倒殿冷色鮮なし仁 愕時第一
信義に遠ければ言覆す事ばかり 愕時第一
死神、大樽の上に在りて曰く、
漏水は斯の如しだ 昼夜を舎かず 死官大苦
利に放りて行い、被害骨髄染色体 里人大死
民、信無くんば立たず。官、芯無くて立たぬ 鴈演題自由煮
風呂一杯、明けてびっくり300トン 舌切り雀
汚染水今日はどこまで行ったやら 古老
高利率連鎖の簡易貯蓄槽 ヤバイミックス
災害を備蓄、備蓄から災害 隔離サイクル
倒殿冷色鮮なし仁 愕時第一
信義に遠ければ言覆す事ばかり 愕時第一
死神、大樽の上に在りて曰く、
漏水は斯の如しだ 昼夜を舎かず 死官大苦
利に放りて行い、被害骨髄染色体 里人大死
民、信無くんば立たず。官、芯無くて立たぬ 鴈演題自由煮
風呂一杯、明けてびっくり300トン 舌切り雀
汚染水今日はどこまで行ったやら 古老
高利率連鎖の簡易貯蓄槽 ヤバイミックス
災害を備蓄、備蓄から災害 隔離サイクル
昨日は最高気温36.6℃。予報より2度も上回った。もう熱風が吹いてくる感じだ。今朝の室温29℃、涼しく感じるから感覚もおかしい。
林道に転がっていた蝉に喰いついていた蜂、昼近くには頭部の形が無いほど破壊していた。
ファーブル先生の様に時を忘れて見入っている訳でもないけれど、この蜂、近くでアゲハが吸水していて、舞い上がると執拗に追い払う。小生が至近で見ていても、一輪車を押して脇を通っても行動を起こさないのに、である。
頭部は目玉あたりから喰い始めて二時間後には頭部が無くなった。腹部は既に無く、胸部は頭部より固いのだろうか知らないけれど、頭部方向から首を突っ込んで噛み砕いている。
このスズメバチ、キイロでよかったかどうか…。この蜂、この炎天下で「ハッチィハッチィ!」などと愚痴など言っていなかった。
竹口琴を前回は乾燥し枯れた材料を使ったが、削り出しが大変だったから生竹で制作してみた。加工が容易な事はともかく、楽器としての性能が同等に出るかが知りたかった。
雨の止み間を見計らい、拠点まで出かけ真竹を伐ってきた。材料寸法に切り割り、油を抜くために煮沸する事しばらく、熱湯の表面に油と言うかアクと言うか泡になって浮いてくる。掬い取っても竹の表面にも付着しているから、これは雑巾で拭きとった。常温では固くなって取りにくい。鍋やお玉に付いたものも冷えると硬化してしまう。真ん中の写真が拭き取る前後の竹肌であるが、拭き取るだけの価値は十分にあるだろう。
加工はあっけないほど楽だった。切りだしナイフも楽に入るし、何よりも彫刻刀でも楽勝だったのが、細かい削りが多い口琴の加工には嬉しい。前回の材料は茶葉乾燥機の簀の子の部材で、油抜きも乾燥も十分な材料だったが、竹は乾燥すると硬くなる。
問題の楽器としての性能だが、全くの生竹にもかかわらず十分な振動と音が出た。乾燥してからどう変化するのか不明だが、物理的理由で、より高音が出てくるのではと期待している。
前日に見に来て猪の被害を知った母親が伝えたのだろうか、今日は7家族がやってきて稲を刈り取るという。田植えをしたメンバーらしい。
夏休みだからお兄ちゃん、お姉ちゃんもいるが、乳飲み子や幼児を連れたママ達である。草刈り鎌を持ってきていたが、ノコギリ刃の稲刈り鎌ほど役に立つはずもなく、「引き抜いていいですか?」と小生の所まで聞きに来た。
人数は多かったけれど、戦力になるママ達は数人で、昼までに一坪程度の株を抜き取って終了した。
小生はと言えば、下段の泥水地で除草をしていたが、おチビちゃん達が近くに来れば、アカハライモリを渡したり、猪の足跡を教えたり、生米やヒマワリの種を食わせたりと忙しかった。付き添っているママ達は「種って生で食えるんですか?」とびっくりしていたが、びっくりしたのは小生の方、小父さんの常識、若い世代では常識にもならない。何でも喰わねばならない時代ではないのだけれど、猪の餌探しに学んで欲しい。
タマアジサイが開花した。例年、この時期だったかどうかの記憶が無いが、その理由は好きでない花にあるのだろう。
「大男、総身に知恵が回りかね」ではないけれど、大振り過ぎて隙だらけの様に感じる。花後もいつまでも花柄を付けていて、見苦しい。
文句ばかり有るようだけれど、花の少ないこの時期に、日蔭で開花してくれるのは貴重な部類と思うが、それでも好きでない。「好きでない」という事と「いいなあ」と思う事は別のようだ。心の中は「藪」ということだろう。
お盆あたりからアオマツムシが鳴きだして夜間はうるさくなったが、処暑過ぎてコオロギが鳴き、昨晩は鈴虫が鳴いて秋めいてきた。家の周囲に草地がなくなりクツワムシが鳴かなくなって二年目の夏。これはうるさくともアオマツムシより良かった。
泥水地の上の棚田が猪によってほぼ壊滅状態になった。既に「試し喰い」に来ていたから時間の問題だったに過ぎない。
しかし本当に綺麗に倒伏させる。感心している場合でもないけれど、被害を受けない方が奇跡と言うべき場所なのである。面倒を見ているM氏曰く「先住民には負ける。来年は水稲ビオトープか…」とつぶやいたがツイッターはしない。
農作物だけでなく周辺の湿った表土の部分、新たに植栽した樹木の周囲、刈り草の残っている個所など、手当たり次第に掘り返している。
集落の農地は金属柵で被害防止を図ったから、その反動が周辺に及んだのは間違いない。そこだけ良くても「元から断たなきゃ駄目!」を忘れちゃダメ!。とはいうものの、駆除作業にクレームは出るし、括り罠など破壊される事多々な現実では難しいのだろう。
泥水地のコナギを除草していた時の事、抜き取ろうとした先にカエルの卵塊らしい物体が見えた。
「処暑も過ぎてのこの時期に産卵なんてするのか?」と思いつつ周囲を見渡したら半畳程度の広がりの中にいくつも浮いている。他の水面も観察したが、この場所だけだった。
この場所、日蔭と日当たりの微妙な場所で、水稲の実入りが遅く、猪が最後まで手を、いや口を付けなかった場所なのだ。直射に焙られるでもなく、日蔭のままでもない場所を選ぶのは、親の配慮か本能のなせる業か…。春は北側、夏は南側、良くわかっていらっしゃる。
ゼラチン質に包まれている直径1mmほどの点々はカエルの卵に間違いないだろうが、この時期に産卵するなんて知らなかったし、当然、カエルの見当もつかない。検索したら八月下旬まで産卵するのはツチガエル、ヌマガエル、などが相当した。ヌマガエルはいないからツチガエルか…。アマガエルにしては胚が大きい。
※翌日見たら既にオタマジャクシの形が見える。腹部には胚がついているが、黒い部分はオタマジャクシだった。どういう訳か、この手の孵化は早くてびっくりしてしまう。
雨が上がった時をねらって真竹林に入った。口琴の材料を確保するためである。案の定、竹に触れるたびに上から十分すぎるほどの水滴が降ってくる。これでは雨天でも同じだった。
時々は放置材や危ない切り残しを片づけているが荒れ放題だ。真竹を使いたくて採竹者が入るが、後始末を安全に、なおかつ後からも入りやすいようにしておいた現場は見た事がない。
通路わきで採竹しやすい場所は、おおむねこんな有様なのである。使用しない部分は乱雑に放置し、切り残しの高さはバラバラで危ないことおびただしい。
今回は一本採るだけであるが、徐竹作業を始める時は、危険がないように足元を整理してからでないと始められない。日常的すぎて、この頃は当たり前に片づけ始めるが、この慣れも恐ろしい。「右や左の旦那様、お仕事ありがとうございます。深謝!」。なんて言葉は浮かばない!
ヤンマの連結飛行を久しぶりに見た。良く見かけるクロスジギンヤンマでなくギンヤンマの様に思えた。
♂の腹部の空色がひときわ美しいが、このトンボを見ることは稀である。連結したまま産卵を開始したが、接近するほどに少しの動きでも敏感に反応して飛び立ってしまう。
邪魔をする心算はないけれど、千歳一隅の機会に撮影したいから粘る。二回目までは何とか接近を許したが、三回目以降は過敏になって接近させてくれなかった。
こういう撮影は、通常の焦点距離だとボケる事が多いようなので近距離撮影モードで撮ってみた。拡大すると、やっぱり思わしくない。「泣いてもいいんだ。人間だもの」に乗っかれば「ケータイだもの…」で落ち着く。
先日、個体で産卵行動をしていた、この♀に似た体色のヤンマ、翅端に薄墨色の斑があった。今もって撮影出来なかったのが惜しまれる。単なる個体差としても、大型トンボの翅端に色付きがあるなど信じられなかった。
泥水地、トンボ池の水面が水草で閉じられ様としている。ようやく暑さも一段落したから作業を開始したのだが…。
水面を覆ってしまう水草の大半は「コナギ」で、これが繁殖力旺盛で困る。「田圃の雑草」と言われつつ、早苗など瞬く間に凌駕して席巻してしまう繁茂ぶりなのだ。
ミズアオイも含めて「絶滅危惧種」の範疇に入ったかの話も伝わって来るけれど、おっとこどっこい、そんな軟な植物ではない。今季何度除草したか…
予報では「降雨は午後から」となっていて、午前でかたが付くと出かけたのだが、半分ほど除草したところで降りはじめてきた。もう、戦闘意欲減退、とっとと退散となった。ズボンも袖もびっしょりで顔も衣服も泥はねだらけだから、雨に濡れても大した事ない様に思えるが、春雨でも道行でもないし、泥だらけで雨に濡れてもロマンが無い。
猛暑で家に閉じ込められている間、手慰みに「竹の口琴」に手を出した。間伐材や徐竹材を生かす意味で始めた木工細工だが、口琴は初挑戦になる。
日本を含め東南アジア各地に各種の竹の口琴があるが幼児には危険だったり、操作が難しかったりと小生は不満だった。写真下部、アイヌ民族の伝統口琴ムックリは糸が指に食い込んで痛く、音を出すのにコツがいる。
写真上は東南アジア系の一つだが、細く尖っており危ない。本来の弁形状で試作し音響を確かめつつ、ハイブリットでデザインしたのが下から2本目である。一言で言えば「安全性と操作性」の両立だ。
振動弁の形状はムックリから、弾き方は東南アジア型から選び、体型はずんぐりさせ、保持し易く弾き易くなった。太い部分を握り、指で弾くだけだから幼児でも簡単だ。伝統楽器も入り口を容易にしないと失われよう。今回の作品は「伝統楽器」とは言えないけれども…。
材料として使った部材は茶葉乾燥機の簀の子で新品である。シミのある製品だったので返品され廃棄されるのを手に入れた。このシミは磨き出しても残って、未使用品に見えない。仕方ないからラッカー塗料を塗ってみたが、黄色だったから何度か重ね塗りをしないと隠せない。「やれやれ」である。
処暑になってようやく夕立での一雨。とは言え、猛暑に変わりなくフイールドは遠慮して自宅工作で汗をかく。国際竹とんぼ型で制作した30本だったが…。
手作業だから均一性が薄れるのは承知の上だったけれど、飛行方向の差が大きい。どうしても横飛びを修正できないのがある。高度記録や距離記録などの楽しみ方はあるが、未就学児相手となると水平飛行は危ない。
飛行パターンの修正方法が見出せなくて、水平飛行タイプはお蔵入りである。どのタイプでも回転力はあるので、唸りをあげて飛んでいく。それだけに横飛びするトンボは他人に渡せないのだが、上昇タイプの飛行は素晴らしい。赤く彩色して「赤トンボ」で出品する予定だ。
未塗装だと水分を吸収して汚れやすく、クリヤー塗装は発見し難いので彩色したが、小生的には木地のままが好きである。