ともやの映画大好きっ!

鑑賞した映画の感想やサウンドトラックなどの紹介、懸賞や日々の戯れ言などをのほほんと綴っていこうと思っています。

食客

2009年04月25日 | 映画(さ行)
(英題:Le Grand Chef)
【2007年・韓国】試写で鑑賞(★★★☆☆)


韓国を代表する漫画家ホ・ヨンマンの原作を実写映画化した料理バトル・ムービー。

食の頂点を極める老舗料亭「雲岩亭(ウナムジョン)」。そこでは後継者を決める料理対決が行われていた。この戦いに挑むのは若き天才料理人ソン・チャン(キム・ガンウ)と、店主の孫に当たるオ・ボンジュ(イム・ウォニ)。対決する料理はフグの刺身。しかし、ソン・チャンが問題なく処理したはずの料理にフグの毒が含まれており、審査員たちはのたうち回ることに…。
それから5年後。朝鮮王朝最後の王・純宗(スンジョン)に仕えた待令熟手(テリョンスッス)の遺品となる包丁継承者を求め、現代最高峰の料理人を決めるコンテストが開催されることになる。テレビ局の女性プロデューサーであるキム・ジンス(イ・ハナ)は局長の命令で、今は田舎に戻り、年老いた祖父ソン・ヒョン(チョン・ジン)の面倒を見ながら食材販売で生計を立てているソン・チャンをこの料理コンテストに参加させようとする。しかしソン・チャンは、いまさら料理人に戻るつもりはないと頑に拒否をする。しかし、現在雲岩亭店主として料理界に名を馳せるオ・ボンジュが、大会参加を辞退するよう圧力をかけたことで、逆にソン・チャンの闘志に火を点けてしまう。かくして、雲岩亭で修行していた後輩チャン・ドッキ(チョン・ジン)を助手にして、幾日にもわたって繰り広げられる白熱の料理勝負が開始される…。




この映画は大ヒットし、後に2008年6~9月には、キム・レウォン主演でTVドラマ化(全24話)もされている。
しかも映画の続編製作も決定しているらしい。
香港映画とかでは、こういう食を題材にした作品は過去にあったけど、韓国では初のことみたいですね。
日本では「美味しんぼ」を始めとして、「ミスター味っ子」、「包丁人味平」、「将太の寿司」などなど、こういう土壌が出来上がってますからね~。
そしてTV番組で「料理の鉄人」などもありましたし、こういう料理対決モノって日本でヒットしそうな予感。



韓国の料理対決と言うので、キムチとかキムチとかキムチとか…(笑)。
そんなのを想像してたんですが、魚料理、スープ、牛の解体(アンコウの解体みたいな感じ)とか、実にバラエティ。
しかも牛の解体エピソードが泣けるでぇ~。
あと韓国でもフグの刺身を食べる文化があるなんて、ちょっとビックリざます。

料理漫画をたくさん知ってる訳でもないんだけど、雰囲気は「将太の寿司」みたいな感じかな?
これはちょっとTVドラマ版も観てみたいっす♪

監督・脚本はチョン・ユンス。

2009年4月25日公開
公式HP:食客


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