【私的重賞回顧】クイーンステークス＆アイビスサマーダッシュ・夏競馬・女の子。

牝馬限定のクイーンステークスを牝馬が制するのは当然だが
アイビスサマーダッシュも牝馬が勝ってしまうのは想定外。

…そりゃ、ヘニーハウンド本命だもの。（ｂｙ独り言）

レッドリヴェールが取りこぼしたように見えたクイーンステークス。
ノットフォーマルの先行策を揺さぶるかのように動いたイリュミナンス。
斤量差３キロの恩恵を受け、４着に入ったノットフォーマルは健闘したと言えるが
イリュミナンスの３着という結果を見るに、ワンパンチが足りない印象。
展開のアヤがあったにせよ、案外人気を背負うとダメな形に思えたレッドリヴェール。
最後、出し抜くかのように飛び出したメイショウスザンナ。

…展開がハマった部分は否定出来ないけど、距離適正が合致したのは事実。
３歳時フラワーカップで結果を残したのは、偶然では無いと気づかされた。

…気づいたのはレース後だけど。

後、ブランネージュはレッドリヴェールの前に行けない地点で負け戦。
フーラブライド…微妙なスタートを切ったのが後に響いたと思われるが
札幌の芝１８００ｍ向きじゃなかったという言い訳に集約しましょう。

５４秒１という勝ちタイムが記録されたアイビスサマーダッシュ。
外ラチを頼っていったベルカントの頑張りに頭が下がったが
同枠のセイコーライコウは、陣営が言うように大外枠がマイナスポイント。
５６キロを背負ったリトルゲルダの５着にも頭が下がったけど
ヘニーハウンドは、スタートに気を使い過ぎてしまい
それだけで燃え尽きた感じに。
直線１０００ｍでレンイングランドのスピード能力は推し量れなかったけど
アースソニックの３着は、もどかしさが見え隠れ。
シンボリディスコの頑張りに救われた競馬ファンを称賛しつつ
今年も外枠優位な状況は変わっちゃいなかった現実に打ちのめされた。

…ベルカント、Ｇ１で３着という結果を残せたのは偶然じゃないよね？