北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

霧多布湿原

2022-06-30 22:32:41 | 旅行
北海道の東、浜中町にある霧多布湿原です。
エゾカンゾウとワタスゲが咲いていました。



この湿原の海側には、あのムツゴロウさんが最初に動物王国を作った島が見えます。



しかし2年で陸上に引っ越しました。
北海道の冬を、千島海流と云う寒流をあまく見ていたのだと思いますが、真相はどうなのか…………

絶対無理だから

2022-06-29 20:12:06 | 日記
浜中町霧多布は、モンキーパンチの出身地だ。
あの有名なルパン三世を描いた漫画家だ。

それでJR浜中駅に降りた途端、ルパン達がお出迎えをしてくれる。

霧多布の街は浜中駅から少し離れているけれど、そこにはモンキーパンチの作品や仕事部屋が再現されたモンキーパンチ コレクションが文化センター内に作られている。

私の場合、ルパンはどうでも良い。ただひたすら峰不二子様に逢いたいだけ。



あの奇跡的とも云える不二子ちゃんのサイズを知っている?
何と身長167センチ 体重50キロで、B99.9  W55.5 H88.8 の超美形。

あり得ない程のボンキュッボン。



抱き枕を売っていたら1万円でも買うのに、モンキーパンチはファンの気持を知ることなく逝ってしまった。

私は係の方の許可を得、とにかく不二子ちゃんを撮りまくって歩き、尖った乳に癒されて受付の方に丁寧にお礼を云った所で気が付いた。



入口に置いてあるルパンと次元の間に人が立てるスペースがあることを。
ここに立って記念写真を撮れるようになっているのだ。



せっかくだから、ルンバに「不二子ちゃんになれるよ」と云って立たせようとしたのだけれど拒否された。

そして彼女が口に出した言葉に仰天。
「50年前なら不二子ちゃんになれたかも知れないけれど、もう無理」だって。

私は(50年前でも60年前でも無理)と云いたかったが、受付の方が堪らず吹き出したのが見え、喧嘩しないで平穏無事に会場を後にできた。

絶対 見られた

2022-06-28 20:50:55 | 日記
本州以南では、体温超えの気温だとか。
皆さん、大丈夫? 生きていますか?

私が初めて体温超えの暑さを体験したのは京都。

瓦の剥がれた物置よりもひどい学生寮にエアコンは無くて、当時エアコンと云うものがあったのかどうかも知らない暑さ対策と云うものを考えたことも無い北海道人は、扇風機を買う事も思い浮かばず熱気の中に放り出された。

夏休みに入ったと同時に他の寮生が一斉に帰省したのは、夏の暑さを知っていたからに違いない。

それを知らないアホな北海道人は、一人残され自分も帰省するんだったと後悔したけれど後の祭り。

燃えるような暑さの中、生き残るには北海道へ帰るしかないと気付いた私はチケットを買う為に駅へ行こうと外へ出たけれどひと区画も歩けずパチンコ店やスーパーを伝い歩きしたのを思い出した。

もしあそこにパチンコ店が無かったら死んでいたかも知れないとマジで思う。

そんな暑さの中に今、大部分の方はいるんだねぇ。

昔は聞かなかった熱中症と云う言葉が毎日のようにニュースに流れている。
対処方法まで教えてくれるから便利な世の中になったと思うけれど、温暖化で私が喘いでいた時よりも数段暑い中で耐えなければならないのだから、本当に大変だ。


私の町では今日の最高気温は25℃。これでも立派に夏だ。
それを「暑い」と云うルンバ。
「それほど暑くはない」と云う私。

痴呆症状の中には感覚器官の機能低下もあると言う。
そう云えば私が入った後の風呂は熱すぎると小言を言われることが多くなった。

ボケてきていると思われるのが嫌で、私も「暑い」と何処かの議員のように即訂正発言。

穿かないと云っていた父の日にプレゼントされた短パンを出してきて早速替えようとしたのだけれど、気が付いたら下着の横からお玉さんとジェームスが顔を出していて、あわてて下着の中に押し込んだのだけれど、ルンバとスリスリの様子が少し変だ。

もしかしたら……しっかり見たんじゃないだろうか。

「見ていない」とは云うけれど、何か空々しいんだよなぁ…………

笑顔で歩いていたよね

2022-06-26 19:07:21 | 日記
昨日、厚岸町の「あやめまつり」が始まった。
数日前に書いたあやめケ原が会場だ。

10年以上前、現役で働いていた時、別の職場にいたR子さん。
年齢は私と同じでシャキシャキ動くリーダー的存在。
細かいことなど気にしないしっかり者の彼女とテキトー人間の私は妙にウマが合い偶然通路で会うと、しばしの長話。

私は定年と同時にサッサと辞めて念願だった車中泊の旅に出たが、彼女はさらに5年も勤めた。

会う度に「いつ死ぬか分からないから、仕事なんかサッサと辞めて遊んだら」と云うのだが彼女のヤル気か衰えることはなく、延長期間ギリギリまで働いて退職した。

一生懸命働いたので市街地からあまり外へ出たことが無いらしい。
車は持っているのに運転は苦手なんだって。

実は彼女の母親と私の母は女学校の同級生らしい。
そんなこともあって「あやめケ原へ行こう」と誘ったら友人M子ちゃんも連れて日帰りの3人旅になった。

その他にも色々な場所へ何度か行ったが「あやめケ原」はやっぱり彼女との思い出の地だ。



牧場横を通ると、車窓から見える牛や馬に大騒ぎ。
地吹雪防止用のフェンスには「あれ・・・・・何❓」と質問をする。
北海道に住んでいる人なら誰でも知っていることを彼女は知らないのだ。



「私って意外にバカなの」と云う彼女に大きく頷く私。
そのバカを払拭するために一生懸命観光ガイド兼運転手は頑張った(笑)

彼女は初めてのものが周り中にあるので大喜びの連続。
こんなに案内し甲斐のある人は初めてだった。

その彼女が一生懸命歩いたのが「あやめケ原」の遊歩道だ。
今でも楽しそうに歩いていた姿が目に浮かぶ。


私が「がん」になった時、「大丈夫なの❓」と心配してくれたが、「誰にも云わないでよ」と云う私のオネガイに「分かった、誰にも云わないから」と約束しながら、あっと云う間に私の病名は広がった。

女はお喋りなのだ。
SNSなんかよりも広がるスピードは凄まじい。


花火大会の時、Pが満車で困った私は彼女の家が会場に近いことを思い出し、携帯で電話して「車を置かせて」とオネガイしたら「良いよ、何台でも停めな」と軽い返事。
彼女は川の対岸でM子ちゃん達友人と見物しているようだ。

実はこれが彼女の声を聞いた最後になった。
その後、彼女も「がん」を発症したのだ。
東京で化学療法を頑張っていたR子ちゃん。

「もう少しで治療が終わるから、早く帰りたい」と云うメールを残し、彼女が帰ることは無かった。

だからアヤメを見る度に私は彼女を想い出す。
元気で気さくで、それでいて自分のことを「本当はバカなの」と云っていた彼女。

今年もアヤメが満開の時期を迎えた。

同時に流れ出た二種類の汗

2022-06-24 20:46:11 | ウォーキング
さ・・・・・寒い。
気温15℃くらい。

半袖は無理だろうと思うのに半袖を着たのはウォーキングで汗をかくと思ったから。

今年初めて春採湖一周4.7キロを歩くつもりだ。
家を出る前に、一応出るモノは出た。少しだけれど。

ジョギングするつもりはないので手にはカメラ。
春採湖を一周するコースはウォーキングする市民のメッカとなっているだけに顎マスクで歩いている人は多い。

接近した時だけマスクを上げて挨拶するのがこの時代のルールだ。



そこをお散歩気分で写真を撮りながら歩く。

見つけたのがアヤメのようでアヤメではないのかも知れない不思議な色の花。



最も場所を占領して威張っているのはフキだ。

坂を上がり下りして半周を過ぎた所でスピードアップ。
ノンビリ写真を撮っている場合では無い事態が発生したからだ。

残りの1キロは、まるで競歩。カメラを持ちながらの競歩。
それでも人が接近した時にはマスクをして挨拶を忘れない。

時々「ヤマ」が襲ってきた時には少しスピードを緩め、括約筋にギュッと力を集中させる。

タラタラと汗が吹き出た。
間に合うか・・・・・間に合うさ・・・・・きっと。