手作りバッグ・玲

酒袋などで作ったオリジナルバッグ

アララト山ハイキングと東トルコ探訪ー2

2007-07-06 20:41:13 | 山歩き

6月16日、チグリス川を超え、かつてのシルクロードを東に向かいバンに着きました。

(チグリス川に架かる石橋、写真⇒下流方向はイラン) 

 6月17日、トルコ最大で世界で4番目の大きさのバン湖に浮かぶアクダマル島にフェリーで渡りました。島には古いアルメニア教会があり、外壁には聖書に出てくる物語などのレリーフが残されておりました。教会見学後、岩場の向こうまで歩きました。現地の観光客も沢山来ていて、みんな人懐こく写真を撮りあうなど楽しいひと時を過ごしました。

     (右と左の目の色が違うバン猫)  

    

      (アルメニア教会のレリーフ)    (レストランで食べた魚の塩焼き)

    

レストランでは淡水魚の塩焼きをとても美味しくいただきました。昼食後チャウシュテペの古代の城跡をガイドさんの説明を聞きながらウォーキング。玄武岩に刻まれた、歴史の教科書でしか見たことの無い楔形文字を目にし、手でふれ、感激ひとしおでした。

               (玄武岩に刻まれた楔形文字)

6月18日はトルコ東の果ての町ドーベヤズトに向かいました。山越えの途中でアララト山が見えてきました。広い大地には色とりどりの花が咲き乱れておりました。午後から郊外にあるイサクパシャ宮殿の見学に出かけました。イサクパシャ宮殿はオスマン帝国最大の宮殿とのこと、広場の正面には獅子の像や生命の樹などの彫刻がありました。また、内部にはハーレム、王の家族の部屋、貯水槽、トイレなどが整然と並んでいました。ホテルに戻り時間があったので町の中を少し見て回りました。アララト山の見えるところを探してずんずん歩いていくと、町のはずれに出てしまいました。また、鉄条網の向こうに兵士の住宅があり、滑り台やブランコと言った平和な空間がありましたが、そこには銃をかまえた、まだ幼さの残る兵士の姿があり国境の町の緊張が感じられました。

    ( イサクパシャ宮殿 生命の樹)        (大アララト山)

   

 いよいよ翌日は念願のアララト山トレッキングです。

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