ダ・ヴィンチ・コード

2006年12月10日 | 映画（た行）

（原題：THE DA VINCI CODE）
【2006年・アメリカ】DVDで鑑賞（★★★☆☆）

ダン・ブラウンの同名ベストセラー小説を映画化したミステリー映画。

パリのルーヴル美術館で館長のジャック・ソニエール（ジャン＝ピエール・マリエール）の惨殺死体が発見される。その死体は、レオナルド・ダ・ヴィンチの【ウィトルウィウス的人体図】を模した形で横たわっていた。講演会のためにパリを訪れていたハーヴァード大学の教授ロバート・ラングドン（トム・ハンクス）は、フランス司法警察のベズ・ファーシュ警部（ジャン・レノ）に呼び出されルーヴル美術館にやってくる。ラングドンはその夜、ソニエールと面会の約束をしていた上に、暗号の中に彼の名前が記されていたため事件の容疑者と思われていたのだ。そんな時、暗号解読官のソフィー・ヌヴー（オドレイ・トトゥ）が現れ、ラングドンを連れてルーヴル美術館から逃走する。警察の厳しい追跡をかわしながら、暗号の謎を解き始める２人。しかし、それは新たな謎の始まりに過ぎなかった。ソニエールが深く関わっていた秘密結社の目的とは？　ダ・ヴィンチが絵画に残した歴史を揺るがす暗号とは？　そして、ソニエールから２人に託された重大な真実とは？　キリスト教をめぐる壮大な謎が解き明かされようとしている…。

ロバート・ラングレンが登場するシリーズ２作目。
原作を沙樹に読んでしまっていたので、非常に物足りない感想です。
でも原作を読んでいなかったらちんぷんかんぷんな内容でしたね。
まぁ、あの作品を２時間半に収めるのは酷かもしれませんが…。

特にキャラクターのイメージは抱いていなかったんで、まぁ、この２人に関してはこれといって不満はないです。

これはジェダイ・マスターではありません。
オプス・デイの暗殺者シラス役のポール・ベタニーです。
彼に関しても描写が足りなかったかなぁ…って。
信仰が篤すぎる故に簡単に利用されてしまう哀しみ。
他にも貸金庫の長が何でいきなりあんな行動をしたかとか、映画だけでは判らない部分が多すぎでした。

そういえば「ハンニバル」も、原作を先に読んでしまっていて、もの凄い物足りなさを感じたなぁ。
「ハリー・ポッター」シリーズの原作を読んでいる人たちも、こんな想いを抱いているのかしらん？
次回作「神と悪魔」（ロバート・ラングレンが主人公のシリーズ１作目）の原作ももう読んじゃってるんだよね。
何だか不安ですわん。

監督はロン・ハワード。