ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

息抜き帰宅は農作業!

2016-09-19 08:40:51 | 暮らし

 母親の介護で実家で暮らす神さん、月に2度戻って来る。その間はショートステイに行ってもらって、数日間の息抜きってことだ。神さんの息抜きは3っつ、一つは仲間と茶事を楽しむこと、茶室モードに改装された母屋で、お仲間数人が集まって勉強会を開いている。小学校での朝読みボランティアと課外授業のエコクラブも欠かすことなく駆けつけている。慌ただしいことだ、と呆れるのだが、高齢の母親の付き添いは食事の支度以外はやることもなく、大いに暇を持て余しているようで、こちらに戻って忙しく立ち回ることが、よい気分転換になっているようだ。

 で、もう一つの気晴らし、それは農業だ。畑に出て、草を刈ったり、収穫をしたり、やっぱり好きなんだなぁ、農作業。これは、こちらにとっても願ってもないことで、二人じゃないと効率が悪い作業や、一人でやるのは気が滅入る仕事など、これ幸いと押し付けている。

 今回は、田んぼの畦波シートを外しとハウスのビニールはがし。畦波の作業は一人でもできることだが、草に絡まれた波板を1mずつ引っ張り出し、それを丸っていくのは、けっこう大変で、かなりうんざりする仕事なのだ。一人だと、外すだけで半日、丸くのに半日、一日仕事になってしまう。しかも、ずっと腰を屈めたままの姿勢、できれば、二人で分担したいと帰宅を待っていた。

 もう一つのハウスのビニールはぎ、これは二人で両端をおさえつつ進めないと風に煽られとでもないことになってしまう。外したシートを畳むのも、一人だとあっちへ動き、こっちへ戻りと何度も行き来しなくてはならい。これも大いに手間だし無駄な動きだ。二人で両側について畳めば、1/3どころか、1/5くらいの時間で済ますことができる。これまでだと、ずるずると放ったらかしにして、寒さの季節に手をかじかませながらやっていたが、今年は、早めに仕舞うことができた。いつでもできると思うと、後手を踏む仕事も、二人でやれる時間が限られるとなると、適期を狙いすまさぬわけにはいかないのだ。

 いやぁ、気がかりの難事業が二つながら片付いて、今回の神さん帰省は充実したものだった。って、これこっちの立場から見ての話しだった。次回は9月末、言わずもがな、稲刈りだ。帰ってきてる間に一気に済ませるつもりだが、問題は、天気だな。この連休のように雨にたたられると、一人で稲刈りなんて、悲惨な結果になりかねない。そうだ、今からてるてる坊主吊るしておかなくっちゃ。

 

コメント
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