一日の最高気温からマイナスの記号が付かない日が増えた。
つまり真冬日ではない日が増えたと云う事だ。
市内で熊の目撃情報が一度だけ出た。
花の気配は全くないが気持ち的には春だ。
時々鳥肌が出る程の寒い日はあるけれど、それでも絶対に春だ。
天気予報で確かに描かれていた雪だるまが、いつの間にか消えていた。
シーツを洗濯するついでに、布団から電気毛布を剥がして丁寧に畳み、電源コードも優しくクルクルし一緒に袋へ収納。
「次の出番までゆっくりお休みください」との気持ちを添えて押入れの中へ。
入浴後、寝室へ上がり(今夜から電気毛布無しだなぁ・・・・・)と思いながら少し寒いけど頑張って寝ようと自分に云い聞かせ毎夜の習慣となっているカーテンの隙間から「縄張り」を見下ろして驚いた。
屋根の上や道路が真っ白になっていた。
雪じゃんか。雪だるま 確かに消えていたよねと悪態。
一気に気温が下がったように感じ、慌てて冷えたベッドに潜り込み震えながら雪だるまのマークを消した気象予報士を呪った。