北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

我が家の序列

2013-06-30 21:49:46 | グルメ
夕方、息子から突然 「今から焼肉をやるぞ~」と云う電話。
娘は早速 駐車場の車を移動して場所を確保。
私が、何かをやろうかと声をかけても、皆ダラダラと動かないのに、息子が声をかけると一斉に家族が行動を起こすのは、人徳のなせる技なのか?

丁度買い物で外出中の家内にも連絡が入ったようで、飲み物や野菜を追加で買ってきた様子。
しばらくすると、息子御一家が到着。手慣れた様子で炭を用意して火を熾す。
昔は、私がやっていたことを、息子が全部ホイホイとこなすので、私は邪魔しないように ただ見ているだけ。


どうやら、焼肉の秘法?(笑)は息子に正確に伝わっているようだ。
いや、息子の方が、父を完全に上回っている。見たことも無い道具で炭に火が入る。
免許皆伝だ。

「どうして、急に焼肉なの?」と息子に尋ねると
買い物の途中で、嫁が急に「焼肉食べたい」と云ったらしい。
いや、実際は、甘い声で 「ねぇ~ん、焼肉が食べたくなっちゃったの~~」

息子は、親にはぶっきらぼうで言葉が少ないのだが、嫁には弱いのだ。
尻に完全に敷かれているようだ。
と云うことは 序列で云うと、嫁→息子→娘→家内→私 となるようだ(ため息)

準備の中、食材を見ると 私の好きなカルビが無い(涙)
急遽、序列で最下位の私が 追加で買い出しに行くことになった。


私の買出しは豪華だ。ヘソクリを投入するからだ。
(資金を投入するのに、序列が最下位とは どういうことなのか?)
このような考えをしてはいけない。疑問を感じても口にしてはいけないことがあるのだ。

カキ、エビ、カルビと豪華食材を購入。
カニも探したのだが、良いのがなくて断念。


(余計なものばかり買って) と序列が上位の方々に怒られるかと思ったら、孫も嫁もカキとエビに大喜び。
大きいのを選んでバクバク食べていた。


息子は頑張って 居酒屋のオヤジの如く焼き方に専念している。
その横から 私も遠慮しながら そ~っと カキとエビを 何とか確保できた(嬉)

大盛との別れ

2013-06-26 21:12:46 | ウォーキング
今日は、新釧路川左岸コースだ。
空が暗い。嫌な雲が一面に広がっている。
それより、風がいつもと逆向きだ。
いつもは、海から陸へと吹く南風なのに、今日は川上から海側へ抜けている。
何か嫌なことが起きなければ良いのだが・・・・。

とにかく、湿気の多い向かい風へ立ち向かうように頑張って歩き始める。
風が強いので、カッコウの声も聞こえない。
黄色い花が風に揺れている。


遠い空の下、遠矢の町並みも暗く沈んでいるように見える。


2.5km地点でユーターン。あまり気乗りがしないのだ。


孝仁会記念病院へドクターヘリが下りていくのが見えた。
空は、益々暗くなりポツリと来ても不思議ではない感じだ。

それでも、5kmほど歩き汗を拭いて「よしよし、よく頑張った」と自分に言い聞かせる。

今日のご褒美は、「ラーメン華」だ。これで2回目。

前回は様子見で、普通に醤油ラーメンを食べたのだが旨かった。
その時から、次は大盛だと心に決めていた(笑)
椅子に座って、野菜ラーメンの大盛を注文。
待っている間に、ふとカウンターを見ると背中の広い太めの男性が目に入った。

私も後ろから見ると、あんな感じなのかも…。
ギョッ…大盛は失敗だったかも…何故大盛にしたのか…反省。
野菜ラーメンは、普通の麺の上に野菜が載るので野菜の分だけ量が多い。
さらに麺を大盛にすると…特大盛位の量になるのでは…。
やってきた大盛野菜ラーメンは、予想通りだった(涙)


車に戻って大いに反省。大盛を頼むのは今日で最後にしようと誓う。

そこへ、姉から電話。親戚の奥様が亡くなったとの連絡だ。
先ほどの暗い空と嫌な雲は、この前兆だったのか。
もしかしたら、日記を2.3日休むかも。

季節外れの曼珠沙華に染まって。

2013-06-25 21:39:26 | ウォーキング

今日も、頑張ってウォーキング。
この町の気温は、まだ20℃を下回っている。
迷ったのだが、長袖にウインドブレーカーを重ねて歩き始める。
ただ、黙々と歩くのは辛いし、辛いと思うと続かなくなるので、耳には iPod からのイヤホーン。
歩くと云う「苦」から音楽を楽しむ「楽」と云う方向へ気持ちを転化するのだ。

演歌から高中正義、AKB48まで雑多な曲が放り込まれている。

最近のお気に入りは「いきものががり」だ。
すれ違う人達も、まさか このおっちゃんが 「いきものががり」や「AKB48」を聞いているとは思わないハズだ。

今日は、気分を変えてランダム再生。
(あれっ?これ誰?と云う曲までが流れてくる)
一生懸命歩いていて聞こえてきたのが、山口百恵。
異論はあるかも知れないが、彼女の感性は素晴らしかった。
あの表現力を持った瞳は宝物だ。
中期以降の楽曲は、製作スタッフも本気で吟味され一流中の一流が用意されたと思う。
アイドルからスターへと成長した証拠だ。

聞こえてきたのは、「曼珠沙華」 奇跡の夫婦 阿木燿子と宇崎竜童の名作だ。
バックの演奏も最高に聴かせる。
特にギターの訴えかけるような鳴き声(芳野藤丸と云われている)
これに、山口百恵が見事に応えている。

傑作だ、傑作だ、傑作だ~~。

途中でランダム再生をやめて、リピート再生に変えた。
ウォーキングの後半は、曼珠沙華 一色に染まった。

気が付くと、必死で手を振って歩く何処かの奥様にも抜かれていた。


これじゃイカンと少し頑張る。
カメラを用意して待っている時は絶対に来ない石炭列車がやってきた。


路肩に菖蒲が咲いているのが見えた。


厚岸の「あやめケ原」のは蕾も無かったのに。
やっぱり週末は厚岸へ行ってみようかな。

今日のご褒美は えび天と鶏肉の入った「天かしわ」初めて食べたが旨かった。


「曼珠沙華」の花言葉は「いつか またあえますように」だとか。
あなたの逢いたい人は、誰?


http://www.youtube.com/watch?v=pXeJdkt4qlQ

花は間に合うのか

2013-06-24 22:42:42 | 旅行
2日前の話です。
「あやめ祭り」が近づいてきたので、花の様子を見に「あやめケ原」へ行ってみようと思った。

道の駅「厚岸グルメパーク コンキリエ」で休憩。
高台にあるので見晴らしが良い。厚岸湾が一望だ。

駅の内部には、無料のミニ水族館がある。


厚岸大橋を渡る。橋ができるまでは、渡船があった場所だ。


橋の左側、厚岸湾の中は浅利とカキで埋まっている。
あやめケ原へ到着。あやめ祭りまで1週間なので、観光客は疎らだ。


しかし、それにしても花が無い。
土産物店の人に、1週間後の「あやめ祭り」までに花が咲きますか?と尋ねると
自信無さそうに「咲くと思いますけど・・・・」と答えた。
だが、例年に無いほど、開花が遅れているのだそうだ。

途中でキタキツネを発見。


ついでに、琵琶瀬展望台へ走る。ここの景色が何となく好きなのだ。



展望台にあるレストランで食事。エビカレーを注文。
少し甘いが、不味くはない。エビフライもしっかりしている。


さらに、ついでに、霧多布岬へ







40年前に来た時は、車が無いのでバス停から 未舗装だった この道を灯台まで歩いた。


帰りは、バス時間に遅れそうになり、ヒッチハイクしてバス停まで乗せてもらった記憶が蘇る。

さらに、さらについでに、恵茶人(えさしと)まで行ってみる。
ここは、ブログ友のPさんに馬が写せる場所として教えてもらったのだ。
早朝に頑張って馬を撮ると云う程のカメラマンではないので、ついでに馬の写真を撮って帰ろうと云う魂胆だ。(だって、遠すぎる)

馬がいた。早朝だと海岸で馬の訓練もしていると云っていたが、今の時刻は柵の中でノンビリとしたものだ。

しかし、この馬、ズングリ体型で顔もデカイ
日高の藤原紀香型とは大違いだ。
自分の姿を見ているようで、嫌になってきた


さて、帰り道、もう一度 厚岸の道の駅へ寄りトイレタイム。
駐車場へ入ると一番端に停まっている車が、横浜ナンバーだ。
車中泊をしながら北海道一周をしている I さんなのだろうか?
サンシェードの貼り方も聞いていたのと一致する。
車種はスズキの軽としか記憶していないが・・・・・??
運転席には、70歳代と思われるおっちゃんが座っている。
恐る恐る近づいて訊いてみる。
「あの~、失礼ですが、I さんでしょうか?」ピンポーン =先日の日記へ続く


「の」 の字の旅

2013-06-23 20:46:28 | 旅行
今日は 久しぶりに埋まったスケジュールの第3番目。
神奈川からのブログ友とランデブーだ。
もちろん面識など無い。
大体の年齢と車種、それに予定の日程と車中泊の場所しか知らされていない。

それでも、ドライブの帰りに寄った道の駅で 一応探してみると・・・・
「あれっ? 失礼ですが、もしかして I さんでしょうか?」
「はい。」 「あら~、見事に会えましたね」

想像していたのと、車の色が違うだけで、サンシェードの貼り方と横浜ナンバーだけで、ドンピシャ。
いやいや、初めまして・・・・と名刺交換。
皆、リタイアしたのに不思議と名刺を持っているのだ(笑)

そして、即 近隣の観光情報を伝える。
この店が旨いとか、あそこは寄ったのかとか。
サイトでメールのやりとりをしていただけなのに、旧知の間柄なので全く遠慮無しに話せて しかも話のテンポが速い。
それで、翌日は昼に名物の蕎麦を食べた後、私の車で湿原を観光することになった。

待ち合わせの駐車場で再会。
I さんは、私より14歳年上とか。でも元気なものである。
奥さんを亡くして車中泊をしながらの一人旅。
孫からひ孫のことまで嬉しそうに話す。でも、一番うれしそうに話すのは、奥さんとの想い出と犬のこと。

蕎麦の名店「竹老園」で I さんと食事をすると云ったら、蕎麦好きの娘が必死の形相で同伴を と云うので、蕎麦屋で待ち合わせ。
娘を紹介して蕎麦を食べ始めるのだが、オジサマキラーの娘が本領発揮。


I さんを退屈させない話術と笑顔。(もしかして、親に隠れて接客業?)
I さんも、嬉しそうに 北海道を「の」の字を書くように旅していると説明。


簡単に市内を観光したのだが、名物の霧が覆ってきて何処を撮っても真っ白。
その後、内陸へ車を走らせると、さすがに霧も覆っていなくて太陽と青空が出てきた。
湿原展望台は、晴れていて I さんも笑顔でシャッターを押している。


地元民しか知らない、マニアックな場所も案内。


この旅でキタキツネは見たらしいが、写真は撮れなかったとか。
「この辺りは、冬場には丹頂が沢山いるのですが」とキョロキョロしていて畑の中に丹頂を発見。夏でも留鳥として一部が残っているようだ。


明日は、足寄、帯広を経由して襟裳へ向かうとのこと。
観光名所や旨い店の情報を渡して Iさんと別れた。

自分が旅をする時も同じなのだが、これが最後の旅かも…と思いながら後悔をしたくない想い出作りをしたいのだ。
[あそこは行かなかった、あれを食べなかった] ではなく、
[あそこも行った、あれは旨かった] と云う旅をしたいのだ。

I さん、気をつけて、後半の北海道を満喫して下さい。