天皇陛下の靖国神社御親拝を希望する会会長

日本人の歴史認識は間違っています。皇紀2675年こんなに続いた国は世界の何処を探しても日本しかありません。

ヒロシマとフットボール

2016-05-15 20:00:17 | 時事
 ジョシュ・アーネスト米大統領報道官は10日、オバマ大統領が主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)出席後の5月27日に、安倍晋三首相と共に広島を訪問すると発表した。

 ホワイトハウスは、同大統領の広島訪問を、「核兵器のない世界の平和と安全の追求」に向けた米国の取り組みを強調するものとしている。

 ベン・ローズ大統領副補佐官(国家安全保障問題担当)は、オバマ大統領は広島市の平和記念公園を訪問し、「その場所とそこで起きた出来事の意義についての思いを表明するだろう」と述べた。

 一部からは、オバマ氏の広島訪問が70年前の原爆投下への謝罪とみられることを懸念する声も上がっているが、ホワイトハウスは、広島訪問は謝罪ではないと強調。ローズ副補佐官は、「大統領は、第2次世界大戦末期の原爆使用の決定を再考するわけではなく、われわれが共有する未来に焦点を絞った前向きな展望を描く予定だ」と語った。AFPBB News---------------------------------




このオバマ大統領の広島訪問に先立って、"謝罪"
のキーワードがちらほら見受けられる。

この被爆地ヒロシマの訪問に対し中韓のネットニュースの反応が興味深い。

中国は、所謂戦犯の国、日本が米大統領を被爆地に招く被害国の様なイメージを問題とし、韓国は韓国人被爆者への謝罪要求などと反応している。

全て歴史認識を全面に押し出した形で、中国は米大統領のヒロシマ訪問を疑問視し、韓国はそれを阻害するかの謝罪要求と両者は日米の距離に非常に敏感になっていることが伺える。

日本人としてヒロシマへの米大統領訪問の反応を伺っているのだろう。
今更用語解説だが、ヒロシマは漢字表記よりも被爆地を強調した言葉だ。

ホワイトハウスは、同大統領の広島訪問を、「核兵器のない世界の平和と安全の追求」に向けた米国の取り組みを強調しているが、この日米の安定した安全保障上の関係性を快く思わない親中韓日本人が意図的にネット上に載せているのだろう。

つまりは、反安倍派もまた米国との関係から安倍叩きのネタを手ぐすねを引いて見守っている。

左派の特徴として、保守を装い親米保守を批判し、米国に対して強硬な姿勢を見せる者がいるが、結果として中韓の意に沿った偽装保守に過ぎない。

原爆投下は東京大空襲と並ぶ国際法、ハーグ陸戦条約違反であると共に終戦を決意、終わらせたと言う側面から講話している矛盾と偽善性の両面をあわせ持つが、その大統領が訪問、慰霊することは日本にとっては前進の為の着実な一歩だ。

ヒロシマで核軍縮を訴えていく事と共に反原発を訴えることは共産党と共闘する反安倍派の特徴的類似性だが、是非広島・長崎の核軍縮と平和維持として政治的混同は避けなければならないだろう。つまり、被爆地と被災者を同列で訴えてはならない。

世界で唯一の被爆国の広島、長崎の都市が幾ら核兵器廃絶へ向けて取り組んでも中国は核装備と軍備拡大し、北朝鮮までもが水爆実験を行う世界情勢はその意に逆行している。

国内と世界情勢がめまぐるしく変化する中で 核兵器は戦争を抑止する武器が常識化し、核兵器のない世界の平和と安全の追求の為にオバマ大統領はヒロシマにエアフォースワンで*フットボールを携えた軍事顧問と来日する。



*核のフットボールとは、司令部を離れたときでもアメリカ合衆国大統領が核攻撃に許可を出せる道具が入った黒いブリーフケースである。このブリーフケースは、アメリカ軍の戦略的防衛システムにおいて、ホワイトハウス地下のシチュエーションルームなど、固定された司令部に対する、移動可能な拠点として機能する。