止める場所がある。水抜き穴から生えたエノキの幼樹である。発芽して数年になるのだが枝の広がりは50cm足らずで、それもそのはず伸びれば切断されて来たのだった。それでも雑駁な切断のお蔭で枯れずに済んでいるのだが現時点では昨秋から切られずにいたから越冬幼虫を産出した食樹でもある。ここに一頭だけアカボシゴマダラの幼虫がいて見るたびに育っている。当たり前と言えばあたり前田のクラッカーではなく単なる当たり前だけれど通りすがりに食痕を目当てに視線を当ててもまず発見は難しい。

 日中に動く事は殆どしていないようなので更に見つけにくい。今回も食痕を頼りに遠視と乱視の眼を駆使してようやく発見した。前回の撮影が20日でこの日が26日なのでほぼ一週間ぶりである。さすがに育っているわい。ふっくらと体型充実、まあ、強いて言うならば「擁壁の上のぽっちゃり」・・・。

            8月20日       8月26日


イースターエッグの試作 3

2023-08-27 | 何よりの楽しみ

 試作だしとりあえず13個削り出したので塗装まで試みるかとも思ったのだがヤナギの太枝が残っている。残していてもこれと言って用途も無い材なので引き続いて卵にする事にした。材は鉈で四等分し端面にコンパスで円を描く。これを基準に大まかな丸材を作った。今回は1個取りの加工なので材料も1個分の長さに切断しなければならない。最小限度の長さは掴み代と切り離し部分の幅を加えれば寸法は出るけれどこの寸法で3個は取れないので半分にして11個分を用意出来た。

 卵状切削に入る前の下準備が必要で片面だけチャックでの掴み代を作らねばならない。材料が軟らかく切削抵抗で千切れたり加工圧で緩くなる可能性もあるから最初から片面保持で行う訳にもいかずチャックで保持し粗削りが終わるまでは回転センターを押しつけぶれない様にしておく必要があった。これで幾つかの手順を要する事になるのだが2個取りより格段に楽だったし安全感もある。この日は最高気温35℃の予報で午前九時には熱中症警戒アラートの数値が31に達する予測なので前日も34℃だったし、ここはひとまずフイールドはお休み。と言ってみたところで午前中は日当たりがあるので加工作業は出来ず、結局は昼食を食べてから作業場所が陰になった頃からの作業だ。

    

 日陰とは言え気温は34℃台で35℃を記録した時間もあっただろうが汗と粉塵まみれのきな粉餅お爺状態で夕刻までに11個を完成させる。前回分を合わせれば2ダースあるから試作にしては欲張り過ぎだった。用途は異なるけれどニギニギしたり両手でコロコロしていると気持ちが良い。2ダースはそれで数の単位としてはまとまるけれど小生的には30個の単位が脳裏にチラチラして来た。猛暑で抑制の効かない脳味噌には妄想も激しくなる。

 まとめて各々の形状を眺めれば不揃いの卵たち、という出来上がりだけれど「鶏卵」と思わず1個づつ手に取れば違和感は少なくなる。曲面切削をしながら思ったのは「作るほど上達せずラインの想定が乱れて来た」と言う事だった。猛暑と飽きと言うか慣れなのか理想形状が見えてこなくなる。やはり気温のせいだろう・・・。


二つ池の植生調整

2023-08-26 | 水辺環境の保全

 今期の確認は無理かもしれないと思い始めた残暑厳しき今日この頃、うだっていてもしょうも無いので植生調整に出かけた。暑さを避けて8時過ぎにはフイールド到着を心掛けているけれど既に30℃に達しているのが日々の現実である。今日は二つ池の水域内にはびこってきたウシノヒタイを引き上げる事が小さな目標だ。

 池の水際を歩くに支障が無い程度に刈りつつ水域内に侵入し繁茂して来たウシノヒタイ、これは別名でミゾソバと言うのだそうだがミソハギと混同しそうで小生は葉から連想できるウシノヒタイをもっぱら使用する。それで混同し混乱の要素を排除したつもりだけれど郷里の同級生、近藤さんは田舎臭くないお嬢様だったなあ。それは暑さ惚けに他ならないので忘れてもらうとして本筋に戻せば水域内のウシノヒタイは大鎌で容易に掻き寄せ引き上げる事が出来るので処理は比較的楽だ。

 とは言え池の周りを刈り、水域のウシノヒタイを引き上げれば汗びっしょりで下着まで濡れてくるし首のタオルは絞れば滴るほど汗を吸っている。予定作業は終えたけれど時間はある。再萌芽して低いながら種子を付け始めたヤブジラミを根元から刈り払いつつ駐車場に向かう。同じ時期にヌスビトハギも処理したのだがこちらの方は再萌芽は弱く種子はまだつけてはいない。ミズヒキソウやキツネノボタンなども結実し始めたので目に留まった範囲は地際から引き切った。

 この二つ池、一昨年までは漏水多発に悩まされ続け補修補修を繰り返していた水域だった。それは「水域拡大路線」の結果でもあるけれど拡大部を埋め立てすると言うホントに馬鹿げた行為によって漏水多発部は消失したのである。まあ、人生万事塞翁が馬、あざなえる縄のごとしであって無駄のやりくりも高齢低年金者には余暇、良か良かでもあるわいなぁ…。


取水堰が消えていた…

2023-08-25 | 水辺環境の保全

 台風7号だったか直撃されず総雨量もほどほどだったので水域の破壊には至らないだろうと思いつつ「それでも…」と確認の水見回りに出た。ところが合点トコロテン、焦点が合ったら目が点に、いいえ、この場合は「目が転」で眩暈どころではない林接池への水供給の要である取水堰が消えていたのだ。補強のための玉石など一切の跡形も無かった。総降雨量は程々でも1時間当たりの降水量が多かった結果なのだろうと推測はついたけれど下流部には玉石も堰にしていた梁材も見当たらない。

水見回りで道具の携行が無かったから素手で泥と砂利で堰をこしらえてとりあえずは取水できる状態にまでしておく。

 全域を見回ってから拠点で杭を10本ほど作ってスコップと杭,掛け矢などを一輪車で運ぶ。堰にしていた梁材は下棚の二つ池放水路にあった。この梁材だけでは流路の幅が広がってしまった現在では堰にはならず不足分を角材から作った杭列で補うのである。鉈でざっと削っただけの杭の先端は基盤層ではない棚田跡の流路にも容易に打ち込むことが出来て作業は難なく終了した。用意した杭は垂木の廃材を転用したので細い。この杭列だけでは水漏れが大きいので底浚いをして砂泥を盛って置く。これだけでは出水時に流失するから再度の手当てが必要だけれどそれは後日である。

    


二点位置流れ・昆虫スコイぜ!「名前忘れた…」

2023-08-24 | 小父のお隣さん

 林道の擁壁から垂れているホトトギスの食痕を見ていたら脇を抜けて苔にくっついた物体がある。「何だ⁉」と思って見れば菌糸のようにも見える。菌糸だけ風に乗って飛んで来る訳もなく更に遠視を近づけ乱視の眼で捉えてみれば蛾だったのだが以前にも見た記憶があるが名前は浮かばない。S先生が近くに居たから教えてもらったものの帰宅したら名前が出てこない。手元の図鑑を開いても同種は見いだせず名前不明のままである。

 まあ、小生的には同定そのものより多様性の方が嬉しいのであって、正直に言えば昆虫や植物の判別なんて既に無理な年齢なのでもある。昆虫は姿形に多様性はあるのは承知でも記憶に留まっているのは蛾の仲間ならビロウドハマキが筆頭である。過去3回しか見てはいないのだが全て別種の様に色彩が異なっていてとても蛾とは思えない虫だった。今回の写真の彼も保護色なのか擬態なのか判断はつきかねるけれどファッションの好みは「虫それぞれ」なのだろう。だから無視する事にしたのだがこの夜の彼、きっとファックション!が止まらないはずだ。

   

 台風の影響で自宅軟禁中。特に出来る事も無いので「蛾の図鑑」をスクロールしてみた。最初の画像でヒットはしなかったものの似た様な蛾を見つけ「もっと見る」をクリックしたところ、その中に入っていたのだった。名前は「セスジナミシャク」。体中央部にスジが通っているから間違いないだろう。

 S先生から伺った名前は何だったか照合が出来なかった。こんなところに短期記憶の劣化が如実に表れている・・・。短期記憶が薄れている世代や症状の人々に「回想療法」と言って昔を思い出させるような取り組みは更に短期記憶を阻害するのではないか、と一抹の疑問。まあ、人生黄昏のあがき、であって歌にもあった。「人生たそがれ お山のボッチ・・・」。

 


イースターエッグの試作 2

2023-08-23 | 何よりの楽しみ

 午後になって作業場所が日陰になったとはいえ気温は相変わらず33℃程度のままだ。電気式と線香式の蚊遣りを左右に従えての作業だから扇風機を使う訳にもいかず切削の粉塵を浴びつつ終わる頃は全身がきな粉餅状態である。まあ、喰うのはやぶ蚊程度だけど・・・。

 一通り削り出しを終えたのだが1個分だけの材料が余った。桐材でコストを掛けているから捨てるには惜しい気がして1個だけ削り出してみたのだがここで大事なことに気が付いた。「1個ずつの削り出しの方が仕事が早い!」のである。「段取り回数を減らせるかと」2個取りにしてみたのだが現実はそうでは無かった。作業の安全を考えた時も1個取りの方が作業リスクは少なくなる。ヤナギ材や桐材は柔らかく強度も弱い。チャックの保持力にしても中央部の細い接続部にしても負荷に耐えられる力は弱いはずなのだ。

 材質の違いによる肌目の相違は左の写真通りであるけれど仕上げ工程で「胡粉」を塗付して卵殻に似せるのであるから木目の美しさは今回は無用なのだが小生的には木目肌が好みである。写真上の二つが古材のヤナギ材で下の二つは桐材で接合線が見える。計量はしなかったけれど重さとしては似た様な感じだ。

 削り出し切り離した卵形の臍の始末は面倒だった。サンダーや切り出しナイフで大まかに削りサンドペーパーで表面を滑らかにする。しかし、この工程は回転中に行わないので綺麗な曲面に仕上げるのは面倒だ。ここで気が付いた「1個づつ削り出した方がこの工程は不要なのである。最終的に主軸側の面は回転させながら切り離すので上手に削れば臍は出来ない。早くこの事に気が付くべきだったのだが「忘れた頃の作業」となると操作も段取りの可否も目こぼしがある。陽が西に傾いてからの三日間でようやく13個が揃った。ゲージを使わない加工だったから「卵型」としての精度は雑多になったがイースターエッグに使う分には差し支えないだろう。

 ここでまたまた気が付いた。いわゆる「卵型」で作ってみたが恐竜の卵の様に「俵型」もある。拠点道具小屋に使えそうな軟らかい端材があるから試作する価値はあるだろう。しかしながら手に取るお客様の立場になると「俵型かあ…」となる可能性もあるかぁ…。でもまあ、そこで躊躇していては姥捨て山のお爺が廃る。そう思いたいけれど既に廃れの途中なのだ低年金高齢者は・・・。

   

 


やっぱり夏はキムチまぶし

2023-08-22 | 何よりの楽しみ

 タグを「手作り料理」としたものの単に混ぜ合わせただけなので相当するのかどうかは分からない。まあ、いつもの「やっつけ料理」であることは間違いないのだ。1kg売りのキムチを見つけたのでこの夏はこのキムチに食材を色々取り交ぜて「ご飯のお供」として絶賛アフアフ中なのである。

 今回で3回目、いいえ試作を入れれば4回目になるので今夏はキムチだけで3.5kgは消費した事になる。で、今回の構成はキムチ1kg・生シイタケ・黒豆200g・塩昆布100g・乾燥糀200gを用意した。生シイタケはスライスしてからレンジで加熱処理し乾燥糀は水を加え前夜から加温戻しを済ましておいた。それらを混ぜ合わせ容器に詰めて数日養生させるだけで食事に供するのだが黒豆を加えた事で甘味が少々出てしまい「水煮」にすれば良かったと思っても後の祭りである。

 黒豆でなく切干大根かイブリガッコを入れた方が美味しくなっただろうと想像はしている。この課題は次回に持ち越しだがこの「キムチまぶし」と言うか混合物、ご飯に載せるだけでなく素麺やパスタ、サンドウィッチ等々、使い勝手が良いのだ。豆乳ヨーグルトと混ぜ合わせて食してみたら辛みが当然抑えられて更に食べやすい。しかしながら自分個人で食するだけなら問題は無いけれど他人様に薦めるような食品ではないとは思っている。客観的には危ない食品に見えるだろう。

 小生的には納豆と混ぜて食べて見たのも美味しかったのだが、これにヨーグルトを加えれば東北地方の伝統的発酵食品「ごど」の菌成分を網羅する。こう言う食べ方も発酵系食品の在り方として「あり!」と確信するのだ。いわばハイブリッド発酵食品である。ナンチャッテ・・・。

                

 


今日のトンボ「アジアイトトンボかなあ…」

2023-08-21 | 小父のお隣さん

 棚田部の草むらで見かけたイトトンボは「アジアイトトンボ」ではないかと思っている。このサイズのイトトンボはフイールドでは最小サイズだけれど複数飛翔している事はまず無くて大概一匹だけを視認するのである。

 図鑑対照でアジアイトトンボくらいしか相当する種が無いのでそう考えているのであるけれどもしかしたら別種かもしれない。どちらにせよフイールド最小のトンボである事は不変なのだ。

    


跋扈蹂躙、これは痛手だ!

2023-08-21 | 小人閑居して憮然

 気温35℃の予報日なので早めに到着し早や帰りのつもりだった。毎回、確認する訳では無い「絞り水の池」を「たまには…」と確認に行ったのだが行ってビックリたまげたたまげた。オーバーフロー部が破壊されて排水出来ず満杯状態になっていた。このまま一晩放置すれば越流して更に土の流失を促進してしまう。「帰宅前に…」の軽い気持ちで見回ったのだがこれで帰宅時間を遅らせねばならなくなった。

 幸いにも日陰の範囲なので直射光下の作業で無かったのは幸いだったが、この場所が威之志士様の跋扈蹂躙に遭うのは初めてである。まあ、それだけ勢力を回復してきたと言うべきなのだろう。とりあえずは排水管が機能するように位置を整え崩された土手に新たに土を運び盛った。胴突きで鎮圧までする気分にはならず靴で踏みつけただけのやっつけ仕事になったけれど何もしないよりは「良い」のである。

 今までの経験則から新たに土を動かした範囲はおっつけ被害に遭いやすいのは理解しているけれど修復しない訳にはいかないのだ。造成したり修復したりすると威之志士様はご機嫌麗しく興味を持ってくれて盛った土や丸太は容易に破壊してくれる優しい心持の獣なのである。そして「野獣豹変」いいえ「野獣ヒョー!変」「ちょくちょく猛侵」はお約束!。

  

 


今日のトンボ「リスアカネ初見」

2023-08-21 | 小父のお隣さん

 林接池の中央部に挿し立てた竹の枝先に止まっていたアカネ、翅端斑が見える。「マユタテアカネなのかリスアカネなのか」判断がつかず林道に居たS先生に鑑定を呼び掛けたのだ。視認して「リスアカネ」と断定なされたのだけれど小生もSさんも「???」と根拠までは理解できなかった。そこで確認のために捕獲して説明をして頂いたのである。それはともかく数枚撮影した写真はどれもピンボケだ。背景が水面でそれも位置関係は斜めなので焦点を合わせにくいのは理解できるがタフカメラには限界だ。

 さて判定の結論としては「判定は側面の模様で決まる。マユタテの側面はリスアカネの様に模様が明確ではない」が大まかな説明だったのだが小生的には視認して其処まで捉えきれない。どうしても赤さや翅端斑のような一点集中しがちなのだ。それはともかくリスアカネの初見。これで三日連続三種を初見したことになる。いやぁ祝着至極なり。