枝葉末節
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/idiom/%E6%9E%9D%E8%91%89%E6%9C%AB%E7%AF%80/m0u/
…上記の言葉を胸に刻みつつ、2016年スプリンターズステークスの回顧を。
1着から4着までの馬に印を打ってない地点で、完敗としか言えない結果に。
5着に入ったスノードラゴンの頑張りを素直に賞賛しつつ
馬体減で腹が巻き上がったように見えたソルヴェイグも偉かった。
6か月の休み明けを苦にしなかったミッキーアイルの意地とスピードの持続力。
それを差し切ったレッドファルクス。
勝負どころのズブさを踏まえて、早めに動いたミルコ・デムーロ。
ファインプレイという見解は正しいけど、ミルコに関してだけは“結果オーライ”な予感。
…負け惜しみに聞こえるでしょう?それが正解(笑)
また右回りもこなしたから、口惜しさも倍増というハナシ。
でも一番偉かったのは、サマースプリントシリーズに見向きもしなかった尾関センセの決断かと。
なぁ、ベルカント。
(今年も10着に沈みながら)
逃げたミッキーアイルが2着に入る地点で先行有利だった展開。
ダンスディレクター、レッツゴードンキ、ウリウリの結果はスローペースが生み出した敗者。
重め残りと判断したシュウジの4着…成長分だったんでしょうか?
勝ち馬と似た位置取りを選択したブランボヌール。
内外の差に泣いた部分と、時計が速かったという言い訳を用意しつつ
惨敗したビッグアーサーは…鞍上が言うように無様なレースをしたのも事実なれど
藤岡センセが“逃げない”レースをオーダーしたのが裏目に出てしまったとも感じた次第。
…競走馬の“折り合い重視”というモノが足枷となったビッグアーサー。
セントウルステークスで行なった所業を責められるのだろうが
基本、競馬というのは先行有利と見られるのが定石。
オーダーに従い過ぎた福永祐一に問題が無いとは言わないが
もう少しだけ、騎手の感性に任せた動きを認めてもいい気がしたのも偽らざるホンネ。
(そういう部分ではユタカ&ブランボヌールも責められていい気が?)
…展開的に消化不良を訴えるBS11・吉岡哲哉。
怒る気持ちは分からなくも無いけれど、仮にユタカやミルコが同じ所業を行なっても
同じ怒りをぶつけられるんだろうか?
…詳細は“BS11 吉岡哲哉 怒り”で検索!
↓これが事実なら…いい加減なモノですな、プロフェッショナルも。
[競馬] レース後の藤岡調教師のコメント「もう少し積極的に乗って欲しかった」
http://umasoku.liblo.jp/archives/1061455331.html
…ガセっぽいんですけどね。
まぁ、どの程度気合つけるかなんてのはプロにしか分からない訳で、なんとも言えませんね。
ただ、福永ジョッキーの全て自分のクソ騎乗コメントは潔くて良いのではないでしょうか?この馬主さんと牧場だから言えるのかもですが…
他ではあと一歩で初G1だった松山くんの申し訳ないコメントもグッときました。一番悔しいのは自分なのにねぇ。
ということでやっぱり謙虚さは大事です。私も休み明けの1・2着馬を切ったことを謙虚に反省します。だって、人気になりすぎなんだもん(笑)
ロードカナロアを思い出す展開を見て
「あ、今回は切っておいて正解!」と
自分を無意味に持ちあげてしまったのは
ココだけの話にして下さい。
祐一の態度が潔かったのはいいんだけれど
少々卑屈な感じに見えたのは偏見というフィルター。
…ミッキーアイルは本当に強くなりましたが
このタイミングで勝てない松山にも同情。
外国人騎手の頑張りを認めつつ
若手騎手に明日という日を与えて欲しいと感じるのは
…私だけでは無いはず。
…謙虚さは本当に大事ですね。
ただし週末になると、それを忘れてしまうのは
ナイショですw