北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

妊娠記念日

2022-02-28 18:56:09 | 日記
「今日の夕食は寿司をテイクアウトしよう」と云った。
ルンバの頭には?が出たようで、来月はスリスリの誕生日があるから、その時まで待てないのかと反対する。

でもねぇ、私の不確かな記憶では結婚記念日のような気がする。
「何とか婚式」なんて一度も祝ったことが無いし私の衰えた脳では誕生日だって忘れることが多い。

来月、スリスリの誕生日があると云うことはジュニアの誕生日もあるように思うけれど何日だったのだろう。

妊娠させた日を覚えていないのだから生まれた日を忘れたとしても当然だと自分を無理に納得させた。

ルンバはカレンダーを確認に行った。

明日、診察とか検査があると禁食しなければならないからだ。

もしかしたら曜日を確認した時点で「結婚記念日だ」と気が付くかも知れないと思ったが、そんな気配は全くない。
それよりも寿司の代金が誰の財布から出るのかを確認したいようだ。

「今日は結婚記念日だろう」と云えば良いのだが自信が無い。
「何言ってんの、全く違うよ」と冷たい視線を浴びるかも知れない。

むしろ「妊娠させた日」の方が当たっているかも知れないけれど、既にテーブルの上にはテイクアウトの寿司が並んだ。

そこに妊娠させた張本人のジェームスを列席させる勇気は無い。

今日は何の日なんだろう。
私の頭には「♪その木 何の木 気になる 気になる」の代わりに
「♪その日 何の日 気になる 気になる」の歌が流れた。
※マイフレさんから「妊娠記念日だね」と云う言葉を頂きました。
こちらの方が良い感じがします。
妊娠させた日はちょっと良くない感じがしてきました。
したがってタイトルを変更します<m(__)m>

描かれた透明の美

2022-02-27 20:51:25 | 日記
何と驚く勿れ=この漢字を一度使ってみたかった(笑)
最低気温からマイナスが消えた。

屋根に積もっていた雪が氷に変わり、それが轟音と共に滑り落ちる。
ズズンと云う音が響き家を揺らす。

札幌の方では庇の下を歩いていて突然滑り落ちてきた氷塊の直撃を受けて亡くなった人が出ている。


今日は郷土作家展の美術部門最終日。マイフレさんが何か作品を出品しているのかも知れないので出掛けることにした。

会場の駐車場は満車なので、少し離れているが坂を上がった所にある第2駐車場へ車を置いてカメラ片手にウォーク。

ロケ地としても知られる途中にある出世坂は冬の寒々とした景色が良く似合う。



建物の3Fにある会場まで階段を上がった。
10Fにある展望室まで何度も上がったことのある懐かしい階段だが、運動不足がモロに出て息が切れた。

受付で名前と連絡先を書き体温を測定して入室。

実は私、絵を見る目が無い。美術が苦手で幼稚園児なみの絵しか描けないので選択科目では書道を選んだほどだけれど、その書道の先生からも「汚い字」と眉をひそめられた過去がある。

それで絵と書道から離れて今はカメラを手にしているのだ。

見る目が無い私は「見る目がある」フリをして展示されている作品を次々に鑑賞した。

写真を撮るときに考える構図は絵を描くときの構図と同じようだ。

私が撮った場所と同じ場所で描かれた絵が数点あったので、説明が無くても何処かは分かった。

能取湖畔の珊瑚草は、私の撮った写真より鮮やかな色に包まれていた。

「家族」と云うタイトルの絵は、頑固そうな顔の爺さんを座らせ、多分息子さんだと思える人がバリカンを片手に真剣な表情で刈っている表情が微笑ましい。

「水辺」と云う油彩画は、まさに水を描いている。
湖水に半分浸かった草花と風で水辺に打ち寄せるさざ波。
透明を描くというのはかなり難しそうだ。

骸骨がバイオリンを奏でている「回想」を描いたのは女性だ。
これは何を云いたいのだろう。
私は見なかったことにしてサッと離れた。


小さな嘘

2022-02-25 19:45:16 | 日記
青空、そして所々に白い雲。
気温は何とプラスだ。
プラス3.8℃の気温はどんどん雪を溶かす。

雪かきの時、必死に積み上げた雪山が潰れだした。

除雪車がスルーした家の前の道路は雪と溶けた水とのシャーベット。
その中を前輪駆動車はスリップすることもなく進む。

数日前から急に髪が気になりだした。
昨年末に行って以来、カラオケと同様に床屋を避けていた。
身だしなみに関心の薄い私が気になっているのだから、相当ヒドイのではないかと思うが家族は何も云わない。

と云うことは、最早私には関心が無いのだ。
もしかしたら亡霊のように体が透けているのかも知れない。

密を避ける為に1番を狙って早めにカット専門店へ行ったのだが既に先客がいて私の手にした番号は10。

待っている人はいないので、今カットしている人が9番なのだろう。

カットだけなので回転が早い。
数分後に「どうぞ」と呼ばれた。

「1.5㎝ほど切りますね」と云う事になりチャッチャッと作業が進む。
合わせ鏡で確認するのだが、テッペンのドーナツ化が進んだようだ。

「仕方がないですよ」と理容師さんは慰めるが私だって無駄な抵抗をするつもりは無い。
(ハゲたって良いじゃないか) と自分の心に小さな嘘をついた。

悪魔の糞

2022-02-23 18:01:04 | 日記
3年卓上日記を書いている。
2冊目だから、使い始めてから4年目に突入したことになる。

小学生の時に夏休みの宿題で書かされた日記帳は、何を書いて良いのか書くことも見つからず、毎日の天気さえ書かずに放っておいたので、夏休みの最終日にとりあえず天気だけでも書こうとしたのだけれど、数日前の天気を記憶しているわけもなく、「多分」の繰り返しで適当に記入した記憶がある。

そのテキトー人間の私が人生の終盤になってやっと改心したのか書き続けている3年日記。
忘れずに書くことは毎日の気温と血圧。あとは診察予約日。

体調が悪い日には「不快感」の文字。
そうだ、昨日は体調が良くなかったのだった。

青いマーカーが塗られるのは悲しい出来事。涙の色だ。
最近では西郷輝彦さん逝去と云う文字にしっかりとマークされた。

黄色のマーカーは忘れてはならない「何か」

朝起きて血圧を測ろうとして日記帳を開いたら黄色のマーカーが塗られた文字を発見。
そこにはLOWSON=カレーパン、煮卵の文字。

そうだった、今日は あの番組「おにぎりあたためますか」で大泉洋チームと戸次重幸チームとが考え抜いて作ったカレーパンとドライ卵の発売日だった。

血圧なんか測っている場合ではない。売り切れる前に買わなければ。
顔も洗わずマスクを着けて着替え、いつもはボーッとしているのに必死の形相で外出の用意をしているのを、何事だろうと見つめるルンバとスリスリ。

「ちょっとローソンへ行ってくる」と云う言葉だけを残し、昨日は体調が悪いと云っていた爺さんが勢いよく玄関を飛び出した。

そして手に入れた大泉洋チームがプロデュースした揚げていないカレーパン。
その中にはヒングと云う聞きなれないスパイスが使われている。
これは悪魔の糞と呼ばれる強烈な、多分ウ●コに似た強い刺激臭のスパイスらしいが、不思議なことに料理に使うと全く別の香りに変わるらしい。

一方の戸次チームが考えたドライ卵は、選び抜いた出汁に浸けた燻製卵。

どっちが美味しいか?
それは……まぁ、試してみて(笑)

全てお見通し

2022-02-21 20:01:12 | 日記
今日は爆弾低気圧が居座っているらしい。
暴風波浪警報が出ていると云うのでカメラを持って海辺に行こうと思ったがルンバに止められた。

北海道の西側ではホワイトアウトが発生して交通事故が多発し、亡くなった人も出たと云う。

一応カメラを持って車に乗った。
海辺へは行かないけれど、「偶然」近くを通るかも知れない。

今日のやむをえない外出は、寝る前に本を読むのに不可欠なベッドの蛍光管が意地悪をするからだ。
もう交換時期なのだろう。

「偶然」海へも行かず、買物を済ませて寄り道をせずに帰宅。
急いで服を脱いでいたら、ルンバに気付かれた。
「う●こ我慢しているんでしょう」と。

そう、それで急いで帰って来たのだ。

一段落して手を洗っていたら、「お父さん、ガンちゃんが浅見光彦をやるんだって」とルンバが大騒ぎ。
内田康夫の浅見光彦シリーズは、私も好きで本を全部持っているし映像化されたのも全て観た。

その主役を今度はガンちゃんこと三代目 J SOUL BROTHERSのイケメン、岩田 剛典が演じるらしい。

ルンバがイケメン好きとは知らなかった。
でも、良く考えてみたら俺と結婚したんだよね。

凄く納得して、う●こを出して余裕の出た私は、ガンちゃん風にポージングし
「良かったねぇ」と喜んであげた。

※今日はこれから「ミステリと言う勿れ」が入ります。お見逃しなく。
その後の「ドクターホワイト」の美波ちゃんも可愛いので入浴が遅くなりそう。