ご注文いただいていた酒袋で作ったバッグがやっと出来上がりました。大変お待たせいたしました。
中に仕切りが付き、覆い布をかぶせる定番の手提げバッグです。
酒袋は昭和30年代まで日本酒を搾っていたもので、木綿の布に柿渋をかけ繰り返し使っていた年代ものです。今は使われなくなり骨董屋さんで買うしか方法がありません。
状態のいい味のある布から順番に使っていますので、手持ちの材料も少なくなってきており心細く感じています。
まがい物が出回っている今日、いつまで本物にこだわり続けられるか心配しながら、今回の作品も本物の証である継ぎをアクセントにし、たっぷり酒袋を使ってシンプルなバッグを作りました。お気に行っていただけると思います。
手作りバッグのお店です http://bag.shop-pro.jp/