北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

別れのとき

2024-04-03 20:32:40 | 日記

昨日昼、ジュニア嫁からライブ映像が送られてきた。
大阪に進学したT君の入学式が行われるとのことだ。

広いホールの座席がまるでビートルズのライブでも行われるように既に埋まっていた。違うのは静かな事。

大学と大学院の合同入学式の形態をとるようで、学生だけでも凄い数なのにPTAが加わっている。

長い、長い、とても長い、終わりの見えない総長のオハナシが始まった。
沢山の理事や学部長紹介の後、吹奏楽の演奏や多分校歌の斉唱。

そして登場したのが「嗚呼!!花の応援団」的なバンカラを気取った応援団員。
特徴的なのは女性が多いことだ。

ミニスカのチアガール付きだが、大声を張り上げるので色気無し。

団旗をピクリとも動かさず持ち上げて立てている男子学生には感動した。


ジュニアから「明日帰るから空港へ迎えに来て」とLINEが入った。
添付された写真には少し生活用品が入った部屋の中で肩を落とし、ガックリ項垂れたTクンの姿。

「どうしたの? 喧嘩でもしたの?」と訊いたら写真の下に「別れの時」と云う副題が付いた。

ナルホドと一発で理解した私。

初めての一人暮らしが始まることで急に不安と寂しさが膨らんだのだろう。
ワンコとも逢えないし。

一度エアポケットに入り、ストンと落ちてギョッとしたらしいが、ジュニア夫婦は無事に空港へ到着。

自宅へ入った途端、室内犬のワンコが2匹、狂ったように走ってきた。
(あぁ、これは可愛いわ)とワンコを抱きしめているジュニアを見ていたら横から現れたのはグッタリ疲れた顔のジュニア嫁の母君。

留守中、ワンコの世話を頼まれていたのだ。
私は気の毒で「お疲れ様」とも云えず、そっと車に戻った。