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Oceangreenの思索

主に、古神道、チベット仏教、心理学等に基づく日本精神文化の分析…だったはずなんだけど!

高橋葉介“夢幻紳士”

2013-08-20 | 芸術・美術
少年少女文化に関してメジャー志向みたいな事を書いてしまいましたが…

西村しのぶのファンであることからも分かるように、決してメジャー一辺倒ではありません!
メジャーがつまらなければ辺境を探すし、辺境までイカれてればメジャーを求めるだけの話。

今までに書いてきたものの他に、もう一つわたしにとって重要な作品が、高橋葉介という人の“夢幻紳士”というマンガ。
これもマイナーなんですよ。

昭和初期を舞台にした“名探偵コナン”(コナンは嫌いだけど)で、本格ミステリではなく江戸川乱歩の味、と言えば想像できるでしょうか…?
主人公の少年が大好きで、中学生~高校生の頃、熱心に読んでいましたね。

今思うと、初期に“マンガ少年”に連載していた読み切りの中に、知里幸恵を思わせる話があったんでしょうね。
知里幸恵の声を聴いてくれる私立探偵、みたいに思ってたのかも…

この作品はおそらく王仁三郎の霊的影響を受けていたと思うんですが。
作者は王仁三郎否定したんじゃないかな…
いや多分。そんな話ある。

そこから狂って、単なるギャグマンガになって行ったんじゃないのかなぁ。
考えすぎ?
分かりませんが。
あずまひでおっぽいギャグマンガ化してからは読みませんでした。

ちなみに、榛野なな恵の“papa told me”も、橋本治を否定したんじゃないかというところがあって。
そこから、少し狂ったかも。
ファン層から橋本治縁は抜けて村上春樹系とかさ?

いや考えすぎ。

でもわたしはいつの間にか読まなくなったなぁ。
作者と趣味が合わないのよ。
橋本治と村上龍だったから…

あの作者は“二十日鼠と人間”とかどう思うんだろ?

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