スピーシーズ・デビル

2010年02月15日 | 映画（さ行）

（原題：NECESSARY EVIL）
【2008年・アメリカ】DVDで鑑賞（★★★☆☆）

悪魔の遺伝子と科学者の狂気によって創造された「新たな種」。
新薬レフィソルを巡って展開するサスペンス・ホラー。

精神医学の権威であるニール・フィブリアン博士（ランス・ヘンリクセン）は、バビロン遺跡の洞窟で進化型生命体の極秘捜索を行っていた。捜索部隊のリーダーを務めていたフランク・サンダース大佐（ゲイリー・ハドソン）は、遺跡の奥地で謎の生命体と接触し、悪魔の血を自身の体内に受け継いでしまった。
それから16年後。ジャーナリスト志望で正義感に燃える女子大生のデボラ・フィールデイング（キャサリン・フィオーレ）は、エッジウォーター研究所と製薬会社の不正癒着を暴こうとしていた。デボラは大学の先生を通して、エッジウォーター精神病院の精神医学部長であるフィブリアン博士に取材のアポを取り付ける。一方、ビショップ郡警察のアレックス・ルッソ（エリック・フリードマン）は、16年前に誘拐された少女メリッサの事件を執拗に追いかけていた。そんな時、16年前と似たような誘拐事件が発生する。壁には「身の程を知れ」とヘブライ文字で書かれた焼き文字。ルッソは被害者である両親が何かを隠していると感じ、極秘に捜査を進めていく…。

ランス・ヘンリクセン様♪
ランス・ヘンリクセン様♪
ランス・ヘンリクセン様♪
ランス・ヘンリクセン様♪

ともやが何でこの作品を観たかは、言わずもがな。
ま、未公開のＢ級作品が好きっていうのもあるんだけどねww。

多額の資金援助により、陰ながら町を支配する製薬会社。
墜天使ネフィリムの墓碑に由来する古文書。
悪魔のDNAで作られる新しい人類。
失われ作り替えられた記憶。
…などなど、面白い素材はいっぱい散りばめられているのだが、どうもドラマのダイジェスト版をみているような雰囲気。
説明不足な点が多すぎるのである。
これって20話前後の海外ドラマでやれば、すごく面白くなるんじゃないのかなぁ？

それにしてもランス・ヘンリクセンは格好良すぎ♪

ちなみにフランク・サンダース大佐の部下バロー役として、ダニー・トレホも出演しています♪
ロバート・ロドリゲス監督作品、常連のカレですよ♪
バローと刑事ルッソの関係も、今ひとつ分かんなかったなぁ。

ま、日本のパッケージのようなモンスターは、当然出てきません。
こんなので腹を立ててたら、Ｂ級便乗パクリ映画なんて見られないですからね♪

監督はピーター・Ｊ・イートン。

Necessary Evil Trailer