富士通長野工場見学会へ出席

　９月８日（火）は、朝に池田清市議選候補の県庁前での応援の後、午前１０時から行われた、富士通長野工場の見学会に出席しました。
　この見学会は、工場排水の農業用水への影響や周辺への環境対策などの取り組みを説明するため、長沼用水組合や周辺の小島、石渡、北長池、北尾張部の区役員や用水組合役員、環境団体等を対象として毎年開催されているものです。
　見学会では、富士通長野工場が行っている環境対策の説明の後、二班に分かれて、工場内の総合制御室やコンプレッサーの廃熱利用施設、省エネ空調機、地中熱を空調熱源に利用したシステム、土壌汚染を浄化する地下水浄化対策等を視察しました。

　現地視察後は、意見交換会が行われましたが、「地震対策時の薬品の管理と避難場所としての指定は可能か」とか、「周辺住宅への騒音対策は、どの様なことを行っているのか」、「水道水から地下水に切替たことにより、どの程度の経費が減額されたのか」、「不要になったパソコンを引き取ってもらえないか」等々、例年に無く多くの意見が出されました。

　ところで、私が気になったのは、現地を案内頂いている折りに、地下水利用の説明の中で、この地域の地下水は鉄分とマンガンが多く浄化して利用しているが、温めれば温泉として利用出来るのではないかと説明された点です。
　前回の見学会では、地下１２０メートルから地下水を汲み上げているとの説明に、冗談で「地下１５００メートル規模まで掘削し、富士通温泉を整備して欲しい」と申し上げましたが、温泉法に定める源泉温度が２５度以下であっても、鉄分とマンガンが多い地下水に熱を加えた場合に入浴した感じは、
温泉と比較し、どんな感じなのか体験したいとの思いを痛感しました。


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