百醜千拙草

何とかやっています

論文とかカレーとか

2015-06-26 | Weblog
沖縄の戦没者慰霊式典で、「帰れ!」「何をしにきたんだ!」という怒声を浴びせられたアベ氏、これだけ人々の恨みを買い、支持率も急低下しているというのに、過去に前例のない3ヶ月の国会延長してまでも大多数の人々や専門家が違憲だという安保法案をムリに成立させようとさせよううとする執念はなんなのでしょうかね。式典の場にいたキャロライン ケネディーは何を考えていたのでしょう。「帰れ」コールはケネディーにも向けられてもおかしくはないはずですが、沖縄の人々は、結局、対米隷属、沖縄基地の恒久化を望んでいるのは、むしろ日本政府の方であるということを認識しているということでしょう。沖縄の人々にとってみれば、第二次世界大戦、その後の占領時代、返還後の基地と、もっとも犠牲を強いられてきた沖縄に、今後も基地恒久化のために辺野古移設を強引に推進しようとするアベが、口先だけで沖縄の犠牲の人々への慰霊の言葉を口にしても、バカにするなという悔しい気持ちで一杯であっただろうと思います。やまない雨はありません。アベ政権は遠からず消えます。対米従属が終わる日も必ず来ます。

身の回りを見渡せば、日常には変わったことはとくにありません。やらねばならない実験をぼつぼつ再起動したり、来年に向けての研究アイデアを練ったりして静かに過ごしております。投稿間近の論文、書いているうちにハイになってきました。五年越しのプロジェクトで、現象ははっきりしているのですが、うまくまとまるようなメカニズムのデータが出ずに数年苦労していたものです。ところが、二年前に来てくれた人が、バシバシと重要なデータを出してくれて、急展開して奇麗なストーリーにまとまりました。大変うれしいです。ラマダンが終わったら美味しいものでも驕るつもりです。

あまり書くことがないので、カレーの話でも。
最近、週末にカレーをまとめて作って、毎日食べています。この数年、肉食をやめているので、野菜のカレーです。最初は、冷凍食品のほうれん草とチーズのカレー(サグパニール)を食べていましたが、自分で作った方が安いだろうと思って、作りだしました。最近はもっぱら、ほうれん草ではなくレンズ豆を入れた豆カレーで、牛乳を固めたチーズのかわりに、ジャガイモを入れています。

レンズ豆は洗って軽く水で戻し、ニンニクとタマネギをみじん切りし、ショウガは手軽さから乾燥した粉状のものをつかいます。鍋に油を入れクーミンの種をいれてゆっくり加熱、ショウガも入れます。クーミンとショウガのこのさわやかな香りが漂ってきたところへ、唐辛子とニンニクも入れて更に香りと辛みを出します。ガラムマサラも適量加えます。タマネギを加えてしっかり焦がさないように炒め、さらにサイコロ状のジャガイモとレンズ豆を加えてさらに炒めます。缶詰トマトをプロセッサーで潰して加え、水、塩、野菜ブイヨンを加えて、沸騰させてからしばらく弱火で煮込み、豆が柔らかくなれば出来上がりです。ちょっとこのままではコクが足りないような気がするので、アプリコットソースやチョコレートソースなどで甘みと酸味を足したり、市販のカレーのルーを少量足したり、クリームやヨーグルトを加えたりして好みの味にしています。

毎日食べても飽きません。クーミンとニンニクとショウガの香りがたまりません。あと自分ではつくりませんけど、コリアンダーとココナッツミルクの香りがたっぷりのタイ風のカレーも大好きです。それにしても、なぜ日本人はこんなにもカレーが好きなのでしょう。不思議です。一方で、私、米と味噌と醤油の日本の伝統の味も大好きです。玄米に味噌にちょっとの野菜、宮沢賢治ではないですが、それだけで十分、幸せになれます。
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