ともやの映画大好きっ!

鑑賞した映画の感想やサウンドトラックなどの紹介、懸賞や日々の戯れ言などをのほほんと綴っていこうと思っています。

ユビサキから世界を

2006年10月23日 | 映画(や行)
【2006年・日本】試写会で鑑賞(★★★★☆)

アンダーグラフの楽曲「ユビサキから世界を」が持つ世界に対して、行定監督が掲げるもうひとつの世界。
虚無感と前向きな決意が交錯する歌詞と同じコンセプトを掲げ、行定ワールドならではの視点から「現代(いま)を生きる普通の女子高生」を描いた短編作品。

とある地方都市。家庭の問題や妊娠など、それぞれ悩みを抱える仲良し高校生4人組のリンネ(谷村美月)、ウタ(北乃きい)、ラン(麻里也)、タマ(永岡真実)は退屈な毎日に虚無感を感じ、集団自殺をすることを計画する。最後の晩餐としてたこ焼きを食べ終わった4人は、午後10時に校門の前に集合を約束して、一旦それぞれの日常へ戻っていく。集団自殺決行まであと数時間。死を意識し始めた4人の心は微妙に変化し始めていく…。



上映時間63分という非常に短い物語。



何かを変えたいなら、まずは自分でできる小さなこと…指先から始めよう。
そんなメッセージが込められたアンダーグラフの新曲。



女の子を可愛く撮ることで定評のある行定監督。
ともやのツボは、ウタ役を演じた北乃きい。
第二次世界大戦中に神風特攻隊員だった祖父を持つ女の子。
クールだけど虚無感を漂わせたメガネっ娘ぶりが何とも言えません。
今後に注目です。

そして映画を観るときに必ずお目にかかる【海賊版撲滅キャンペーン】のCMに登場するリンネ役の谷村美月。
集合場所に急いでいる最中にタクシーに跳ねられ、生き埋めにされそうになったりと、かなり苛酷な一夜を体験します。



重くなりがちなテーマを、サラッと軽いタッチで描いた青春映画。
行定監督にはこういう作品を多く撮っていって欲しいものです。

監督は行定勲。


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2 コメント

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お父さんは・・・ (へな)
2006-10-23 13:47:59
何月号だったかなぁ、

北乃きいさんのインタビューをしたのだけど、

なかなか賢げな子だったよ。



でね、お父さんは37歳なんだって。

いやあ、ビックリしました…。



まあ、年齢的におかしくはないんだけどさ~。
軽くショック! (ともや)
2006-10-23 22:50:33
こんばんは、へなさん♪

>北乃きいさんのインタビューをしたのだけど、なかなか賢げな子だったよ。

面白い娘だよね。



>でね、お父さんは37歳なんだって。

なんと!

…ということは北乃きいは、ともやの娘でもおかしくないのか…。

う~む。

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