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AKB48「マジすか学園1、2」視聴率分析(総選挙分析ライター)

2012-07-17 10:54:04 | 映画・芝居・ミュージカル・ドラマ
AKB48「マジすか学園1、2」視聴率分析(総選挙分析ライター)

TV東京で7月13日(金)0:12より「マジすか学園3」の放送が始まった。

第1話に登場したのは、AKB48のチーム4から主役の島崎遥香(18歳)を筆頭に、大場美奈(20)、島田晴香(19)、阿部マリア(16)、川栄季奈(17)、SKEのチームSから矢神久美(18)、木崎ゆりあ(16)、チームEから木本花音(14)。AKB48のチームA、K、Bの大所メンバーは今のところ誰も出ていないので、今回はダイナミックに登場者を見直したといえる。(ただし、北原里英がチラッと出演。)

第1話のストーリーは、20XX年、少年法が改正され、民間企業により運営される少年刑務所が誕生した。不良、落ちこぼれ、引きこもり…そこには世間、学校、さらには家族からも見捨てられた少女たちが集められている。収容期間は無期限。弱肉強食のバトルリング。それが「プリズン HOPE」――通称「マジすかプリズン」だ!

そんな「マジすかプリズン」に今日も一人の少女が収容された…。その名はパル(島崎遥香)。パルが収容された監房のメンバーたちは「チームハブ」と呼ばれ、ダース(大場美奈)とウルセーヨ(島田晴香)を中心にテッペン争いが繰り広げられていた。

そんな中、部分的に過去を思い出せないパルは、自分が殺人の罪で収容されたのを刑務所員から聞きショックを受ける。そのことを伝え聞いたダース(大場美奈)は本当にパルが強いのか確認するため、配下の小耳(矢神久美)、なんてね(木本花音)、名無し(川栄季奈)に命じてパルと対決させる。

最初は3人の攻撃を無抵抗に受けるパルだが、恋人にもらったブレスレットを3人からバカにされ凶変、「あたしのマジにさわるんじゃねぇ」と一言発すると3人を一分間でボコボコにしてしまったのだ。(ちなみに、パルの武器は右ストレートと左のショートフック。パルは収容所に入る前、ボクシングをやっていたようだ。なんか“あしたのジョー”の「力石徹」に似ている。)

筆者的には、普段あまり見ていないチーム4の川栄季奈、SKEの矢神久美、木崎ゆりあ、木本花音の演技が新鮮だった。特に、SKEの2大“おバカ”コンビの矢神、木崎がセリフを覚えられるか心配していたが、しっかり演技しているのでちょっと安心した。矢神が3/8+7/6の分数計算に頭を悩ましているシーンは笑ってしまった。この笑いを誘えるキャスティングがGood!このあともこの2人の演技をアクセントととして、しばらく楽しめそうだ。(昨年9月30日に週刊AKBで放送された「最強おバカ決定選」は2人のおバカ度をリングの中で競うという企画でかなりおもしろかった。)


ところで、前々作の「マジすか学園」、前作の「マジすか学園 2」は前田敦子、大島優子らAKB48の選抜上位組を中心に、さらにSKE48の2センター松井珠理奈、玲奈らを加えた豪華キャストだった。その2作品の視聴率を調べてみた。

2010年1月~3月まで放送された「マジすか学園」の平均視聴率は3.67%、2011年4月~6月放送の「マジすか学園 2」は、前作を上回る3.73%の視聴率実績だった。これら2番組は深夜に放送されているので、3%を超えた視聴率を残したのは立派だ。

「マジすか学園」、「マジすか学園 2」視聴率実績
回 ・ 2010年 ・ マ1 ・ 2011年 ・ マ2
01 ・ 01/08 ・ 4.10 ・ 04/15 ・ 4.90
02 ・ 01/15 ・ 3.20 ・ 04/22 ・ 3.60
03 ・ 01/22 ・ 3.30 ・ 04/29 ・ 3.80
04 ・ 01/29 ・ 4.10 ・ 05/06 ・ 3.50
05 ・ 02/05 ・ 3.40 ・ 05/13 ・ 3.70
06 ・ 02/12 ・ 3.80 ・ 05/20 ・ 3.70
07 ・ 02/19 ・ 3.80 ・ 05/27 ・ 3.60
08 ・ 02/26 ・ 3.80 ・ 06/03 ・ 3.60
09 ・ 03/05 ・ 3.80 ・ 06/10 ・ 4.40
10 ・ 03/12 ・ 4.30 ・ 06/17 ・ 3.70
11 ・ 03/19 ・ 3.00 ・ 06/24 ・ 3.60
12 ・ 03/26 ・ 3.40 ・ 07/01 ・ 2.70
・ ・ 平均・ ・ 3.67 ・ ・・・ ・ 3.73


男女別、年齢層別に視聴率を見てみると、一作目の「マジすか学園」では、13~19歳の若年層男女が4.89%と一番視聴率が高く、そのあと20代男性3.42%、40代男性2.53%、30代男性2.43%と続く。

一方で、二作目の「マジすか学園 2」では、視聴率が一番高かったのは20代男性3.73%、次は40代男性3.15%、13~19歳の若年層男女は三番目で3.14%、そのあと30代男性2.92%となっており、一作目と二作目で年齢層別の視聴率の順位が多少入れ替わっている。すなわち、全体視聴率が一作目より二作目が上がるなか10代若年層男女の視聴率が一作目より低くなっている。出演者の年齢が上がった影響なのか。

10代若年層男女の視聴率が低下したことに運営側が危機感を持って今回の出演者の大きな見直しにつながったのかもしれない。

女性については、一作目、二作目ともどの年代も1%前後の実績だったので、こちらは総じて高くなかったと言える。


「マジすか学園」、「マジすか学園 2」年齢層別視聴率実績(12回平均)
男女 ・ 年齢層 ・ マ1 ・ マ2
男女 ・ 04~12 ・ 0.23 ・ 0.69
男女 ・ 13~19 ・ 4.89 ・ 3.14

女・ ・ 20~29 ・ 0.95 ・ 1.03
女・ ・ 30~39 ・ 1.68 ・ 1.17
女・ ・ 40~49 ・ 1.01 ・ 1.34
女・ ・ 50歳~ ・ 0.86 ・ 0.68
女・ ・ 20歳~ ・ 1.04 ・ 0.88

男・ ・ 20~29 ・ 3.42 ・ 3.73
男・ ・ 30~39 ・ 2.43 ・ 2.92
男・ ・ 40~49 ・ 2.53 ・ 3.15
男・ ・ 50歳~ ・ 1.43 ・ 1.51
男・ ・ 20歳~ ・ 2.10 ・ 2.40
・・ ・ 全体・ ・ 3.67 ・ 3.73


はたして、「マジすか学園3」はどれだけの視聴率実績を残せるのか?10代の若年層支持はえられるのか。配役を大きく変えただけに興味深い。

以上


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