天皇陛下の靖国神社御親拝を希望する会会長

日本人の歴史認識は間違っています。皇紀2675年こんなに続いた国は世界の何処を探しても日本しかありません。

8.8天皇陛下のお言葉を聞く前に知っておく事

2016-08-06 16:33:14 | 時事
NHKの独自報道から私の個人的見解と勝手な想像をブログで掲載してしまいましたが、8.8が近づくにつれその発表の是非は問題ではなく、お言葉自体が気になるようになってしまいました。

宮内庁に対する疑義は解決しないのですが、天皇陛下の大御心にウエイトが移ってしまい、その様な細かなことははっきり言ってどうでも良くなってしまったのです。

皆様におかれましても様々な思いをお持ちであると思いますが、風評にも近い憶測でブログ化したことで、皇室又は宮内庁関係者に対する印象を害したのであれば、この場をお借りして謝罪いたしたいと思います。

ここで偉そうに皇室又は天皇陛下の知識をひけらかすことも、ご存知の方もいらっしゃると思うのですが、8日の3時迄に是非書いておきたいことがありますのでお読みいただければ幸いです。




宮中祭祀つまり、天皇陛下が国家と国民の安寧と繁栄を祈ることを目的におこなう祭祀についてです。
天皇陛下は多くの国事行為に加え以下の宮中祭祀
も執り行われています。

1月1日 四方拝(しほうはい)、歳旦祭(さいたんさい)
1月3日 元始祭(げんしさい)
1月4日 奏事始(そうじはじめ)
1月7日 昭和天皇祭
1月30日 孝明天皇例祭
2月17日 祈年祭(きねんさい)
春分の日 春季皇霊祭、春季神殿祭
4月3日 神武天皇祭、皇霊殿御神楽
6月30日 節折(よおり) 、大祓(おおはらい)
7月30日 明治天皇例祭
秋分の日 秋季皇霊祭、秋季神殿祭
10月17日 神嘗祭(かんなめさい)
11月23日 新嘗祭(にいなめさい)
12月中旬 賢所御神楽(かしこどころみかぐら)
12月23日 天長祭(てんちょうさい)
12月25日 大正天皇例祭
12月31日 節折(よおり)、大祓(おおはらい)
毎月1、11、21日 旬祭(しゅんさい)
毎日 日供の儀(にっくにのぎ) 毎朝御代拝(まいちょうごだいはい)


この中で元日に行われる四方拝だけが代拝不可つまり、天皇陛下がお一人で祈られ代わりがいないのです。万一御病気などの場合は中止されるのです。しかも宮中祭祀の中で一番重要な祭祀です。

歴代天皇のみが着ることを許される特別の装束黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)を召され、元旦の午前四時に宮中三殿の西側にある神嘉殿の南側の庭に設けられた建物の中の御座(ござ)で、
さまざまな国難はわが身を通過しますようにという意味の国家国民の安泰を祈られます。

悪い夢を見れば禍事となるからと3日間お休みになられません。82歳の御高齢にもかかわらずこの様な苦行をされるのです。しかもこの後国事行為の一般参賀にお出ましになるのです。

去年12月のビデオのお言葉で
『私はこの誕生日で82になります。年齢というものを感じることも多くなり,行事の時に間違えることもありました。したがって,一つ一つの行事に注意深く臨むことによって,少しでもそのようなことのないようにしていくつもりです。
今年もあとわずかになりました。来る年が人々にとって少しでも良い年となるよう願っています。』

この精神力には只々頭が下がります。