北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

帰るからね

2023-12-31 10:49:04 | 日記

札幌に住む次男(ジュニアの兄)から珍しくも電話がきた。
大晦日の今日帰ると云う。

親戚が亡くなった時の葬儀以来だから顔を見るのは約十年ぶりだ。

勤めていた会社が無くなったり、様々な職場で色々と辛い目にあいながら何とか頑張って今の職場に落ち着いた苦労人だ。

今年、誘ってくれた方がいて今の職場は過ごしやすいと笑顔。
やっと普通に正月休暇を貰える会社に入れたと云う事だ。

「飼っていた猫、留守中はどうするんだ?」と訊いたら
「面倒を見てくれる人がいるから大丈夫」とのこと。

「その面倒を見てくれる人って・・・・・髪の長い人?」と訊いたら
「そうだ,髪の長い人だ」と投げやりな そして笑い声。

「念の為に聞きたいんだけど・・・・・その人にチンチンは付いてないよね」と再確認。
「付いてねぇよ、うるさいなぁ」と爆笑する息子。

私も笑いながら、何故だろう・・・・・目から鼻から水が溢れ出た。

序列

2023-12-30 21:17:27 | 日記
子供が産まれるまで、家庭内での序列は当然の如く私が1位だった。

ルンバは、蚊の無くような声で「うん」とか「はい」しか云わず、見事な乳も引力に負けずピンと上を向いていた。

結婚当初。出勤する時は「いってらっしゃい」
帰宅すると甘い「お帰りなさい、ウッフン クネクネ」の声が迎えてくれた。

しかし、子供が産まれ育つに従って私の序列は瞬く間に下降した。
ウッフン クネクネが消え、お帰りなさいから「なさい」が無くなった。

私も少し育児に協力し、子供にしては大きなタマタマをオムツ交換の度に指先でチョンチョンし、優しく抱いて風呂にも入れた。

その頃から我が家の序列が変化。一位はルンバだ。
時々子供に入れ替わることがあるけれど、ほぼルンバの天下だ。

原因が夫としてはグータラな私にあることは分かっている。
洗濯や掃除に子育ては、ほぼルンバ任せ。

私がするのは自分の寝室掃除とベッドメイクぐらい。
それとジョギングで汚れたウェアを選択する程度だ。

時々何かを頼まれればチョット手を貸すけれど。

しかし、年末恒例の神棚掃除だけは私の仕事だと決められた。
理由は神様が女性で女が手を出すと嫉妬するからと云うものだ。

アソコが垂れたままの爺に神様はもう嫉妬なんかしないと思うのだが、序列最高位のお言葉には逆らえない。

「先ずテーブルの上に新聞を広げなさい」「掃除機を先に用意しないと・・・・・」と恫喝のような命令が年末になると飛ぶ。

それを気の毒に思ったのか、別に居を構えたジュニアが数年前から「神棚掃除に行くよ」と云ってくれるようになった。
何と優しい息子よ。チョンチョン効果が表れたのだろうか。

ジュニアが家に来ると一気に序列が変化する。
最高位はジュニアだ。

君臨していた怖いモノ知らずのルンバは自らテーブルの上にサッと新聞を広げ、掃除機を持ってきて絞った手拭いをジュニアに差し出す。

私は下ろされた神具を拭き、磨きジュニアに渡す。

ジュニアは椅子に乗っているので私の目の高さには、オムツ交換の度にチョンチョンしていた、あの立派なタマタマがあるはずだ。

服の上からでも、もう一度可愛くチョンチョンしたい欲求が沸き上がったのだけれど・・・・・序列最下位の私は頑張って耐えた。

多分 、負けない

2023-12-29 20:34:57 | 日記
ついに今年もあと少し。
そして今日は今年最後の定期受診日。

「趾(ゆび)先が痒い」と云っただけで患部をチラ見もせず「水虫の薬を出しますね」と云うテキトー医師とは違って、処方している薬の効果が出ているかを一つずつ確認しグラフを示して薬を増減してくれる。

「年齢と共に臓器は劣化するが、機能低下を回復する効果は少ないが人によっては劣化するスピードを抑えてくれる薬があるので使ってみようかと思うのだけれど」との相談を前回の診察で受けた。

長い目で追跡検査しなければならないとのことだが希望があるのならとお願いした。

他の検査数値も完全に異常値だったのが、ここ数ヶ月で当然私自身の頑張りもあるが大部分の数値が境界値で落ち着いてきているので全幅の信頼を寄せている。

チラ見もしないで水虫の薬を処方し患者数で儲けようとする医師とは段違いだ。

前回の診察で,予定使用量の半分を試しに投与して副作用や投薬効果の様子見。

今日は前回と比較するための採血とオチッコを出して結果が出るまで1時間半待ちになるそうだ。

車内で待つことにして,私の名前と車のナンバー,スマホの番号を書いた紙を私イチオシの可愛い事務員に渡し外へ出た。

寒いのでエンジンを回しヒーターが暖まるのを待っていて思った。
同じ時間待っているのならウォーキングしようか(笑)

結局,寒さに負けて車内待機を選んだのだけれど,結果副作用の兆候も無いようで通常量に増量してまた様見を見るそう。

長い目で見る別の戦いが今日始まった。

穴が痛くて

2023-12-27 21:27:19 | 日記

昨日、何とか完成させた数枚の年賀ハガキ。

本当は数年前にヤメタつもりだったのだが、親戚は放っておいても毎年年賀状を送ってくる学友会の偉い人とかお世話になった元主治医、メルアドを知らない今も元気かと気になる友人には書かねばならない。

印刷を終えてホッとしたのだが、それで終わりではない。
何か一言を添えポストに出さねばならない。


今日も気温はマイナスだが,せっかくなので少し遠くの公園に車を置いて郵便局までウォークしようと思った。

最近、風邪気味で熱は無いけれど鼻水が出ていて運動不足になっていたのだ。

上下ともに4枚ずつ服を重ね着しネックウォーマーに分厚い手袋。

「風が強いよ」と云う家族の声を聞き流し、予定通り公園の駐車場に車を置いてウォーク開始。
近くの公園では元気な子供達が雪山を作って遊んでいるのだが、歩き始めた私にはそれが異人類のように思えてきた。

もの凄く寒いのだ。
4枚も重ね着しているのに寒い。それなのに遊ぶ元気があるなんて・・・・・・

凍結した道の上を頑張って歩くのだが、息を吸うと鼻の穴が痛い。
冷たいを通り越して痛いのだ。

それで口呼吸に変えてみたのだが、今度は喉が痛い。

マスクを付け,呼吸は苦しくなるけれど少しだけ暖まった空気を吸うことにした。

ハガキを投函し,帰りは大廻りでウォークする予定が最短距離ウォークに変更。

急いで車へ逃げ帰り,鼻水で濡れたマスクを外し,ヒーターをMAXにした。

一度死んだ人の顔

2023-12-26 19:37:29 | 日記
クリスマスも済んだし、そろそろ焦らねばならないと自分に云い聞かせて昨夜ベッドに入った。

とにかく今日完成させようと強い決意を維持し、ひと月程前に購入したインクジェットプリンターを箱から出した。

「手軽に傑作」なんて書いてある年賀はがき用のソフトが付いているのが選んだ理由だ。

先ずは住所録を作らねばならない。それには昨年受け取った年賀状が必要だ。

住所録を作成していって、一応デザイン的にどうかと画面を切り替えて確認したら差出人の私の名前等が表側にあり気に食わないので、裏側にしたいのだが・・・・・できない。「手軽に傑作」にはなりそうもない。
結果、諦めたので差出人の名前が表側に入った(涙)。

次に問題なのはプリンター。
こいつがなかなかの曲者だ。電源コードを何処に刺すのかが分からないし、インクを何処にセットするのかもわからない。

それで諦めて老眼鏡を掛けてマニュアルを一ページずつ読みながら、予想外の場所に電源コードを刺す場所を見つけた。

「SWを入れる」と書いてあるので素直に説明書の写真と同じ場所を押すとウィーンと音がしてインクを入れる場所が現れた。

書いてある通り、慎重に一つずつ作業を進めWi-Fiルーターと繋ぐ方法を試したが繋がらない。
何度やっても繋がらないので一度ルーターの電源を落としてみたのだが、それでも繋がらない。

それで諦めて古いプリンターのコードを外して穴を探して接続したら有線だが使えるようになった。

先ずインクが出るかを試すためにスマホで自撮りした自分の顔を印刷してみたら、これが酷い。

ルンバにプリンターは使えるようになったんだけれどと、その写真を見せたら
「ヒエーッ」と悲鳴を上げ「あの世から戻った人みたいだ」と云われた。

普通は怒るところだけれど、確かに写真を見ると怒れない程醜い亡霊のような自分の顔がそこにあった。