真志野城

真志野城は長野県諏訪市真志野にあります。

真志野城地図

地方道１６号線の信号湖南保育園から南西に市道を進み、竜雲寺を目指します。

竜雲寺

竜雲寺から南に見える山が城山です。

寺から東に歩くと、伊藤千代子顕彰碑の案内板があり、ここの細道を進み、高速道の高架下を歩いてゆきます。山に入って水路があります。これを飛び越えて東の山に取り付きます。
尾根筋に登ってゆくと、すぐに腰曲輪が見えてきます。

北第一腰曲輪
北曲輪

北第二腰曲輪
北第三段曲輪、諏訪湖を眺めて北側の尾根にこれだけの防御施設が配されています。

縄張り図は「信濃の山城と館６」諏訪・下伊那編、東北尾根の途中から登っています。

東北尾根の最頂部が見えてきました。

虎口

大手通路、ここを通り抜けて主郭部となりますが次回とします。

真志野城主は胡桃沢氏・金子氏などの伝承はありますが、史料に矢島満清が初めて登場します。
矢島満清【やじまみつきよ（15??～15??）】

諏訪上社の禰宜。1542年、武田晴信による諏訪侵攻に協力した。その後高遠頼継が所領問題から武田家を離反するとこれに与した。高遠頼継が、諏訪上社の禰宜矢島満清の共謀して謀反を起こす。上原城を攻め落とし、下諏訪を放火、諏訪の上下両社を押さた。高遠頼継と矢島満清は謀反を起したが、武田晴信のすぐ対応して、板垣信方を先発させると、武田晴信が主力率いた。安国寺の宮川の橋付近で戦闘が開始され、高遠頼継は敗走、捕らえられた矢島満清は禰宜職を免じられた　戦国武将録より